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二人の世界  作者: 降木 星矢
学校編
65/100

ゴルフ部

「わん、たん、めんっ!」

 そんなテンプレートのかけ声でA子がスイングします。

 ボールは見事まっすぐ転がっていき、穴の手前まで行きました。

「いえーい!」

 一回で近くまでいけた事にA子は喜んでいるようです。

 ……それにしても一体どうしていきなりゴルフなんかやっているんでしょうね?

「じゃあ次は私の番か」

 A子に並んで、続いてはB子の番です。

 流石にB子はかけ声をあげることなく、無言でスイングします。

 A子に比べて勢いが少ないように感じますが、それでも綺麗にまっすぐと転がっていったので、B子もそれなりにゴルフは得意なようです。

「ふふふっ、中々やるわね〜」

「まぁね」

 B子は自分でも上手くいったことに喜んでいるようです。

 先ほどから自分のボールばかり見ています。

「もぉ〜!ちゃんと見ててよ〜!」

「分かってるって〜」

 自分を見てくれないことにA子は腹を立てたのか、少し恥ずかしい言葉を言っているようでしたが、二人は全く気にしていない様子でした。

「じゃあ、もう、一回っ!」

 今度は別のかけ声で、そして力を押さえてスイングをします。

「あっ!」

 が、しかしボールを穴を飛び越えて、先ほどより少し遠くまで転がってしまいました。

「あぁ〜あ……」

 力加減が難しかったようですね。

「じゃあ次は私ね」

 そう言ってB子は先ほどより少し力を抜いてスイングします。


 コンッ。


「あっ!入った!」

「やったー!」

 綺麗にボールが穴の中に入っていきました。

 B子は思わずガッツポーズをしており、どうしてかA子まで一緒に喜んでいます。


 今日も二人は平和ですね。

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