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二人の世界  作者: 降木 星矢
学校編
47/100

数学部

「むぅ〜……」

 珍しくA子が頭を悩ませているようです。

 一体どうしたんでしょうか?

「今度は何してるの?」

「勉強だよー」

「勉強?」

 A子が勉強?明日は槍が降ってくるかもしれませんね。

「どうして急に勉強なんか……」

「計算が出来るようになりたいんだよ!」

「計算?」

 計算とは一体どういう事でしょうか?

 何か解きたい事柄でも出来たのでしょうか?

 果たして一体……。

「ズバリ!スリーサイズのっ!」

「は?」

 え?

「いや〜私もそろそろ大人の女になったからさ〜。自分でスリーサイズの計算出来るようにならないといけないでしょ?」

 確かにA子の見た目は大人のように成熟していますけど……。

「だからこうして数学の勉強をしているのだよ!」

 ――どうしてここで数学の勉強が出てくるのか全く分かりません。

「あ、あなたスリーサイズの測り方知らないの?」

「えっ!?もしかして知ってるの?」

「え、えぇ……」

「わー、すごい!頭よかったんだね!私教科書で勉強してるけど全然わかんないよ〜」

 ――そもそも数学の教科書でスリーサイズの勉強をするのはどうかと思いますけど、もしかして……。

「……スリーサイズはメジャーで測るだけでいいのよ?わざわざ計算なんて必要ないのよ?」

「え?」

 B子の言葉を聞いたA子は突然固まります。

「だ、だって胸のサイズとか体の平面積を調べるんじゃ……」

「ぶっ」

 とうとうB子が吹き出しました。A子のあまりのばかっぷりに。

「ちょ、ちょっとどうして笑うのよ!」

「べ、別に……っ!」

 しかもツボに入ったらしく、お腹を抱えてしまっています。

「じゃ、じゃあ私のスリーサイズ早く測ってよ!」

「わ、わかったって……っ!」

 そうしてなんやかんやでA子は初めて自分のスリーサイズを測ったそうです。

 それにしても……女子同士でお互いのスリーサイズを測るのは普通なんですかね?

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