大逆転,真の主人公サトシと真・美少女が異世界からやって来た。
異世界から来た雅史の歴史にピリオド
トムとサトシは遺跡に入り四日目やっと最奥へ来た,二人共ボロボロで目の下に隈が出来て居た,二日目の休憩出来る場所以外はもう休める場所無く,バックパッカーの推進材予備も,もう残り僅かで現サトシは早く帰って欲望を出したい気分だった。
「サトシ………もう限界だよ。」
「私もだトム………」
『早く帰って私の彼女達を,抱きたい………抱きたい……』
その頃ドラグーンには帰還を果たした,外見ピンクの子熊のアーノルド……いやサトシの魂が入った,プリティーベアーのサトシがラムタラと話して居た。
「なかなか斬新な姿でのご帰還でしたねサトシ。」
ラムタラからエネーブルが居なく成った理由は聴いた,隣には着替えて来たルリエスティーナが未だにキョロキョロしてる,落ち着かないし食事は美味しいが雅史程ではないとか,呟きが聞こえ更に凹むサトシだった。
「アイツの調理スキルに,ラムタラの自動調理が負けるなんて……」
「スキルだけでは無いですよ,マサさんは優しさも入った美味しいお菓子が食べれますから,定食屋やギルドの食事処よりは美味しい程度ですが,王都のレストランには勝てませんが。」
ラムタラは何も言わない,そもそもそんなにライフラインに干渉するつもりは無い,食事は全て全自動調理機を手に入れた,サトシの責任だからである。
「私を巻き込むなサトシの魂,だが前より強く成って帰還したな。」
魂のエネルギー質量が最終決戦より数十倍まで成長し,何か不思議な力までサトシの魂から感じたラムタラ。
「数年ぶりに帰ってきたが,本当に半年位見たいな船内だな………俺の私物の一部が無いし,新しい部屋に戦いの後に恒星に捨てれるか確かめようとした,薬が使われてるし最悪だ。」
サトシは今身体に居座ってる,他の次元から来た雅史を倒す為に,新しいスキルの魂の一撃を使う機会を待って居たが,どうやら悪行が過ぎたらしく中々帰還予定日を過ぎても帰って来ない。
「ラムタラ,トムの位置は?」
ラムタラは検索すると遺跡の最奥と判明する。
「遺跡最奥の最後の部屋の前で,10分位休んでる模様。」
頭が痛くなって来たサトシ,異世界から帰還したが何時までスキルが使えるか分からないので,早く決着を着けたかったのだが。
「………あの~此方にセーラ姫は来て無いのですか?」
「あの遺跡でそんな人物は,救出されてません。」
サトシは知ってるが言えない,これは雅史とルリの問題で自分が言う事ではないからである,それに卑怯をしてまでルリの心を振り向かせたくは無いからだ。
その頃現サトシはサイコブレードを出し,最後のガーディアンと戦って居た。ガーディアンはファンタジーに出て来る,外見レンガ作りのゴーレム外装のガーディアンだが,指からたまにレーザーが発射されるので,2人で連携して腕の関節部分をぶった切ったばかりだが,何か胸騒ぎがする現サトシ。
「トム,何か胸騒ぎするんだが。」
「僕は嫌な予感がするよ。」
トムは目の前のガーディアンと外から,自分を左右する何か嫌な予感がした。
「サトシ,ガーディアンの額に数字が……」
現サトシがガーディアンを見たら,完全に自爆カウントダウンしか無い,数字が表記されてもう20秒しかない。
「オチが在るなら,あのカウント表記の頭か心臓部を破壊すれば,大抵止まるはずだけど………」
迷って居る暇は無いので。
「トム,私がヤツを引き付けるから,ヤツの首関節のコード類ゴト切り落としてくれ。」
「分かった。」
