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二人の世界  作者: 降木 星矢
学校編
62/100

剣道部

「女にはやらなきゃいけない時がある!」

 何やら突然叫びだしたA子。

 その手には何故か竹刀が握られています。

 一体どうしたというのでしょうか?

「どうしたのよ急に」

 しかしそんな奇怪な発言をしたA子をB子はいつものように慣れた対応をします。

 B子さんも大分、A子に慣れてきたようです。

「止めるんじゃねぇ!」

「いや、止めないよ」

 どうしたのよ、と聞いて止めるんじゃねぇ、との返答。

 全く会話が成立していませんね。今日もA子はいつも以上にやばいかもしれません。

「もしかして不良の真似事?」

 とB子が何か思いついたように言いました。

 確かに、今のA子の格好は目つきが悪く、スカートが長く、おまけに荒い言葉に竹刀まであります。

 これはあれですね――スケバンという奴でしょうね。

 しかし一体どうして……。

「あたしはこの学校に革命をもたらすのじゃー!」

「ちょ、ちょっと!」

 突然叫びだしたと思ったらA子が竹刀を振り回して学校の中を走り回りだしました。

 流石にここまでの奇行には慣れていないようで、B子は珍しくA子の行動に焦っています。

 さて、一体どうすればいいのでしょうか?

「もうっ!恨まないでよっ!」

 どうしたらいいか分からずB子は近くに落ちてあった竹刀――いや、近くに落ちてあった竹刀というのは日本語として少し違和感を感じますが、確かにB子の近くに竹刀が落ちていたのです――を拾い上げ、A子に向けます。

「ごめんねっ!」

 謝ると同時に、背を向けているA子に向かって竹刀を振り上げました。

「メンッ!」

 力強い声と共にA子の頭に竹刀が落とされます。


 バタン。


 A子はそのまま気を失って廊下に倒れたのでした。

 B子の活躍により、A子の魔の手から学校は守られたのであった。



 …………いや、本当に何してるんですかあななたちは。

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