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ライトノベルじゃダメですか?  作者: 東雲もなか
つかの間の日常
169/216

168話 外出許可じゃダメですか?

 10月に入り秋もだいぶ深まってきた頃、僕は鬼頭さんに呼び出されていた。


 機能突然ツイッターをフォローされてDMが届いたのだ。


 集合場所は驚いたのだが、何とショピングモールだった。



「体調とか大丈夫だったんですか」


 かなり重症と聞いていたので心配している。


「大丈夫かどうかで聞かれれば大丈夫じゃないが、一応外出許可は出ている」


「許可が出ていても自分が駄目だと思うならダメでしょ。それで、何の用事なんです」


「?」


 鬼頭さんは不思議そうな顔でこっちを覗き込んでくる。


「どうしたんですか?」


「いやな、今すぐ帰れとか言われると思ってな。言わないのか」


「あなた僕が何か言ったところで絶対きかないでしょ。それなら早く終わらせて帰ったほうが良いと思っただけです。医者を信じることにします」


「そうか。今日の予定は、誕生日プレゼントを買いに行こうと思ってな」


 僕を呼んだってことは、僕が知っている人だろうか。


 最近誕生日の人……そんなの居たっけ?


「その顔は誰の誕生日かわかってなさそうだな」


「えっと、はい」


「全く、これじゃあ、ゆかりを任せられんな」


 ん?ということは……


「もしかして、皆越先輩?」


「もしかしなくてもそうだ。あいつは10月10日が誕生日だ。覚えやすい日付なのに覚えてないということは、聞くことすらなかったんだな。この意気地なし」


「返す言葉もございません」


「まあ良い、良かったな過ぎる前にしれて。私としては本人から聞いてほしかったがもうどうしようもないしな」



「それで帰らないといけない時間とか決まってるんですか」


「確か2時間後だったかな」


 わかっては、いたがやっぱりそう長くはない。


 元気そうに見えても体はかなり限界が近いのだろう。


「あまり時間も無いみたいですしい。行きましょうか」


「そうだな」


 僕たちは、すでにショッピングモールの近くで待ち合わせていたのでここから、そう時間も掛けずにつくことができた。



「でも本当に良かったな。だって来年ゆかりはもう居ないからな。合う機会も必然的に減るだろう?」


 忘れていたが、皆越先輩は3年生だ。


 もう高校で合うのは5ヶ月程度しか残っていない。



「まあ同じ大学行けば大丈夫か」


「皆越先輩どの大学行くんですか?」


「それはお前の口から聞け。ただ、ヒントとしては結構な難関大学だな」


 まあそれもそうだろう。


 勉強に自身が無いわけではないが、かなり勉強しないといけないかもしれないと覚悟する。


 それが面白かったのか鬼頭さんから笑われた。


「僕は真剣に考えてるのに何で笑うんですか」


「すまん、でもそんなお前が可愛くてな。ゆかりが気に入るわけだ」


 なんかからかわれて釈然としない。


 そんな僕をみて彼女は更に笑うのだった。

ぶ、ブックマークとかしてくれると嬉しいです……

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