だったらあたしに課金しろ
僕は37歳既婚子無しのサラリーマン。
趣味はエンタメ全般。
最近Vtuberにハマっています。
「ど~も~Vertual Youtuberのヒイラギアヤで〜す」
「ウッホー!!あやちゃんの太モモたまんね〜!!」
今日も元気に推しに赤スパ。
もらったお小遣い(月5万)は半分以上を月2の配信にスパチャしていた。
酒もタバコもやらないからいいよね。
「くオラァぁぁぁ!!!!赤スパしてんじゃねえええ!!!!」
扉を蹴り開けて入ってきたのは嫁のケイト(32歳日本人)。
5年前に結婚した5歳年下の元同僚だ。
「なんで赤スパしたってわかんだよ」
「見てんだよ同じのをよぉ!!今日だけで3万も課金してんだろうが!!」
「べつにいいだろ借金してるわけじゃないし。趣味のない僕の唯一の癒やしなんだよ」
「そんな話をしてんじゃねぇよ!!目の前にかわいい嫁がいるのに架空の女に投げ銭するなって言ってんだよ!!金の無駄だろ!!」
「あのねえ。僕は課金がしたいんだよ。美味しいものを食べるとかブランド物を買うとかそういうのと一緒。心を満たすためにやってるの。これで日々のストレスが消えていくんだよ。無駄とかそんな概念はないの」
「ゴチャゴチャうるせえんだよ!!課金したいだけだろ!!だったらあたしに課金しろ!!」
「君Vtuberじゃないじゃん」
「あたしがVtuberだったら課金すんのかよ」
「可愛かったらね」
「やってやろうじゃねーか!!」
ーーーーー1ヵ月後ーーーーー
「ど~も~Vertual Youtuberのケイトで〜す」
「ウッホー!!けいちゃんの太モモたまんね〜!!」
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このあとめちゃくちゃ〇ックスした。






