表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二人の世界  作者: 降木 星矢
学校編
78/100

山岳部

「山を登りましょっ!」

「え?」

 何を言い出すのかと思えば、今度はA子は山登りに行こうと誘ってきました。

 しかも背中には大きなリュックをかるっているので、すでに準備万端といった感じでしょうか?

「山なんてどこにあるのよ……」

 またB子も成長したようで、A子の奇行になれているので「どうして」とはもう言わず、B子もやる方向で考えてしまっています。

「え?山ならあるでしょ?」

「え?どこに?」

「ほら、そこだよっ」

 そう行ってA子が指さす方向には…………確かに山がありました。

「ほんとだ……」

 でもあれですよね?その山って確か先日まで、雪が積もってスキーやら雪合戦やらしていた山ですよね?


 なんで木が生い茂っているちゃんとした山になっているんですか……。

 ……って、この世界でそんなことを考えても無駄ですね。

「そもそも私山とか苦手だし……」

「大丈夫大丈夫っ!ちょっと登ってご飯食べるだけだから!」

 なるほど、A子はピクニック感覚で山に登るようですね。

 そしてB子もそれならば、ということで二人は早速山に登りました。




「……ねぇ、ちょっといい?」

「ん?どうしたの?」

 山を登っている最中、なにやらB子の顔色が少し悪くなっているようですが一体何があったのでしょうか?

「…………トイレの場合ってどうしたらいいの?」

 ……なるほどそういうことでしたか。

 そして対するA子の答えはというと、

「そんなのそこら辺ですれば……」

「バカー!」

 しかしA子の答えはすぐにB子に止められてしまいました。

 まぁ、確かに女の子が山の中で……っていうのは確かに嫌ですよね。

 A子は全く何も感じていないようですが。

「……私山下りる」

「えっ!?」

 仕方なくB子はA子の意見を聞き入れて……というわけではなく、なんとB子はトイレの為に山を降りることにしたそうです。

 幸いまだあまり登っていませんでしたから、すぐに降りることができるでしょうが……トイレの為に山を降りるというのは、やっぱりどこかおかしいものですね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