表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二人の世界  作者: 降木 星矢
純白世界編
15/100

コタツ

「う〜、寒い〜」

 B子が体を縮こまらせて寒さを訴える。

 今まで寒いとか、暑いとか感じなかったせいか、この世界に季節があるなんて感覚を持ってなかったが、どうしてか今日はとにかく寒いようだ。

「なんでこんなに寒いのよ〜」

 ぼやきながらもB子は体を動かして、体温をあげようとする。

 1、2、1、2、と足をあげては降ろす姿のB子を見ているとなんだかとてもほっこりします。

「楽しそうだね〜」

 そんなB子を見て、A子もまたほっこりしていました。

「あなたは寒いとか感じないの?」

 そう言ってB子が珍しく静かなA子の方を振り向くと――A子はなんと一人コタツに入って温もっていた。

「もうっ!コタツがあるなら早く言ってよ!」

 B子はすぐにコタツに足を入れる。

「ちょっと急に入らないでよ〜」

 コタツ自体は少し小さなサイズなので、B子が突然入った事に、A子の足と衝突する。

「ちょっと避けなさいよ」

「え〜、私が先だったんだよ〜?」

 そうしてコタツの中で二人は足を絡ませて、それぞれの領土を主張しあいます。

「もう知らない。私、足のばすからね〜」

 領土争奪戦に飽きてきたのか、A子は思いっきり足を伸ばす。

「きゃっ」

 するとどうしてかB子が可愛い悲鳴をあげました。

 一体どうしたと言うのでしょうか?

「ど、どこ触ってるのよっ!」

 とうとうB子は手まで使って、A子の足を追い出します。

「ちょ、ちょっとくすぐったよ〜」

 急に足をさらわれてA子はくすぐったそうに笑います。

 そんなこんなで二人は今日もいちゃこらしているのでした。


 え?A子の足がどこを触ったのですかっ?

 コタツの中。対面に座る二人。B子の両足は開いていた。

 ――つまりそういう事です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