野球部
「野球しようぜ!」
ここはグラウンド。
A子がグローブとボールを持ってB子のそばに駆け寄りました。
「今度は野球?」
前回B子に断れて諦めたかと思われたA子でしたが、どうやら諦めてはいなかったようです。
「そもそも二人でどうやって野球を……」
「キャッチボールなら二人出来るよ!」
すぐに否定しようするB子でしたが、それはすぐにA子に封じられます。
……どれだけスポーツがしたくないんですかねB子さんは。
「ねぇ、やろうよ?」
とどめと言わんばかりに、A子が上目遣いでB子におねだりしています。
そのおねだりはまぁ、言うまでもなく可愛いです。えぇ、本当に。
「…………分かったわよ」
そして可愛さに心折れたB子がキャッチボールをやる事を承諾しました。
「やったー!」
A子さんも相当、B子と一緒に遊びたかったみたいですね。とても喜んでいます。
「はいグローブ!」
「はいはい」
「じゃあ行くよ〜!」
そうして二人でのキャッチボールが始まります。
最初はどこかぎこちなかったですが、だんだんとB子がボールに慣れた、もといA子が取りやすいボールを投げることで、それらしいキャッチボールへとなりました。
ボールがとれるとB子は喜び、そしてその結果だんだんと楽しくなっていったそうで、二人はその後、しばらくキャッチボールで遊んだそうです。




