サトシの異変と,買い物。
サトシの中身暴走します。
鶴座星系にある宇宙一物が揃う星に向けて,ワームホール航行を開始していた。
「食事はココで食べれるぜ。」
エネーブルが三人を案内して居た,部屋も空いてる居住区を適当に任せたら,エルリーナがサトシの部屋が良いとか言ってたので,現在のサトシは使いたくないと言ってた部屋に案内したら,三人はドン引きして部屋から出て来た。
「確かにヤツはこの部屋にを使わない筈だ。」
宇宙アイドルの過激な物や,色々ヤバい物が散乱していた。
「サトシさんてこんな趣味が………」
ロゼのサトシへの好感度は,マイナスである。
「マサとは違って,欲望丸出しですね。」
カルミアは元々好感度すら無い。
「私を夢中にさせます………。」
何か勘違いしてるエルリーナ,だが夢中何処かエルリーナが後に早まった行動を取る。
「本当にヤツの趣味は,変態紳士レベルだな……今のサトシが使わない訳だ。」
「「…………」」
エネーブルはエルリーナとロゼに,絞められた。
「本当の彼の部屋は?」
首を締め上げて聞くロゼ。
「船長なんだから,船長室に決まってるだろ。」
「……次嘘付いたら………」
「私も加勢しますよロゼ。」
エネーブルは前のサトシの部屋を閉め,サトシがこれ以上立ち入り禁止場所前まで案内した。
「この先は立ち入り禁止だ,本人の了解取らないと入れない区画だ,俺は二つ部屋在るがサトシはリラックスの為に,色々部屋を区分けしてる……」
ロゼとエルリーナは普通に侵入すると,天井からタライが降って来たが,ロゼは回避したがその直後にヤカンが頭に直撃,エルリーナはタライが二つ直撃……警告トラップに,二人はダメージを受ける。
「俺の話は最後で聞こうな。」
「「スイマセン。」」
カルミアはうろうろしていたので聞くと。
「今アイデアが,小説書きたいので書く物を。」
トムが思い出しさっきのサトシの部屋から,小さい棒を持って来た。
「相当古いけど,プリンターは後で出すからこれ使うと良いよ。」
「……えーと紙とインクを………」
困るカルミア。
「チッチッ……古いよお嬢さん」
キザに言うトム棒のボタンらしきのを押すと,棒の横に何かが出現した。
「タブレット端末まだあったのか?」
エネーブルは骨董品を見る目でそれを見る,何も無い場所にキーボードや画面があり,昔サトシの幼少期の日記が入ってたらしき端末である。
「使い方を教えるから行こうか。」
トムはカルミアの部屋に向かった。
「アレを知らないのが使うには,難度有りすぎだろうよ。」
カルミアが使いこなすのに,数日で使いこなした。
「食堂に戻るかい?」
「「お願いします。」」
エネーブルは他にも教えながら,食堂で食事を頼む。
「魚介類たっぷりパエリア。」
チン
「「お~」」
好奇心で目が輝く二人は。
「チョコ」
「在庫切れです……マスターサトシが,さっき食べたので終わりです。」
膝を付くロゼ,更にサトシの好意度が相当下がる。
「サンドイッチと紅茶を。」
「種類の提示求む。」
エネーブルはフルーツサンドイッチと,サラダやツナや卵のサンドイッチが有ることを教えた。
「……フルーツサンドイッチ……それは興味深いです。」
「紅茶もストレートやレモン,アップルやロイヤル等色々有るから,このマイク下のメニュー表呼び出しを押せば,食べれるメニューや飲み物一覧がでるぜ。」
エルリーナに更に教え,気になるメニューをエルリーナはタップして注文すると。
チン
「これがフルーツサンドイッチ………,あとロイヤルミルクティー。」
「私は飲み物を………アイスココア。」
チン
「……冷たいのも出るんだな。」
普通に分析するロゼだった。
「仕方ないアレを食べようと。」
雅史からは家族揃ってから食べなさいと言われてた,白い薄い箱を出して開くと色取り取りのチョコケーキがあった。
「………ぐすん……マサシさんに会いたい………」
『マサシさんに頭を撫でられて,癒されたい。』
誕生日の次の日にルナリアに案内されて,二人で盗み食いした同じテラミスを食べると,やはりルナリアとマサシとシャロに会いたくなる。