もう10秒に差し掛かる前に現サトシは,ガーディアンを翻弄するような動きをしながら,センサーカメラに目眩ましペイント玉と,センサージャミング球の最後の一つを投げ,後ろのトムトム入れ替わりトムが渾身の一撃で,硬い首を切り裂きコードからスパークが見える,頭のカウントは進んでたが目の光が消えると,カウントも消えガーディアンは倒れ動かなく成る。
「………つ……疲れた~」
疲弊する二人,一応奥へ向かうと仕掛け扉があり,一応チェックしてから壁のスイッチを押すと,宝石や金塊の山が有ったので5~6年は遊んで暮らせそうな大金クラスの,財宝の山だったがロストテクノロジーは無かった。
「これでハニー達の資金に困らない。」
だがサトシの態度が変わる。
「大半は私が貰う,トムは一割だ。」
「そんなぁ~」
この時トムは結構滝の裏で回収した財宝が,ココの財宝以上在ったがサトシの今の言動や,ココまでの怪しい行動やたまにオカシイ言動に,仲間としてやって行けるか疑問を持ち始めて居た。
「さて帰ろトム。」
「………だね。」
トムは帰ってから今後の事を考える事にした,二人は遺跡奥の出口に向かい階段を上がり,ドラグーンから少し離れた川沿いに出た,推進材も無いので冷たく浅い川の中を進み,対岸を上がるとピンクの子熊と美少女が居た。
「待ってたぜ。」
トムはそのセリフで分かったが,それより驚いたのはいつの間にかバックパッカー無しに間合いを詰め,サトシの心臓目掛けてパンチを繰り出す子熊姿のサトシ。
「食らえ魂の一撃」
「…………」
サトシの魂がプリティーベアーから離れ,自分の身体に入り黒く淀んだ魂が何故か見えたサトシは,迷い無く異世界の自分の魂に向かって。
「これで終わりだバカ野郎ー!!」
『ば……馬鹿な………俺の計画がぁ………』
黒く淀んだ魂を切り裂き,魂は無へと帰って行き後味が悪いサトシだった。
「………サトシだよね?」
疑い深く聞くトム。
「数年ぶりだぜトム。」
「?数年ぶり??」
混乱するトムにサトシは帰って来た身体を調べたが,何か少し臭いしボロボロだったので気に入らないのだが,プリティーベアーは何故か手乗りサイズに成りルリに甘えて居た。
「何であのクマはスキル使えるんだよ。」
元々彼のスキルだからです,サトシはもう自分のステータスを見れないが,試しに神速を使ったら使えたのでどうやら,魂に会得したスキルは使えるらしい。
「さて祐奈の嬢ちゃんや,あのモテ野郎を殴りに戻らないとな。」
サトシは空を見上げると黒髪の美少女が,光を発して降りて来る,まるで昔見たファンタジー映画の様に。
「お嬢様的な美少女だが,スカートの中見えないぜ。」
ルリは軽蔑な眼差しで見ていたが,何か胸騒ぎがした……最大の敵の予感がした,この子を雅史に逢わせとはいけないと,ルリエスティーナは直感で雅史の一番最初の恋人では無いかと,直感が訴えて居た。
『悪いけどアーノルドさんの,恋人に成って貰いましょう。』
だが策をせずとも良かったと,後のルリエスティーナは思ったが,それはまだ先の話し。
「…………?」
「き……気が付いたか?」
少し緊張するサトシだがいきなり。
「………マサ愛してる………」
サトシは唇を美少女から奪われる,しかもサトシはまたアイツかと毒付くが,美少女の熱烈なキスの嵐にサトシはなすがままキスされて居た。
「一年位ぶりだからもっとキスしよ。」
「…………」
更に濃厚なキスにサトシは成人同人誌しか知らない,キスの経験をタップリ味わう事に成った………,サトシは美少女の虜に成ってしまった。
「………あの~どちら様?」
トムがサトシにキスしてる美少女に聴くと。
