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二人の世界  作者: 降木 星矢
学校編
79/100

カヌー部

「カヌーしようよ!」

 学校の裏にある山のふもと。そこには山から流れてくる少し大きな川があった。

 そしてA子の言う通り、川の近くには何隻かカヌーが置いてあった。

「私カヌーなんてやったことないよ?それに結構難しいんでしょ?」

 確かに、カヌーといえばオールを漕いで進めるので一見簡単そうですが、操作はかなり難しそうに思えます。

「大丈夫、大丈夫!」

 ですが、A子は当然のようにそんなことを気にせずにすぐにカヌーに乗る準備を始めます。

 またB子も慣れたように、一応ため息をはきながらA子とともに準備を始めました。

 といっても、準備といえば、カヌーを川岸まで持って行き、念のためにライフジャケットを着るだけです。

「よし!じゃあ出発だ!」

「おー」

 という感じで、早速二人は川を登りはじめます。



「中々気持ちいわね〜」

「……そうだね」

 あれ?どうしたんでしょうか?普段騒いでいるA子が元気なくで、逆にB子がどこがのびのびしているというか満喫していますね。何があったのでしょうか?

「……ねぇ?そろそろ漕ぐの代わらない?」

 そうです。B子はカヌーで川を泳いでいくのが気持ちよくて、さきほどからだらけきっているのです。

 そして当然、言い出しっぺのA子が今までずっとカヌーを漕いでいたのです。

 当然A子も疲れてきますので、そろそろB子に代わってほしいのですが……、

「もうちょっとだけ〜」

 先ほどからB子はこんな感じなのです。

 よほどカヌーの上が気持ちいんでしょうね。

 でもA子にしてみたらたまったものじゃありません。

「ふぁ〜あ……。なんだか眠たくなってきたわね……」

「もぉ〜!」

 そう言ってB子はすぐに寝てしまいました。

 

 いつもA子がB子を振り回しているのですが、今日はいつも逆の立場になっていて少し新鮮ですね。

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