「………ん~美味しい~」
『やっぱりマサシさんのチョコは,癒される。』
「なんですのそれは。」
目ざといエルリーナが飛んで来た。
「これはマサシさんの私への愛情テラミス
,親友だろうが親だろうが先輩だろうが渡さない。」
「………一口だけでも………」
フォークで一口だけテラミスを分けた。
「………幸せの味~」
「だろ~,それにマサシさんの優しさも感じるし。」
「じゃあもう一口。」
「一口だけて言っただろ。」
『これはマサシさんが私に作ってくれた,大切なテラミスなんだぞ。』
他のチョコケーキを仕舞い,テラミスと少しほろ苦いアイスココアを飲む。
「あ~」
エルリーナはこの時点で雅史に傾いていた,好奇心が勝るまでは……,二人はカルミアの部屋に向かうと文字を,疑似キーボードを使いながら色々レクチャーされていた。
「もう文字を打ち込むのは大丈夫だから,文書の保存方法は………」
何を言ってるか理解出来ない二人だったが。
「あの嬢ちゃん,なかなか賢いな……マスターが早いぜ,あとサトシには付いていくなよ,部屋に連れ込まれたら助けられないぞ。」
エネーブルは忠告するがエルリーナは何かに気付き,ロゼにバレない様に通路を見ると,休憩に自室に向かうサトシを見付け,好奇心には勝てずエルリーナはエネーブルの忠告を無視し,サトシを尾行することにした。
「彼の後ろなら発動しないのね。」
だがこれはサトシの罠であった。
『異世界には帰さない,私のハーレムを異世界で作る……前のサトシの物で,全員私の女だ。』
サトシは部屋に入り,エルリーナは好奇心で部屋を覗こうとしたら,開いた扉から出た手に掴まれ部屋に連れ込まれてしまった。
「悪い女の子には,お仕置きしないとな。」
『私に逆らえない身体にしてやるよ,キスで堕ちる美少女エルリーナ。』
壁ドンされながら,再びキスされてパニックに成るエルリーナ,だがさっきのキスとは違うキスでエルリーナは,サトシのキスの虜に成ってしまった訳では無く,サトシはキスと同時に怪しい媚薬カプセルをエルリーナに飲ませる。
「まだ終わらないよ,着くまで20時間在るからなタップリ,キスとか教えてあげるね。」
『私に従順な彼女に洗脳してやる。』
「………おねがいしゅましゅ……」
エルリーナはキスされながら,サトシの毒牙に掛かってしまったのである,エルリーナは薬が効きて来てサトシの命令を聞いてしまって居た,エルリーナはサトシに逆らえず言われるまま,サトシは思うままエルリーナを堪能する……そしてロゼは。
「エルリーナもう部屋に行ったのか?」
いつの間にか居なく成ったエルリーナ,ロゼは仮の自室に向かい雅史から貰ってる飲み物を出して,チョコケーキを堪能を始めた。
エルリーナは目を覚ますと,何故か裸でベッドに寝ていた……サトシと激しいキスをした辺り以降記憶がない。
「何か頭が痛いです……」
ムクリと布団から出ると,灯りが着き仮の部屋に居た。
「何で私は部屋に戻ってるのかしら?」
部屋の隅には旅行鞄,あと口から知らない臭いがした…服はテーブルに畳まれて居たが,何か違和感を感じるエルリーナ。
「何か気持ち悪い………」
吐き気と気持ち悪さから鞄から新しい下着を出して,部屋に併設されてるシャワー室に向かうエルリーナ,シャワーの前に立つとお湯が適温で出てくると,白い何かを吐いてしまう……あと気だるさと疲労を感じ。
「………何か嫌な気分です,気持ち悪い……」
好奇心で何かを失ったエルリーナだった,エルリーナは適当に服を着て少し眠り体調が良く成ってから,ロゼの部屋に向かうと扉は開かず居ないらしいので,食堂に向かうとロゼはまた居なかったがトムが居た。
「トムさんおはようございます。」
「エルリーナだったね,おはようなのかな?」
トムはいかにも昼飯らしき,唐揚げの山を食べて居た。
「目覚めたばかりなので,時間が分かりません。」
トムが指さす方向を見ると,数字が沢山ある壁を見る。
「一応昼前だね,エネとサトシはロゼだったかな?あの子の狙撃評価してるはず。」
