表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二人の世界  作者: 降木 星矢
学校編
52/100

テニス部

「やっぱり可愛いね」

「あ、あんなたほどじゃないわよっ」

 ここはテニスコート。

 現在二人はテニス用のユニフォームを着て、それぞれお互い向かい合う形で立っています。

 A子がB子を褒め、B子がA子を褒めたように、二人の姿は大変似合っています。

 それにこの世界は誰も人がいません。だからたとえ少し際どいミニスカでも、今はなんともないようです。

「よし!じゃあ行くよ!」

「か、かかって来なさいよ!」

 そしてどうしてかB子がとてもやる気を見せています。一体どうしたのでしょうか?

「私だって運動出来る所見せてあげるんだから……!」

 A子を見て小さく呟くB子。

 ……なるほどそういう事ですか。

 B子は運動が出来ない自分が格好悪いと思われるのが嫌で、こうしてテニスで勝負をすることに。

 いやー、青春ですね。

「じゃあ行くよ〜」

 まずはA子のからのサーブ。

「とうっ」

 変なかけ声をしていますがそれはさておき、A子はいきなりジャンプサーブを仕掛けます。

 高く飛びあがり、頭上のボールめがけてラケットを振り下ろします。

「ちょ、ちょっと見えてるわよっ!」

 サーブを見てB子が何か慌てています。

 見えてるとは一体……?

「っ!」

 するとA子はサーブを途中でやめ、地面に座り込むように着地します。

「へ、変態っ!」

 A子はスカートを押さえて言います。

 ――なるほどそういう事ですか。

 確かに短いスカートでジャンプをすれば、そうなりますものね。

 それにしても、この二人が今更下着なんかで恥ずかしがるとは思いませんでした。

「み、見えたんだから仕方ないでしょっ!」

「み、見なかったらいいじゃないの!」

「だ、たって見えなかったらボール打てないじゃない!」

 そうしている間に、醜い言い争いが始まってしまいました。


 ……はてはて。テニスの試合はどこに行ったのでしょうか……?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