CALL3:大切なモノ
トモは剣を構えた。フォスターはグローブをつけ、攻撃態勢に入っている。
「フォスター。Lv.5なんて生半可な相手じゃない。」
「そんなの分かってる。」
・・・。フォスターをじっとみて、構えた。
「ボーッとするな。」
そこに1人現れた。
「リリさん!?」
そこには蝶をつれて来ていた。
フッとひと笑いをして、すっと手を挙げた。すると、Hell dollは一瞬で消えた。
『wicked butterfly.』
「!!!!!」
まさかだった。
『wicked butterfly & killer Hornet.Finish.』
コイツは?リリか?でも?姿は一緒だ。
「いつの間に?邪悪な蝶と殺し屋蜂なんて?」
そう言うとリリは泣きそうな顔になり、トモに、
「未来はミルの敵だった。」
そうつぶやいた。
そうした時、真実の管理人が前を通った。
「未来は、オレらの敵なのか?」
そう聞いたら、リリは泣いてしまった。
「こんな奴泣かしたくねぇんだよ。」
そうしても管理人は答えなかった。とりあえず、未来を変え、
ステラを討つ。それが最優先だった。
「グサッ!!」
はっ!!腹か?またかよ・・・・・!
「力は抜いといた。」
フォスター?お前はまで聞こえたが、その後は眠たくなって聞こえなかった。
真実の瞳?アイツは呪いだ。右目?は誰・・・?だ?
まさか!!
「ユウ!!!!!お前か!?」
きられた。まさか右目は存在しない?なんて。
「左目は奪い取る。お前にはこの、聖なる十字架は背負ってほしくない。」
聖なるだと?なんで?
「お前まだ分かってないのか?オレとお前は右目と左目。そして、左目の
適任者はティキ。お前が死ねばティキに移る。そして、適任者ではないお前は、灰になる。」
なんで?じゃぁ左目の権利は失われるんじゃ?そうか!!ティキ!?なんで!?
「ティキ!!!」
危なかった。左目は無事だったが右目が潰れてしまった。
「グアァァァァァァ!!!」
ハハハと少し笑って刺していった。グハッ!
「ミル?あそこにいるのは?」
ミルだった。ユウが生命体復活の本を読んでいて出来たらしい。嘘っぽいが。
「何!?」
ニコッと笑って、トモを見た。
「ただいま。でも記憶はさっき流されました。トモさん。フォスター。何してるの?」
そして少し球体を触って、
「殺しますよ?僕の大事な仲間に。フォスター。」
そして右目の権利はトモ、左目の権利がミルへと移行された。