どうやら本気でロゼは,遺跡に一緒に同行したいらしい。
「君はどうするの?」
「私は………」
トムの問いに答えられないエルリーナだった。
その頃ロゼはバーチャル映像の敵と対決中,ロゼはもう敵に百回即死していたが,敵の撃破率は70%なので腕は悪くない。
「ブルー彼女は,アナログ火器管制に向いてるな。」
「だな………アレでは命が幾つあっても足りねえよ。」
よくファンタジー世界で,銃片手に生き残れてるのか不思議だと思う二人だった。
「この船の狙撃手の他は?」
期待するロゼに遺跡調査同行採用評価は。
「「同行は不採用。」」
ロゼは膝を付く,ロゼは汗を流す為に部屋に向かう途中で,サトシに興味があり付いて行き,部屋に通されシャワーを借りた後から記憶がない………気が付いたロゼは隣を見るとサトシが居て,何故かベッドに寝て居たロゼは反射的に逃げようとしたが,何故かサトシに逆らえ無いし身体に知らない感覚に襲われて,抵抗出来ずに激しくされながら意識が薄れて行く。
『ファンタジーの私よ,ロゼとエルリーナは私の虜だ,非合法でもな……私のにもう夢中だ,私無しでは生きられない身体に更にしてやる。』
とんでもな屑に成って居たサトシかと思ったが…
『バカな魂だ操られてると知らずに,まさか女の裸や下着で精神体に隙が出来るとはな,この異世界人の魂に寄生した甲斐がある……,あの方の為にこの身体を手に入れてみせるそして,この世界の計画の供物を奴らに渡す。』
エルリーナとロゼに再び魔の手の影が忍び寄る,その頃エルリーナはエネーブルに案内され,目覚めたエリスと再開した,エリスは家に帰りたい様だ……エリスの前に光輝く何かが現れた。
「何ですこれ?」
「何でなにも無い場所に………ラムタラ!」
ラムタラが分析を始めると。
「異空間から出た何かとしか………」
解析不能は無いラムタラでも解析不能な物……だった。
光はエリスを包み一瞬で服を着ていたエリス,光は可愛らしいリボンに変わりエリスの髪形がポニーテールに変わる。
「アレなんだこの通信?誰だ」
「「「え?」」」
再び雅史の声がエリスのリボンからした,しかも何か眠そうである。
「マサさんですの。」
リボンが光り何かを見せ始める。
「アレ?エルリーナちゃんに,通信機渡してない筈だけど……数足りなかったし。」
「実は………」
エルリーナは見え始める眠そうな雅史に,エリスに現れた光を話したら。
「それ私が手に入れた,製作者と同じ存在かもね。」
ボサボサ頭で眠そうに言う雅史。
「コイツが,ファンタジー異世界のサトシか!」
「サトシではない雅史だて,そっちは異世界でも魔法が無いらしいね,やはり魔力エーテル無い世界では魔法は使えないみたいだね。」
眠そうにしながら分析をする雅史。
「その代わり宇宙に出れる技術は,ファンタジーだろうがゴホン,凌駕する技術が在るみたいだね。」
危うく地球と言いそうに成った雅史。
「たぶん昨日エルリーナちゃんのお父さんには,報告しといたよ……やはり時空間の影響あると,時間が変わるらしいねアーノルド……いやサトシで検証出来た,昨日のそっちのトムやロゼちゃんの話や,カルミアさんの話を纏めると………」
同日に誘拐された四人の時間差は,ラスボス的な敵の影響で本来のロゼ達と同じ日に,そちらに渡る時間軸が乱されロゼ達より2週間早く異世界に渡らされたのだと,雅史は結論を話した。
「何かエルリーナちゃん達が酷い目にあったら,私が魔法で燃やして倒すからね,いつでも言ってくれ。」
優しい雅史の言葉にエルリーナは戸惑う,昨日のキスの後の事が少し思い出し,エルリーナは雅史とサトシのどちらが愛せるか迷い始めた。
「私は家に帰りたいです。」
エリスが普通に言うが。
「それが出来れば,もう救出に行ってるけどね。」
困った顔をしてる雅史だった。
「サトシより良いヤツだな,船長に成って欲しいぜ。」
「それは無理だよ,何かしらの役割が私にはある,たぶんそれがアーノルドが倒せなかった敵だろうな,のんびり旅が出来ないな全く。」
