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元妻

 コインパーキングに車をとめ、フロントガラスから覗くと、これから向かうマンションが聳え立って見える。建物の麓にはマンションを見上げるように緑豊かな樹木が広がっている。立地といい建物といい安月給の山川には無縁なところだなと思った。

「うわー、なんか、陣内さんとは真逆の生活を送ってるって感じですね」

 山川はエンジンを切って瀟洒な建物をフロントガラス越しに見上げた。

「フン、それより何号室だ。早くせんと時間がないんだぞ」

 高木は機嫌がいいのか悪いのかよくわからない。牧野書房に続いて西田珈琲でも有力な情報が仕入れられたので、ご機嫌かと思いきや、今は不機嫌そうな顔をしている。

「えっと、2〇〇1号室です」

「アポはちゃんと取れたのか」

「はい、三十分くらいならお話しできるとのことでした」

「そうか。陣内さんの部屋に鑑識が入るよう依頼したのか」

「依頼の電話しましたよ。高木さんも隣で聞いてたじゃないですか」

「知るか。そんなことより早く行くぞ」

 高木が助手席から降りて先を歩き出した。山川も慌てて車から降りて、高木の背中を追いかけた。追いかけながら、「なんなんだよ」と心の中で舌打ちをした。


 毎日のように愛用している百円均一のマグカップとは明らかに物が違う。貝殻のように薄くてきらびやかな光を放つティーカップは、山川のごつくて大きな手には似合わない。高木の顔にもこのティーカップは全く似合わない。持つだけで壊れてしまいそうな華奢なティーカップを山川は恐る恐る持ち上げた。ガクガクと手を震わせながら、ティーカップを口元に近づけると爽快なミントの香りが鼻に届いた。息を吸い込みその香りをより深く味わってみると、気分が落ち着いた気がした。そして、生まれはじめてハーブティを一口味わった。

「お忙しいのに申し訳ありません」

 山川はティーカップを置いてから五味良子に頭を下げた。

「そんなに忙しくしてるわけじゃないですからいいんですけど、ただ、陣内のことと言われましても離婚して二十年になりますし、お話できるようなことは、特にございませんよ」

 良子は高木と山川の前に腰を下ろした。

「陣内さんが殺されたことはご存じでしたか」

「ええ、ニュースで知りました」

 良子がティーカップを口にした。彼女がティーカップを持つと絵になるなと山川は捜査とは関係ないことを思った。高木に気づかれたら睨まれるだろう。

「知って、どう思われましたかな」

 高木が彼女に質問した。

「どうと言われましても、ビックリしたとしか言いようがありません」

「最近、陣内さんに会われましたか」

「いいえ、会っていません」

「最近、陣内さんがこの辺りの本屋や喫茶店に姿を見せているのですが、あなたとは会わなかったんですか」

「ええ、会っていません」

「じゃあ、陣内さんはたまたまこの辺りで買い物して喫茶店に行ったということでしょうか」

「たまたまと言いますか、陣内の今の住まいは尼崎ですよね、ここは西宮です。すぐ隣ですから、別に尼崎の人が西宮の本屋や喫茶店に行っても、別に不思議なことじゃないですよ。ここが他府県ならわかりますけど。刑事さん、変な勘ぐりはやめてもらえますか」

 良子の目尻が吊り上がった。山川は無言で頭を下げた。

「若いのが失礼しましたな。では、私からもあなたに質問させてください」

 高木が引き継いだ。

「何でしょう?」

 良子は口元を歪めて、掛け時計に視線を向けた。良子の機嫌を損ねたので、予定より早く切り上げられるかもしれない。 

「陣内さんと離婚した時のことをお訊かせいただけませんか」

 良子が呆れたように肩をダランと落とした。

「そんな昔の話が捜査の役に立つんですか」

 良子が訝しげな表情を浮かべている。山川も良子と同じ意見で、そんな昔のことが、今回の捜査に役に立つものかと思った。ただでさえ、良子の機嫌を損ねているのに、今回の事件とは全く関係ないそんな質問をして火に油を注ぐだけじゃないかと思った。

「役に立つかはわかりませんが、被害者の情報は少しでも多い方がいいんですよ」

 高木が珍しくにこやかな表情でしつこく粘った。

「で、刑事さんは離婚した時の何が知りたいんでしょうか」

 良子は高木にきつい視線を向けた。

「あなたと陣内さんが離婚した理由です」

「離婚した理由ですか」

 良子が眉間に皺を寄せた。

「ええ。あなたは今の五味会長の長女で今の社長とは兄妹です。あなたと結婚した陣内さんは、当時の社長があなたの父親だったおかげで若くして部長になれた。あなたと離婚していなければ、今頃、陣内さんは現社長のあなたのお兄さんと共に経営陣になっていたでしょうな」

