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二人の世界  作者: 降木 星矢
ダンジョン編
92/100

敵2

「もぉ〜ベトベトする〜」

 迷路の中、B子が一人愚痴を呟きながら、A子と共に進んでいます。

「しょうがないでしょー」

 対するA子はあまり気にしていないのか、そんなB子をなだめています。

 流石に全身ベトベトになるのは、誰だって耐えれないような気もしますけど、A子はもう割り切った感じがして、とても男前に感じます。

「あっ!」

 そんな二人が歩いている最中、A子が何かを見つけたように走り出しました。

「ちょ、ちょっと何よ?」

 いきなり走り出してA子を見てB子も慌てて走ります。

 ――一体何を見つけたというのでしょうか?

「見て!池がある!ここで体を洗いましょっ!」

 見ると、そこには小さな池が広がっており、全身までとはいかないものの、体を洗うぐらいは出来そうな感じでした。

 ……それにしても口では気にしていない素振りをしていたA子でしたが、どうやら本心では結構気にしていたようですね。

「…………あれ?でも水ちょっとベトベトするような……」

 そんなA子を横目に、B子は池の水に触れていいました。

 ――ベトベトする池。なんだか嫌な予感がしますけど……。

「むーー!」

 そして次の瞬間、大きな声が聞こえたかと思うと、目の前の池の水がみるみる一カ所に固まって、大きなスライムが完成してしまいました。

「ちょっと!どれだけスライムがいるのよー!」

「もうベトベトは嫌だー!」

 前者のB子はそれでも短剣を持って立ち向かい、後者のA子はすぐにB子の後に隠れたのでした。


 ……それにしても本当に。この迷路にはスライムしかいないんでしょうかね?

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