だが何もまだ準備をしてない雅史だった,エネーブルはこの時決心する,もしこの異世界に行けたらサトシと別れ,こっちの雅史とコンビ組もうと,早くラムタラに修理を頼んだがそんな必要は一週間後に無くなる。
ロゼは自室にフラフラしながら帰って行き,気持ち悪いのを洗い流す為にシャワーを浴び,自分の恋心はマサシにあるのに,サトシに何故か命令に逆らえず身体を重ねてしまった罪悪感と,知らない感情の何かでロゼは自分が分からなく成ってしまった。
「……何故私はマサシさんに捧げる筈だったのに,彼に抱かれてしまったんだろう……私は……ワタシは………」
泣きながらベッドに眠るロゼ,エルリーナに起こされるまで眠り続けた。
「ロゼ,到着するらしいですわよ。」
「この前のお姉さんですね。」
隣には目覚めたエルリーナの妹が居た。
「さっきマサさんと通信出来たのです,しかもエリスが……」
びっくりして起きるロゼ,詳しく聞くと雅史が眠そうに対応してくれたらしい,しかも彼の顔を見れるなんて羨ましいとロゼは思った。
「服を買いに向かう,俺とトムが四人……いや出て来そうに無ければ,三人だけでも買い物だな。」
エネーブルは一応心配で,ラムタラにカルミアなる女性の食事とサトシからのガードマンを頼んであるが,ロゼとエルリーナは毒牙にもう掛かってしまった。
「到着しました,サトシ早いお出かけですね。」
わざとらしく言うラムタラ,サトシはターミナルに向かい町に向かった,みたいなのでロゼは気分を変える為にカルミアも誘い,異世界の街にお洒落して繰り出したのだが………
「………何で暑いのかしら?」
「夏の時期に来てるからさ。」
エネーブルはフードを着てるのに平然としてる,あとトムもマント姿なのに涼しそう。
「服ならブティック揃う地下だな。」
「色々あるよあそこは,ハニー達の服のプレゼントに重宝してるからね。」
六人はブティックに向かい高そうな服や,普通の服を買い漁って行った,ついでにエネーブルは必要な食材や武器弾薬等を頼んだ。
「トムやマサシはやらないし,俺に何かあったらどうする気だろうな?」
「私何もやること無いので,覚えますよ。」
エルリーナが立候補し,エネーブルは引き継ぎの様に教える。
「コレを押せばよろしいの?」
「飲み込み速いぜエルリーナ嬢ちゃん。」
「何も出来ないよりは,何か貢献しないと気が済まないだけです。」
エネーブルは更に注文や,船内の備蓄確認の仕方を教えた。
「雅史てどんなヤツなんだ?」
エルリーナにエネーブルは聞くと。
「お菓子や食べ物が美味しいです,あとモンスターから助けて貰いましたね。」
ロゼが割って話す。
「料理は美味しくて,たまに厳しいですが基本優しいですよ,犯罪者や悪党には容赦無いらしいです,でもマサシさんは食べ物を盗み食いすると怖いです。」
カルミアも話す。
「それは怒るわよロゼちゃん,あと彼女には凄い甘々ですね,あと相棒のトムさんには過保護な位甘過ぎますね,あと猫好きなので道で出会う猫達に食事与えてますね,毛をブラッシングしてたり。」
興味が更に深まるエネーブルに,ラムタラから通信が入るとエネーブルはドラグーンに帰って行った。
「トムさん私チョコ食べたい。」
「私も甘い物食べたい。」
「チョコなら私が全て食べる。」
エリスが要求するとエルリーナもスイーツが食べたいみたいだが,ロゼはチョコに暴走気味である。
「確かに食べたいですわね。」
カルミアも同意する。
「糖分は必要ですね。」
トムはエネーブルから渡された転送装置で,四人の大量の服を転送してレストラン街に向かった。
その頃現サトシはファンタジー系書籍紙部門に居た,未だに紙の需要ある雑誌や小説は書籍売ってる販売店以外,高値で販売されている。通販での需要は紙より電子書籍の方が需要が高いからである,金髪少女がオークに追われてる表紙を手に取ると。
「転生したら美少女に成って,オークに襲われ二回転生した…どんな話しなんだ?」
新しい書籍が増えてるが,興味在りそうな書籍は数冊買い,最上階の成年小説・コミックコーナに向かった。