「そうだったかもしれませんね」

 良子の表情は冷めていた。

「なのに、陣内さんは離婚して仕事も辞めてしまった。陣内さんがあなたのような魅力的な女性と五味商事の地位を簡単に捨ててしまうとは思えないんですよ。だから、離婚はあなたの方から言い出したんじゃないですかな」

「ええ、そうです。わたしから陣内に離婚してくれと言いました」

「やはり、そうでしたか。何故、あなたは離婚を決めたのですかな」

「それと今回の事件とは全く関係ないことですよね。それを話さなければなりませんか」

「私は引っかかっていることが一つあります」

 高木が人差し指を立てて良子に向けた。

「引っかかってること?」

 良子はまた掛け時計に視線を向けた。そろそろ帰ってくださいと言われそうだ。

「もしかするとですが、私が引っかかってることが今回の事件と繋がっているかもしれないんです。あなたにご迷惑はおかけしません。過去の嫌な思い出で、言いにくいことかもしれませんが、お話しいただけると大変ありがたいのですが」

 高木は穏やかな表情を浮かべながら粘った。

「別に言いにくいことなんてありません。陣内が一方的に悪いんですから」

「では、話していただけますか」

「いいですけど、ほんとに事件とは関係ないと思うんです。それでもよろしければお話しします」

「お願いします」

 高木は慇懃に頭を下げた。

 良子は「わかりました」と言って、目を閉じた。それから一つ呼吸して話してくれた。

「当時のわたしは、あの人のことをイケメンで仕事もできる素敵な男性だと思いこみ好きになりました。なので、わたしの方から交際を申し込んで、三ヶ月ほど付き合ってすぐに結婚しました。ですけど、死んだ人を悪く言いたくはないですけど、本当の彼は中身は空っぽでどうしようもない男だったんです。当時のわたしは世間知らずでそんなことも見抜けませんでした」

「なるほど、陣内さんは中身は空っぽでしたか。あなたがそれに気づいたきっかけは何だったんでしょうか」

「ある日、兄からあいつはどうしようもない男だから別れた方がいいと言われました。わたしがなぜかと訊くと、仕事はいい加減で、嘘をつく。女性にもだらしないからだと兄は言ったんです」

「お兄さんの言葉を信じて別れたわけですか」

「いいえ、仕事のことはさておき、わたしも陣内が女性にだらしないことは、何となくわかっていましたし、別に遊びならいいかなとも思っていましたので、それですぐに離婚しようとは考えていませんでした」

「それがなぜ離婚すると決めたんですかな」

 高木が前のめりになった。

「兄はわたしに話すべきかずっと悩んでたようですが、兄からあることを聞かされて別れる決心をしました」

「あることとは何ですかな」

「仕事、女性関係などで不信に思っていた兄が陣内に興信所をつけたんです。その時、兄は会社のためとわたしのためにだと言ってました」

 良子はそこで呆れたように鼻で笑った。

「興信所の報告はどういったもんでしたか」

「陣内の仕事はいい加減を通り越してました。兄はそれに気づいていたので、興信所を頼んだんだと思います」

「仕事がいい加減を通り越していたとは具体的にどういったことでしょうか」

「横領をしていたようです」

「ホォー、そうでしたか」

 高木が何度も首を縦に振った。

「そして、やはり浮気もしていました」

「あなたは先ほど浮気くらいはいいとおっしゃってましたが」

「ええ。ただの浮気くらいならいいとは思っていたんですけどね」

 当時のことを思い出したからなのか、急に良子の顔が歪んだ。

「ただの浮気じゃなかったわけですな」

 高木の目が鋭く光った。

「ええ。陣内はその浮気相手を妊娠させてしまったようです。陣内はその女性に子どもを堕ろすようにだけ告げて、そのまま女性を捨てて逃げたそうです」

「やはりそうでしたか。それで離婚を決めたわけですな」

「ええ。他人の旦那に手を出した泥棒猫に対しての怒りもありましたけど、それ以上に彼女にそんな仕打ちをした陣内が許せなくて、人間として最低だなと思いました。この先、彼と一生を共にする気にはなれませんでしたので、離婚すると決めました」

