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ライトノベルじゃダメですか?  作者: 東雲もなか
つかの間の日常
166/216

165話 SNSじゃダメですか?

「泰これ知ってますか」


  瑠璃が見せてきたのは、すこし前に流行ったSNS診断だった。


 質問に答えていくと使っていそうなSNS、ツイッターとかフェイスブックとかが出てくるやつだ。


「知ってるけどそれがどうしたんだ?」


「なんか私ツイッターってでました!」


 自信満々に答える瑠璃。


「お、おう……」


 これってあれだよね。


 別に悪い意味で言ってるんじゃないよ。本当に。


 ツイッターだからオタクみたいなやつだよね。


 別に侮蔑しているわけじゃないけど。


 ほら聞こえの問題としてさ。


「泰もやってみてくださいよ」


 瑠璃は、僕に自分のスマホを押し付けてきた。


 全力で拒否したのだが、それでも引かないので仕方なく受け取る。


 ちなみに、僕はこの診断を受けたことがある。


 結果は、もちろんツイッターになった。


 でも、同時にどう答えればどの結果になるのかも把握している。


 なんか暇を持て余していじっていたのが幸をなした。



 ツイッター以外だと……


 僕はどの結果が良いか考える。


 インスタはやってる人と仲良く出来なさそうだし、ティックトックとかだとなおさらだ。


 ならば、フェイスブック辺りだろうか。


 なんだかそれだと僕の意識が高いみたいになってしまうがしょうがないだろう。


 もう一度言っとくけど別に馬鹿にとかしてないからね。


 文句ならこの診断を作った人と、曲解を生み出した世間に言ってほしい。



 そんなこんなで、どうにか意図した結果にたどり着いた。


「へー以外ですね」


「ま、まあな……」


 瑠璃は満足したようでまたスマホをいじりだす。


「まいだーりんはフェイスブックでした、っと」


「おい、今何した」


「え?もちろん投稿ですよ」


 そんなに不思議な顔されても困る。


 せめて許可位取るのが筋だろう。


 頼んできても断るけど。


 まあ、フォロワーなんて精々、せいぜい?


 あれ?


「瑠璃。お前フォロワーって何人くらい?」


「私ですか?えーと、2万くらいですね」


 あ、忘れてた。こいつ人気作家だった。


 そりゃ知名度あるよね。


「今すぐ消せ!」


 僕は無理やりスマホを奪い取る。


 しかし、寸でのところでスリープしたらしくパスワードが掛かっていた。


 瑠璃にしては生意気だ。


「どうですか、これで開けられないでしょ!」


 瑠璃は挑発するよに言ってくる。


 僕は、それを無視して試しに自分の誕生日を入れてみた。


 0501っと、あいた……


 まじかよ。


 瑠璃は気づいてないみたいだから、さっきのツイートを消そうとツイッターを、あれ、開けない。


 アプリまでパス掛けてやがる。


 僕はもう一度0510と入力すると進めた。


 セキュリティどうなってるんだよ。


 あ、わかった。こいつこのパスワード入力したいだけだ。


 つまり馬鹿だ。


 そんなことを考えながら操作して、無事消すことができた。



 でも、少し遅かったようで僕は今後1ヶ月くらいクラスメートからダーリンって呼ばれる事になった。


 だって、瑠璃本名で登録してるんだもん。


 何なんだよこいつ……

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