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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

短編集

終焉世界

作者: 三つ葉

どうも蔵餅です

いや~気が付いたら2016年もあと少しですよ奥さん

なんだかんだで一年が過ぎるのは早いですね~ 

今年のガキ使は「科学博士24時」と聞きましたが・・・

まあそんな事は置いておくとして、今回は物語性とか全部取っ払ってただ書きたいことをまとめるというかなりの荒業?で書かれています

そういうのが嫌い、っていう方は素直にブラウザバックボタンを押してください  

え?こんなの書いてる暇あったら連載作品進めろって?

黙れ子z(((殴

はい、すいません


皆さんも足元をすくわれないようお気をつけて・・・・・

 2137年

 突如出現したとあるウイルスにより、人類は滅亡の道をたどっていた。

 そのウイルスの名は『天然痘』。百年ほど前に消滅したはずのウイルスだった。

 それは、まずイタリアで起こった。5歳ぐらいの少年が急に熱を出して倒れたらしい。それから三日と経たずに亡くなったそうだ。

 異変はそれから起こった。

 少年の死体が、葬式の途中で突然動き出したそうだ。

 神父は驚き、両親は悲鳴を上げ、参列客は教会から一目散に逃げていった。

 両親は動き出した息子に、恐れながらもゆっくりと近づいていった。少年は両親を見つけると、ゆっくりと棺桶から身を出し、二人のもとへゆっくりと駆け寄った。両親はその姿に安心したようで、両手を広げ少年を抱きかかえようとした。神父は落ち着きを取り戻したのか、まるで神を拝めるかのように少年にひざまずき、いつの間にか戻ってきていた参列客は、つばをごくりと吞込みながら、少年を物珍しそうに観察した。

 少年は一切表情を変えず両親のもとへ向かいそして・・・・・・・喰らった。しゃがんだ父親の首元に歯をたてた。肉を引きちぎると、父親の首元からは赤い鮮血が溢れだした。ビシッと決めたタキシードは黒く染まり、真っ白な聖堂の床は赤く染められた。

 聖堂では、絶叫がこだました。

 顔を青くして逃げ出す参列客。腰を抜かしてズボンを濡らす神父。そして、いまだに状況を理解できていない母親がそこにいた。

 彼女の頭はパニックを起こし状況を理解出来ていないようで、いや、理解したくないといった方が正しいのだろうか。彼女の目は虚ろに自分の父親だったものを頬張る息子を、見つめているだけだった。何の感情もなく、ただ茫然と立ち尽くしているだけだった

 息子はそれに飽きたのか、今度は母親に向かっていった。口元を赤く染め、無表情でゆっくりと歩いていく。その姿はまさに悪魔のようだった。ペタペタと赤い足跡をつけ、ゆっくりと母親に近づいていく息子は、神父にとって悪魔に見えた。その時、神父の精神は崩壊した。悲鳴に似た絶叫を上げた。そして喰われた。母親は息子だったものに喰われていった。なんの悲鳴も上げず、ゆっくりと喰われていった。

 神父はその光景を見て、嗚咽しながらもゆっくりと逃げようとした。 

 しかし、それは叶わぬ願いだった。

 息子は突然、神父の方へ走り出した。子供ではありえない速さで神父に駆け寄ると、そのまま首筋にかみついた。「あ゛ぁぁぁぁぁぁー」と悲鳴が教会の中で響くと、表情を一切変えないながらもどこか嬉しそうに神父の肉をほおばった。

 結局息子はとある人物に殺された。即死、だったそうだ。

 あの事件はここから始まった。



 


 

 

 

 

 その後も世界中で天然痘ウイルスが蔓延した。天然痘は過去の文献に殺人ウイルスと記されていた。殺人ウイルスだけならよかっただろう。奴らは進化していた。人工的にか否かはわからないが、奴らは過去にはなかった力を有していた。それは死者に寄生して操る能力。まさにゾンビウイルスのようだ。世界中で死者が出ると瞬く間にゾンビ化し、人を喰らった。なぜ喰らうのか、その理由は単純でただ単にウイルスに感染させるためだ。奴らは食べ物を必要としない。そして奴らは、死なない。いや、死なないというと少し語弊があるだろう。正確には死ににくい。奴らは死体の全身に寄生する。奴らを完全に殺すには死体を焼き払う、もしくは消滅させるしかない。例えば天然痘に感染された死体の腕がちぎれたとしよう。その時もし腕にウイルスが回っていれば、腕が動き出してくる。まるでホラー映画のようだ。

 そんなわけで全人類は絶滅しかけていた。

 地球上の非感染者も三桁、いや二桁いたら奇跡だ。

 だからこそ私は、このメモを未来の人類に託すとしよう。

 いつか奴らが地上から消え去ることを祈って・・・・・・

                    (24日 2月 2134年) ルセ=クキデメ




 




 その後、人類はほろんだ。人類が滅びると奴らは動物にも感染するように進化した。そして地球上の全生物は滅びた。そこに行くころには奴らには自我が目覚めていた。奴らは進化を重ね、そして一つの生命として、奴らは進化した。

 人類は最後に足をすくわれたようだ。

 慢心、それが全人類の病だったのだろう。

 


 

さて、ここで連絡のお時間です

12/29~1/4まで田舎に帰るのでパソコンに触れることができません!

なのでその間休ませていただきますのであしからず

もしかしたら1/4に投稿できるかもしれませんが、まあ期待せずに待っていてください

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