「それで、陣内さんは仕事を辞めさせられたわけですか。それらが事実なら自業自得ですね」

 殺されてしまった陣内だが、山川は彼に対して少し怒りを覚えた。

「ところで、妊娠した陣内さんの浮気相手の女性についてわかりますかな」

「ええ、名前くらいならわかります。兄からもらった興信所の報告書は今でも残しておりますから」

「是非、それを拝見させてください」

 高木の声に力がこもった。

「わかりました。報告書をお持ちしますので、少しお待ちください」

「よろしくお願いします」

 高木が頭を下げた。良子が席を立って奥へと消えた。

「陣内さんの当時の浮気相手の女性が今回の事件と関係しているんですか」

 山川が高木に小声で訊いた。

「ああ。その浮気相手の女性がというより、その時、妊娠した子どもだな」

「子どもですか。でも、さっきの話だと、陣内さんは浮気相手の女性に子どもを堕ろさせたんじゃなかったんですか」

「陣内さんは子どもを堕ろすように告げて、その女性を捨てて逃げている。その後、女性が本当に子どもを堕ろしたのか、それを調べる必要がある」

「そうなんですか」

 山川は首を傾げた。

「お待たせしました。こちらです」

 良子が戻ってきて、興信所の資料をテーブルに置いて、高木と山川の方に滑らせた。

 山川は、「拝見します」と言って資料を手元に寄せた。その資料は少し色褪せ、二十年の年月を感じさせるものだった。資料を手に取るとずっしりとした重みを感じた。当時、良子はこの報告書を実兄から見せられてどんな気持ちだったのだろう。この表紙にある染みは、もしかしたら彼女の涙なのかもしれないと山川は思った。

「おい、見せろ」

 高木が右手を出したので、山川は「はい」と言って、高木に報告書を手渡した。

 高木は山川から報告書を受け取ると勢いよくページを捲った。そして、あるページで捲る手が止まった。じっとそのページを睨むように見ている。

「おい、この名前をひかえろ」

 高木が資料をテーブルに置いて、そのページのある文字を人差し指でさした。

「わかりました」

 山川は高木の人差し指の先を見た。そこには『佐山孝恵』と記載されていた。この女性が陣内の不倫相手の女性のようだ。それを見た高木はすごく興奮しているが、この女性が今回の事件とどうして関係があるのか、山川にはピンの来ていなかった。


 五味良子のマンションを出てから、コインパーキングまでの短い距離を高木は山川が追いつけないくらいの速さで歩いた。

「高木さん、どうしたんですか」

 山川が追いついて高木に訊いた。

「繋がったな」

「何が繋がったんですか」

「佐山孝恵がだ」

「それは、陣内さんと佐山孝恵は不倫の関係だったんですから、元々、陣内さんと佐山孝恵は繋がってますよね」

「そんなこたあ、わかってる。西田珈琲のマスターの言ってた通りかもしれん。いや、多分間違いない」

 高木はコインパーキングに入り車の前で立ち止まった。

「マスターの言ってた通りですか」

「そうだ。マスターの言ってたこと覚えてるか」

「ええ、一応」

 山川が車のキーを開けた。

 高木は「一応かよ」と言って舌打ちをしてから、助手席に乗り込んだ。山川も運転席に乗りこんだ。

「西田珈琲のマスターは、陣内さんと会っていた若い女性、それと連れていた子どもの関係を最初はどう思ったと言っていたか覚えてるか」

「確か、おじいさんと娘と孫かと思ったと言ってました」

「それだ」

「どういうことですか」

 山川は首を傾げた。

「どういうことですかって、お前は相変わらず何も考えてねえな」

「すいません」

「急いでるんだ。ボーッとしてないで、早くエンジンをかけろ」

 山川は「わかりました」と言って車のエンジンをかけた。

「陣内さんの部屋にあったレシピ本の著者だ。覚えてるな」

 覚えてるも何も、山川はレシピ本の著者の名前を見ていなかった。

「いえ、覚えていません」

「覚えていませんじゃなく、見ていませんでしただろ」

 山川が「すいません」と言うと高木は「フン」と鼻を鳴らした。

「あのレシピ本の著者は佐山向日葵となっていた。佐山孝恵と同じ佐山姓だ。佐山って姓はそうあるもんじゃない」

「それって、もしかして」

「ああ、佐山向日葵は、佐山孝恵と陣内さんとの間にできた子どもかもしれん。ただ、佐山向日葵は子どもを連れていた。もし、結婚して姓が変わっていたのなら、佐山向日葵の旦那の方がそうなのかもしれない」

「佐山孝恵はお腹の子どもを堕ろしたんじゃなかったんですか」

「陣内さんは佐山孝恵に子どもを堕ろすように告げただけだ。佐山孝恵が堕ろさずに生んだ可能性は充分に考えられる」

「高木さんはそれで五味良子の離婚の理由を知りたかったわけですか。佐山向日葵についてすぐに調べないといけませんね。署に戻りますか」

「いや、その前に牧野書房に行け」

「牧野書房ですか」

「ああ、そこで佐山向日葵のレシピ本を買って西田珈琲に行く」

「また戻るんですか」

「レシピ本には佐山向日葵の顔写真が載っていたはずだ。それを西田珈琲のマスターに見てもらう」

「わかりました」

「それと、署に電話して、誰かに佐山向日葵について調べてもらってくれ。旦那の情報もほしい。結婚して佐山向日葵が佐山姓になったのなら、旦那の方が陣内さんの子どもかもしれんからな」