ロゼはサトシへの仕返しに,トムに制止を振り切り高級チョコ店に入り,片っ端からチョコを買い漁るとサトシの裏口座から,トムは支払いをした。
「この生チョコトリュフての美味し~」
至福の女性陣。
「でも物足りないですね。」
「マサのは手間が違いますし,種類も異世界ですから違いますよ。」
カルミアは持って居た雅史から貰った,糖分補給様のマカダミアチョコを一口食べて,味競べをする。
「ロゼとカルミアさんは羨ましいです。」
「お姉様は無い物ねだりですね。」
エルリーナは知らない,帰りの馬車の車中でセーラと食べた珍しいお菓子は雅史の手作りで,まだカルミアやシャロすら食べてないお菓子だったと。
「セーラがくれたスティックお菓子,また食べたかったです。」
次に向かう女性陣はパフェを食べ始める。
「マサが作ったのより豪華だけど……」
四人は満足出来なかった,更に歩きトムは疲れて居たが次はまた清楚系な服が並ぶ場所だった,エルリーナは下着を買い足しカルミアは雅史用にセクシーなのを買ったみたのである。
「「カルミアさんヤバい。」」
ルンルン気分で買う光景に,ロゼとエルリーナは目眩がした,サトシの裏資金がドンドン減って行く。
その頃精算しょうとサトシは,前のサトシの変態趣味をオークションで売った,裏資金で本を買おうとして預金見たら,ヤバい速度で本がギリギリ買える金しか残ってなかった。
「まさかトムが………」
エルリーナとロゼを襲った,報いを受けるサトシだった。
「仕方ない,トムの愛人貯金から使お。」
この後トムに悲劇が,トムは誕生日近い彼女へのプレゼントを,ついでに買おうとしたら,前に調べた金額からだいぶ予算が減って居た。
「仕方ないエネの家族計画の予算少して,ブロックされて使えない。」
仕方ないので前のサトシの隠し口座から出し,彼女達の服を選びサトシの裏口座から輸送費を出させた。
「曜日指定もしたし皆帰るよ。」
仕方ないみたいな顔をされながら,トム達はドラグーンに戻ると,白い毛並みの美少女猫と抱き合ってるエネーブルを見たトム。
「………一体何が。」
呆然とするトムに部屋に向かう女性陣,カルミアは戻るなり執筆を始め,エリスは自分の部屋に買った物があり,梱包を開封して一人ファションショーを始めた。
そしてエネーブルは。
「ビオラ姉数年ぶりだな。」
「そうなの?私明日結婚の筈よね,………アレ?エネちゃん大きく成ったわね1日で。」
「ビオラ姉が失踪してもう数年,結婚は無くなったぜ。」
「そうなのね………じゃあ私自由なんだ。」
ビオラはエネーブルに,政略結婚の話をした。
「あのオジならやりかねないが,ビオラ姉の親の会社は一年後立て直したけど,相手の方は不正がバレて倒産し更に犯罪に手を染めて滅びたよ。」
淡々と言うエネーブル。
「同い年の二十歳に成ったなら,エネちゃんとの約束果たさないとね。」
「俺は今もビオラが好きだー」
「私で良いなら。」
エネーブルは長く封してた片思いだった,年の離れた元カノの姉に告白し結ばれた。
サトシは帰って来たがカルミアとロゼにエリスとエルリーナの部屋に,サトシが入れない様にロックが掛かった。
「さて行きますかね。」
『ハーレムを作り維持する費を稼ぐ為に,あの二人も薬で私の彼女にするぜ。』
一人メインブリッジで声がこだますると。
「何処に向かいますか?」
ラムタラが聞いて来た。
「良い稼ぎ出来る遺跡無いか?」
ラムタラが答える。
「………データー不足今検索します。…………ヒット一件ですが………」
何か嫌な予感が。
「洞窟系の遺跡でなかなかハードと,有名な場所です。」
エネーブル居ないがサトシは,直感で向かう事にした。
「そこに頼む。」
「ラージャ,このまま出発して隣の惑星にある,エギルダース遺跡に向かいます。」
ドラグーンはエンジン始動し隣の惑星に向かい,大気圏を抜け向かう。
トム「次回に続くらしいよ。」
エリス「早く帰りたいよ。」
カルミア「私も帰りたいです~」
ロゼ「私もマサシさんの元に,帰りたい気分です。」
次回また遺跡探検。