第一章 07話
今回は黒野の視点です。
あ、今思ったけど、黒野視点って当たり前じゃん、主人公だし・・・。
まぁたー君、あかりと続き黒野君も強くなっていくはずです。
こんなへたれ作者ですが、頑張って投稿し続けるので、読者様もがんばって付き合っていただけると嬉しいです。
アルバイト~黒野side~
は、速え・・・。
やっぱり、この世界に来てある程度の肉体強化はあったみたいだな、流石に忠則だとしてもあの速さはあり得ない、100m6秒くらいだったぞ、世界新かよ。
まぁ俺もちょっと走るかどれくらいの自分の能力が上がったのか気になるし。
十数分後・・・・
「はぁ、はぁ、能力上昇には個人差があるのか、それとも忠則が化物なのか」
・・・・そこまで上昇した気がしないぞ。
まぁ、本当なら此処までたどり着いてなかったと思うし、上昇したんだろうな・・・多分。
そうだ俺は体力以外の違うものが上昇したんだな、多分そうだ、うん、そうであってくれ、マジで。
「よし、そんな訳で、目的地には着いたわけだが・・・」
目の前には、いかにも怪しげな雰囲気の漂う家。
やばい、ミスった、いきなりミスったしこれはマズイ。
特にこれからやりに行くのは賭けだ、アルバイトじゃない。
すでにもう帰りたくなった、が、仕方ない、もうどうしようもないからな。
それに帰る家ないし・・・・。
「お邪魔します、ギルドにある依頼を受けやって来た黒野です」
「あぁん?知らんぞ、そんなもん間違えてないか?」
「いや、地図ではあっていますよ、依頼書ではここで魔法使いの実験の手伝いとの事で伺いました」
「・・・・おまえさん、もしかして10年前の依頼書じゃねえか、それ」
「はい、その通りです」
「そりゃ、いつまでも依頼破棄しないわしも悪いが、おまえさんも頭大丈夫か?」
そりゃそうだ、誰だって10年前の依頼を受けに来ました、なんて言われたって、頭のおかしい奴か冷やかしに来た奴だろう。
だけどそんな事はどうでもいい、俺がギルドで受けられるランクはE~Dの雑用と初級討伐の簡易依頼のみ、その中で一つしかなかったこの、魔法使いという単語。
俺が、これからこの世界で生きてく上で絶対に必要な戦術、今は出来るだけ早く強くならなければいけない。
だからこれは賭けだった。
「すみません、本当はギルドの依頼なんて口実に過ぎないです、どうでもいいんです」
「どう言うことだ?」
「私は、どうしてもこれから、強くならないといけません、ですが剣術や体術は俺は無理ですってか嫌です。」
「嫌っておい・・・」
「ですから、雑用でもなんでもします、俺に魔法を教えてください!!」
「・・・あんたは、魔法使いになって何をするんだ?」
「俺は仲間と冒険に向かいます、その時、仲間を守るために使います、綺麗事は言いません、仲間を守るためなら、人も殺す事になっても構わないと思っています」
「ほう、殺すか・・・」
「はい、ですが、俺はまだ人も殺したことも戦場に行ったこともない、人が死ぬ恐怖、人を殺す恐怖も知らない、無知です、ですが行かなければなりません」
「なぜ、そんな事を話そうとおもったのじゃ?嘘をついたって良かったろう。」
「俺のような未熟な人間が綺麗事を並べたところで嘘なんて簡単にばれてしまう、さらに綺麗事だけでは生きていけないです、特にこの世界では」
「ふむ・・・」
正直この魔法使いと思われる老人には駆け引きなんて出来る気がしないし、最初からそんなつもりはなかった。
「・・・と言っておりますがどうしますか?お嬢様」
「・・・・・・へ?」
「お主、ただの使用人に何を言っておるんじゃ?まぁ見ていて楽しかったから良かったが」
あれ?なぜか老人の後ろの方から声が聞こえてくる
「どうします、使用人を主人と間違えるような奴ですが」
え、何これ、俺、使用人に魔法教えてくれって言っちゃったの?
・・・・・やばい、穴に入りたい、いや、もう元の世界に戻りたい。
何ですかこの恥ずかしさ、忠則とあかりが見ていたらもう自殺してる。
「そうじゃなぁ、まぁ恥ずかしい奴じゃが、さっきの会話に嘘偽りは無かったからな、合格じゃ」
そして、老人の後ろからピョコっと現れたのは魔女・・・いや、魔法少女。
「・・・えっと魔法使い様ですか?」
「お主、わらわの事をちっちゃいとか思ったのではないか?」
「いや、魔法少女?」
「魔法少女とはなんだ、私は立派な魔女じゃ」
「いやいや・・・流石にこの展開は、無いだろ・・・」
魔法使いが少女・・・「The earth without the end」ってそんな小説だっけ?
「なんじゃ、お主、私では魔法なんて無理だとでも言いたいのか?」
魔法少女は少し怒ったかをする、全く怖くない、むしろ可愛い・・・。
いや、待ってくれ、一応言っておくが俺はロリコンではない、断じてないからな。
はぁ誰に言っているよ、俺・・・
「いや、こんな展開は相当な魔法使い様でしょう、もうこの巡り合わせは奇跡だ、もしかして、あの魔法使いの国ウェザンドの出身ですか?」
そう、突然現れた魔法少女が弱いわけが無い、そう逆だ、多分最強だろう。
この世界に唯一大勢の魔法使いが住む国ウェザンド。
この魔法少女さんはこの国の出身だろう。
「ほう、先日まで異世界に居たのに物知りなのじゃのう」
「はい・・・・え?」
あれ?何て言ったこの人。
「何て顔をしておる、あんなに大量にこの世界に転移しよって、何をしようとしているか知らんが私の目を欺けると思うなよ、そりゃあんな最上級精神操作術式は初めて見たけどのぅ」
・・・・この賭けは大当たりだったようだ。
ちょっと黒野、キャラ崩壊してしまった気がする、が、気にしない。
少女系魔女さんは、これからどうしようか考えています。
結構複線とかフラグ構築的な事してますが、ちゃんと回収できるか不安ですが、今の所順調に進んでいるつもりです。




