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第一話「メルヘンの国」

プロローグ(もといあらすじ)


ここは、メルヘンの国の住民たちが住む メルヘン島・・・うん まあ まんまなんだけどね そこは、つっこまないで つっこんだら負け的な(笑)  って ことでですね この島には、たくさんの童話のキャラ達が住み 仲良く暮らしていた。 そんな島に4人の仲良しかつ時には、いやいやさすがにそれは、無謀だろう的な大チャレンジもやってしまう お茶目かつ少し無謀な4人組がいた。 そのメンバーは、シンデレラ、ヘンゼル、オオカミ(赤頭巾に出てくる)、浦島太郎の4人である。そして今かれら4人による大冒険の火ぶたが切って落とされようとしていた!!


第一話 「メルヘンの国」

今日も平和なメルヘンの国 そこでいつものごとく4人は、仲良しげに話していた。

「ってかさ なんで俺以外みんなグリム童話のキャラなのに俺だけ日本昔話のキャラなわけ?? しかも浦島太郎って?! せめて桃太郎とかにしようよ 浦島太郎って亀助けて竜宮城行った以外は、何のとりえもないただの人じゃん!!」

「いやいや 浦島 お前まだましだろ 俺なんて 狼だぜ 本編では、思いっきり悪役やん」

「まあまあ 細かいことは、いいじゃん 2人とも ってか あんま 本編とかそういうの言うのはよそうよ ってか君達いきなりこの小説に対して愚痴を言うなよ」 

2人をなだめようとするヘンゼル ちなみに彼の妹グレーテルは、彼女と同い年くらいの子たちと遊んでいます。やっぱり童話の子たちも同い年くらいの子と遊びたいでしょうし いくら仲が良くても いつも兄弟一緒ってわけでは、ないんですね 自立ってやつですかね。・・・

「そうよ 2人とも あんまりとやかく言うと この毒りんごをお見舞いするわよ!!」

「いやいや おかしい おまえ シンデレラじゃん!毒りんごって 白雪姫に出てくるアイテムだし 第一魔女が使うアイテムじゃん!」

シンデレラの言葉にすかさず つっこむ浦島

「ふふふ 私の辞書に不可能の文字は、ありません」

浦島の問いに答えつつナポレオンのようなポーズをとるシンデレラ。

(その後もこの4人の会話は、続くわけですが それをすべて書くとそれだけで第一話終わってしまうので ここはここらでストップ。)

3時間後、まだやいやい言ってる4人組のところに手紙が届けられた。

「シンデレラ様 王様からのお手紙ですよ」

シンデレラのパシリ・・じゃなくてお友達のネズミ、チュー太朗君が一通の手紙を持ってシンデレラのところにやってきました。

「あら ありがと お友達A」

「いやいや せめて 名前で呼んだあげよう いくら脇役でもチュー太朗って名前がちゃんとあるんだから」

浦島のつっこみを無視し手紙を読み始めるシンデレラ

「あら 王様が私たちに話があるそうよ めんどくさいけど あとで 王様にケータイで電話しときましょう」

「そこは、王様直々の御呼ばれなんだから 城まで行こうよ ってかおとぎ話のキャラが何でケータイ持ってんの!?」

そんな 浦島のつっこみをまたまた無視と言いたかったのですが ヘンゼルやオオカミも浦島と一緒になり 行ったほうがいいよというものですから さすがのシンデレラもしぶしぶ行くことになりました。(ちなみに ケータイに対してのつっこみは、無視しました)

「まあ じゃあ王様の城まで結構距離あるしこれに乗って行きましょ」

「わ〜 もしかしてシンデレラだけにカボチャの馬車?乗ってみたかったんだ〜」

ヘンゼルの期待をよそにシンデレラが差した先にあったのは、普通に車 しかも高級車(ポルシェ)

「うん もう どうでもいいや」さすがにつっこみ疲れた様子の浦島がぽつりと言いました。

さてさて というわけで なんだかんだで城に着いた 4人組 王様の前へと歩いていきます。

「は〜〜い 来たわよ 王様 略して王ちゃん♪」

 「おまえ 敬意をはらうって言葉わかる?? ってか 王ちゃんは、よそう なぜか ホームラン王を予想させる」 

相変わらずのシンデレラに車で休んで少し元気になった浦島がつっこみます。

「うむ・・ まあ シンデレラのその性格は、今になって始まったことでは、ないからのう・・・まあ それは、それとして本題にはいる 実は、最近東京という国に 悪い魔王が出没してのう その魔王のせいで魔物が増え東京に住む人々が苦しんでいると耳にした そこでお前たち 4人が その魔王を退治してきては、くれんかのう?」

王様がいいました。

「いやいや 王様もおかしい さっきも言ったけど 俺 亀助けただけの ただの青年です んで ヘンゼルは子供だし シンデレラは、いちおう姫 オオカミにいたっちゃ喋れるってだけで獣ですよ??」

「まあ それは、わかっておるのじゃが お前たちは、なんでも今までもいろんなチャレンジをして それをこなしていったと聞く今回も大丈夫じゃろう」

浦島の言葉をいともあっさり返す王様。

「そんな〜 怖いですよ 王様〜〜 僕なんて チャレンジって言っても ピンポンダッシュがやっとの男ですよ〜〜」 

今度は、ヘンゼルも王様に文句を言うが 王様が東京という国の民のためじゃとしつこく言うもんだからシンデレラを除く3人は、しぶしぶOKしました。

そしてシンデレラは、というと

「王様 それってもちろん成功したあかつきには、ご褒美ありますよね??」

なんてことを言い続けるもんですから 王様も

「しょうがない 東京の民を救ったあかつきには、望みのものを何でもひとつお前たちに授けよう」

なんてことを言いました。

これを聞いた シンデレラは、やる気まんまん すぐさま ほかの3人に出発の準備をするよう命令し 自分も一度家に帰り 支度をしてから また城に行きました。

「それでは 王様 われら4人 魔王退治に行ってまいります!」

浦島もこうなっては、しょうがない 行くからには、必ず魔王を倒すと意気込んでいます

「本当にありがとう これは、わしがお前たちに贈る贈り物じゃ」

そう言うと 王様は、4人に100Gと布の服、旅人の剣(木製)を渡しました。

「うわ〜 ありがとう王様」

素直に礼をいうヘンゼルをよそにシンデレラは、

「ってか一国の王様が魔王退治に行かすのに渡す装備が 木でできた剣と 布の服 さらに100G(1Gは1円と同じ価値)っておかしくない? 遠まわしに死んで来いってこと??ってか布の服ってなに? いま私たちが着てる服は、すでに布製よ ってか私にいたっちゃ シルクのドレスよ なんでいまさら こんなダサイ服着なきゃいけないの??」

さんざん言う シンデレラでしたが 浦島も今度ばかりは確かにと思うところがあったので つっこみませんでした。・・・

とにかく 長らくお待たせしましたが 今4人の旅は、始まりを迎えました。(オオカミは、動物だから3人と1ぴきじゃんとかいうつっこみは、やめてね by ヘンゼル)                       

                                       続く


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