第二章 07話
この頃作者である自分は、前書きと後書きに無駄の事書きすぎじゃないのかなと思っています。
ですが、どうせ毎日投稿してるので活動報告に書く意味も少ない気がするのでこちらに書いてしまいます。
さて、そろそろ本格的に第二章の舞台が幕開けします。
「よし、まだ、行けそうだな」
俺は、数m温泉と一緒に吹き飛んだ身体の調子を確認し、他の魔法陣を描きあげて、川から水を引き温度を調節したり、岩を加工し、大きな露天風呂を作成する。
「これは、結構魔法の練習になったな・・・」
俺は、全身の魔力を何度も供給、放出を繰り返し、所々痺れたり、痙攣していた。
少し頑張りすぎたみたいだ、まっすぐ歩く事も出来なくなっていた。
「あ、マズイ・・・」
身体が言う事を聞かない、俺は、ギルドに戻る前に力尽きてしまった。
俺はギルドの裏口近くに横たわるように倒れた・・・
「・・・ここは何処だ?」
目を開けると俺はベッドの上で寝ていた、窓の外から出る日の光からして早朝だろう。
俺は上半身だけ、起き上がり身体の調子を確かめる、手、足、腹部、隅々まで動かす。
所々、痺れはあったが軽度で何も問題は無かった。
俺は、部屋を確認する、俺と似たような部屋だが家具の配置が違い、俺の部屋にある物が無かった。
部屋が整っているので忠則の部屋じゃないだろう、あかりの部屋か?
いや、あかりは先日本棚を壁中に配置して小説などの本を大量購入し、満足げだったのを覚えている。
「ってことは・・・」
俺が結論を出す瞬間に部屋のドアが開いた。
「あ、もう起きられましたか黒野さん、おはようございます」
「やはり、もしかしてこの部屋は・・・」
「はい、私の部屋です、ギルドの掃除をしている時に丁度倒れている黒野さんを発見してここまで運んできました、本当は誰かほかの人を呼んだ方が良かったのですが、見つけた時にはもう日も沈み、皆さんは寝ていたので・・・」
そうか、俺はレイラにここまで運んで貰ってしまったのか、情けなさすぎる・・・
俺は女の子に運ばれると言うショックを隠しながらレイラに話しかける。
「えっと、まだ俺があの場所で倒れている事は言ってないかな?」
「はい、本当かこれからあかりさんに見て貰おうと丁度準備していた所でしたので、まだ誰にも言っていませんよ」
「レイラ、この事は2人だけの秘密にしてくれ、お願いだ」
俺は、レイラのベッドの上で土下座をする、レイラは慌てて俺に正座をやめるように言って、約束すると口約束を交わした。
「でも、何故あのような場所で?」
「あぁ、やはり昨日は誰も気が付かなかったか、じゃあ、その説明をするから、今いる騎士のグループの隊長を呼んでくれないか?俺はあかりと忠則、平田とマリアを呼んでくる」
そうして俺はレイラに俺の部屋に隊長を呼んで来て貰い、皆の前で露天風呂の説明とそれの使用方法について相談をする。
「昨日の今日で作ってしまうなんて・・・流石黒野さんです」
「黒野、本当にありがとう、これで毎日、お風呂を焚かなくて済むわ」
露天風呂は想像以上の反響だった。
レイラは初めての温泉と言うものに驚いていたが、あかりと一緒に出て来た時の気持ちよさそうな笑顔と感謝の言葉で俺は最高の気分になった。
数日後、俺は男風呂と女風呂をわける事にして、脱衣所と受付を設置し、一般にも低価格で開放することにした。
その反響も大きく、数日後には様々な街の人達が利用するようになった。
そしてギルドは一気に改装工事を終了させ、ギルドは遂に完成し、様々な国から依頼を受けにくる旅人やこの世界に馴染む事が出来た俺達と同じ異世界から来た人間も訪れるようになった。
黒野達は新しい旅立ちへの準備が整っていた。
佐藤兄妹は半年以上の冒険に備えて数日後に出発する予定になっていた。
あかりは、この国の城にある文献を読み、まだ黒野達の知らない歴史と伝説、伝承を探し、元の世界に帰る為の糸口を探した。
忠則は、国の唯一のギルドのマスターであり騎士団のトップとして国の治安を守り、国に貢献をし続けた。
黒野は、ギルドの裏方に回り様々な業務をこなしつつ魔法の訓練を欠かさず行っていた。
その生活が1ヶ月が過ぎようとした頃、ギルドに一人の男性が駆け込んだ。
その男は数日前、同じ異世界から来たものとしてギルドに歓迎され、様々な依頼をここで受けていた人物だった。
だが、男の表情はいつもと違っていたのだ、明るい笑顔が特徴だったその男は顔を真っ青にして黒野とあかり、忠則の3人に告げたのだった。
「大変な事になった・・・俺達が召喚された国、リーディアが戦争に勝ってしまった!」
その男の言葉は、黒野達を驚愕させた。
そう、それは本当なら起こるはずの無い出来事だったのだ、リーディアは戦争に敗北し、戦争の無い未来になる筈だったのだ、黒野は男の言葉に思わず口を開いていた。
「新しい歴史が生まれた、もうこの世界は俺達の知っている物語では無くなった、これからは知っているイベントや、攻略法もない新しい物語だ」
黒野の言葉はギルドに居た者達に届いた。
こうして、黒野達は新しい歴史に食いつくされない為の壮絶な戦いが始まったのだった。
戦争です、ファンタジーにはありがちですが、戦争の話になってしまいます。
自分は他の作者様の小説作品に影響されまくっているので、もしかしたら盗作の様な形になってしまうのでは無いかとびくびくしております。
そして第二章ではやっと主人公の黒野君が強くなっていくはずです。