「何言ってるのですか?優姫ですよトムさん冗談は………え?トムさん太りましたか?」
「失礼な,僕のボディーはこれが標準だよ。」
美少女はポカンとしフリーズする,美少女優姫はキスした相手に聞く。
「……マサよね?」
『やっぱアイツの関係者か,いつか殴り倒す。』
「俺はサトシだ。」
だが美少女は信じず。
「その割には,ディープキス変わらず素敵だったけど。」
知らないが身体が反応したとは言えないサトシ。
「………………………やっぱり………」
ルリエスティーナは直感が当たったが,どうやらライバルには成りそうに成さそうな気がしてきた。
「マサ,今夜は寝かさないから。」
「俺はサトシだぁー!!」
こうしてサトシは身体を取り戻し後の出来ちゃた入籍する妻優姫や,やっぱり恋人に成らなかったルリエスティーナと,二人目と三人目の嫁に逢いにあのファンタジー異世界に向かう,サトシの旅の始まりは優姫の誤解を解く事から始ま………ら無かった,ルリエスティーナが解決するからだ。
ルリエスティーナは優姫と少し離れた場所で,不思議な髪飾りリボンを使い話をした。
「彼はマサシさんではなく,この魔法が使えない異世界のサトシて言う人らしいです,それに今のマサさんは支えてくれる彼女が居ます。」
その話しに驚愕する美少女……名前を優姫らしいが,経たり込む。
「私が帰るて言わなかったばかりに,まさかマサを好きに成る人が居たなんて………」
手で顔を覆うと。
「私の理想の男に染めてたのに,あと髪型いじったり太った体型を色々して痩せさせて,色々私色に染めてたのに!」
とんでもない策士だた,しかもルリエスティーナはそれを聴いて,マサが可愛そうに成ったので。
「じゃああのサトシさんなら,マサさんより聞いてくれますよ,彼女居ないですし惨敗王ですし。」
優姫は目の奥に光が宿る,まだ悩んで居るが雅史より背が高いし,雅史以上にうぶで色々甘やかしてくれそうだし,それに[新しい世界に行きたいですか?]のパネルに,興味本位でタッチしたし構わないかと開き直る。
「貴女は彼の彼女じゃあ無いの?」
優姫は直球で聴くと。
「ミリスタさんにぶつかられて,事故で来ただけです。」
ミリスタの名前を聴いて,顔が引き吊る優姫。
「相変わらずぽいわね。」
ルリエスティーナは,優姫がミリスタを知ってると確信した。
「トムさんと不毛なオセロて,ゲーム勝負してました。」
「私はトムさんに敗ける気しないのよね。」
「私も同じく。」
空にミリスタとトムが惨敗する顔が浮かぶ。
「そうだ自己紹介まだでしたね,私はルリエスティーナ……ルリて呼んで。」
「ルリね私は優姫………そうねライバルからはユーちゃんとか呼ばれてたわね。」
優姫は地球で幸せに暮らす恵理を思い出しながら,もう一人の自分を思う。
『子供と幸せに暮らしてるわよね,もう一人の私は。』
もう戻れない地球に向けて,優姫は前に進む事にした。
「ルリさんはこれからどうするの?」
優姫はルリに聴くと。
「一応元の世界に戻る方法探します,戻れるかは分かりませんが。」
『マサさんには会わせないようにしないと。』
「………まあ私はあのサトシさんのお嫁さんでも構わないかかな,私色に染めれそうだし背も高いしマサより目が格好良い。」
ルリは呆れて居た。
『普通に浮気しそうな人ですね,マサさんと同じなら良いのかな?ユーさん?」
そんな事を話してるとは知らないサトシは。
「アイツの関係者だが,俺は彼女が好きに成りそうだ。」
結構惚れ易いヤツだった。
優姫「次回に続くらしいですよルリさん。」
ルリエスティーナ「ヒロイン固定されるのかな?」
次回に続く。
親の体調不良により次回未定