「西田珈琲で陣内さんと会っていた若い女性が佐山向日葵で間違いなかったですね。でも、どうして陣内さんは佐山孝恵が堕ろしたはずの自分の子どもが生まれていることを知ったんだしょう」

「そこは、まだわからん」

「でも、佐山向日葵は陣内さんに強請られて現金を渡していたのは間違いなさそうですね。それで、飲んだ帰りの陣内さんに現金を要求されて殺してしまったってとこですか。犯人は佐山向日葵で間違いなさそうですね」

「てめえは、相変わらずバカだな。そんな単純なもんじゃねえ。今わかったのは陣内さんが西田珈琲で会っていた女性が佐山向日葵で、その佐山向日葵、もしくは佐山向日葵の旦那の母親が二十年前の陣内さんの浮気相手だった佐山孝恵の可能性が高いとわかっただけだ」

「高木さんは陣内さんを殺害したのが佐山向日葵じゃないと思ってるんですか」

「そうだな、佐山向日葵に話をきく必要はあるが、陣内さんを殺害したのが佐山向日葵だとは思えんな」

「西田珈琲で強請られてたのは佐山向日葵で間違いないですよね。高木さんは何が引っかかってるんですか。教えてくださいよ」

「このレシピ本を見れば、佐山向日葵の犯行でないことはわかるだろ。何故、お前はそれがわからんのか、こっちが教えてほしいわ」

「すいません」

「レシピ本の著者の欄に佐山向日葵のプロフィールが詳しく書いてある。もう一度、そこをよく見てみろ」

「著者のプロフィール欄ですか」

 山川はレシピ本を手に取って、著者のプロフィール欄を見た。そこには、佐山向日葵の顔写真と出身地や生年月日、身長、体重といった内容が書いてあるだけだった。山川は首を傾げるしかなかった。これで何がわかるんだろうか。

「まだ、わからんのか」

「はい、わかりません」

 高木は呆れた表情を浮かべてから説明をはじめた。

「陣内さんは右頭頂部を公園にあったブロックで殴られている。右頭頂部だ」

 高木が自分の右頭頂部をおさえた。

「陣内さんの身長は百八十五センチだ。身長が百五十五センチの佐山向日葵が百八十五センチある陣内さんの右頭頂部を殴って即死させられるか。それに鑑識の報告書には現場にあった下足痕の足のサイズは二十八センチとなっていた。佐山向日葵の下足痕とは考えにくい」

「まあ、確かにそうですね」

「お前は鑑識の資料やこのレシピ本にしっかり目を通してないから、わからんのだ」

「じゃあ、佐山向日葵は結婚してますから、強請られていることを旦那に相談して、旦那が陣内さんを殺ったとか」

「そうだな。その可能性はある。そこに佐山向日葵の旦那の情報はあるのか」

 高木が山川が机に広げてある取り寄せた資料に顎を向けた。

「ちょっと待って下さい」

 山川は資料に視線を落とした。

「どうだ」

「ありました。佐山向日葵の旦那は佐山幸仁で旧姓が三浦幸仁ですね」

「旧姓? 男が結婚して佐山になったわけか」

「そのようですね。めずらしいですけど、最近は昔と違って、色んなパターンがあるみたいですよ。佐山向日葵が天涯孤独だからですかね」

「そうなると、佐山向日葵が佐山孝恵の子どもの可能性が高くなったな」

「そういうことになりますね」

「だが、さっきも言ったが佐山向日葵が陣内さんを殺害したとは考えにくい。旦那について教えてくれるか」

「えっとですね、三浦幸仁の家族は父親が三浦孝士で、母親は三浦翔子です。幸仁は一人息子のようですね」

 山川がそこまで言った後、「えっー、マジか」と声を上げた。

「どうした」

「佐山幸仁の父親の三浦孝士はスーパーミウラの社長ですよ」

「スーパーミウラって、この辺りで見かけるあのスーパーミウラか。佐山幸仁は一人息子なのにスーパーミウラの後を継がなかったのか」

「ちょっと待って下さいよ。俺、すごいことに気づいたかもしれません。今から下の受付に行ってきますから、高木さんちょっと待ってて下さい」

 山川は勢いよく立ち上がり、部屋を飛び出して階段を駆け下りた。

「おい、どうした」という高木の声を山川は完全に無視した。



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