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二人の世界  作者: 降木 星矢
学校編
80/100

自転車部

「旅に出るよっ!」

「え?」

 またいつものようにA子がなにやら提案してきました。

 しかし今回はいつもと違って旅に出ようです。

 流石のB子の今回ばかりは少し怪訝な表情を浮かべます。

「旅って一体どこに行くのよ?」

 そうです。今まで二人は学校を拠点に活動しています。旅ということは、この学校を出てどこに行くということです。そもそもこの世界はこの学校以外何もないはずなのです。

 そんな目的なしの旅に、B子は少なからず不安を覚えているようでした。

「行き場所は当然考えているよ!」

「え?どこなのっ?」

 行き場所があるとA子に聞き、B子は少しだけ期待します。

 なぜなら行き場所があるということは、この世界に学校以外の何かがあるということ。

 この学校はこの世界に関する手がかりが全くなかったが、その場所にならもしくは……とB子は思っているようです。

 しかし、

「勿論新しい場所を目指して!」

 A子はいつものように考えなしのようでした。

「はぁ……」

 A子の答えを聞いて、B子はいつものようにため息を吐きます。

 でも、とB子は考えなおしているようです。

 どうやら、ここに学校があるわけだから、ほかのとこにも何かあるのではと考えているようです。

「よし!じゃあ行くよっ!」

 そう行ってA子は自転車にまたがりました。

「ちょ、ちょっ!ここ校内だって!?」

「大丈夫、大丈夫!」

「えぇ……」

 校内で自転車に乗っているA子に若干引きつつも、結局A子にせかされてB子はA子の後ろに座ります。

「じゃあしゅっぱーつ!」

「……おー」

 そうして元気な声と小さな声とともに、二人は学校をあとにしたのでした。

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