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二人の世界  作者: 降木 星矢
学校編
32/100

美術部

「絵を書こうよ!」

 突然A子が言い出しました。

「急にどうしたのよ」

「絵を書きたくなったの!」

 B子さん。A子の行動に意味を求めようとしても無駄ですよ?

 という事で二人は早速、絵を書くべく美術室に向かいました。


「――で、一体何を書くの?」

 美術室の中は普通に美術室って感じの部屋でした。

 机が置かれ、壁には絵が立てかけられており、所々に画材道具が置かれている。そんな普通の美術室です。

「お互いの絵を書こうよ!」

 そう言ってA子さんは、どこからかキャンバスを二枚取り出してきて、一枚のキャンバスと鉛筆をB子に手渡します。

「お互いの?」

「そう!人物画!」

 A子はそのままB子と向かい合うように座り、鉛筆を構えます。

「はやくはやくっ」

「……はぁ、もう分かったわよ」

 A子に急かされるまま、B子は正面に座り鉛筆を構えます。

 するとA子は真剣な表情に代わり、じーっとB子の顔を見つめます。

「…………」

 その視線にむずがゆさを覚えて目をそらします。

 今更気にするような仲ではないと思いますけど、どうやらB子は恥ずかしがっているようですね。

 それからB子は恥ずかしがりながら、A子は真剣にお互いの絵を書き始めました。

 そして数十分後、

「出来たっ!」

「私も出来た」

 仲のよいことに二人同時に完成しました。

「じゃあお互い見せ合うよっ!」

「いいけど、私そんなに上手くないわよ?」

「いいから、いいから〜」

 そう言ってお互い絵を見せ合います。

 それぞれお互いがお互いの顔の特徴をしっかりと捉えて描けています。

 二人共いつも相手の顔をしっかりと見ている証拠ですね。

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