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イン・ザ・ファンタジーノベル  作者: kurora
第二章 ~新しい歴史へ~
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第二章 05話

執筆スピードを上げる方法を探してました。

そして、問題が発生しました。

作者はタイピングがあまり早くありません。


まぁタイピングが早くてもイメージを文章化出来るスピードも早くなかった。

結局色々改善すべき点があったと築く作者。

タイピングは書いてるうちに早くなる気がするけど、文章化スピードは早くなる気がしないのでした。


それでも書き続けます。

目標は完結です。

歓迎会は丸一日続いた。

途中で忠則や巡回の当番のメンバーは居なくなったり、受注中の依頼をこなす為に居なくなったりしたが、音楽や歌声、喋り声や笑い声は鳴り止む事は無かった。

何処からか街の人間や、旅人がやって来て人数は増えていった。

俺達はこの国に来てどれだけのお祭り騒ぎを行ったのだろう、お金の使い方が酷くなってきている、一度、ランクAAの報酬を一日で使いきった時はどうしたものかと思ってしまった。


「ねぇこれはなんという歌なの?とても良い歌詞ね」

「あぁ故郷の歌だよ、とても有名になった歌なんだ」

「そうね、あまり音楽や歌を聞かない私でもこの曲は知っているわ」


だけどレイラがこんなにも楽しんでくれるのならそれでもいいのだろうと思う俺だった。

俺はあかりとレイラの3人でこのお祭り騒ぎの中ずっと一緒に回った。

ついでにギルド内の紹介や、レイラの部屋に荷物を置きに行ったりと色々な準備だけは終わらせた。


「もうこんな時間ですか・・・」

「楽しい時間は進むのが早いねぇ」


あかりとレイラは夕日が沈みかけた頃に話していた。

お祭り騒ぎは多分日が変わる頃まで続くだろう、忠則はアルコールを口に含み蝋燭の火で火炎放射を放っている。

佐藤兄妹は、いつものように周りに負けないくらいの声で言い争いを続ける。

あかりとレイラもワインを飲んでほんのりと顔が赤くなって話が絶える事が無かった。

マリアも今日は城から戻って来て様々な業務を平田に教わりながら様々な片付けや料理の手伝いをしたり、いろんな人と会話をしたりと様々な事をこなしていた。

日が沈み、忠則が火炎放射に失敗し前髪がチリチリになった頃、俺達は、別の静かな場所を探して椅子に座った、音楽と笑い声が良いBGMに聞こえる所でレイラは口を開いた。


「ねぇ、黒野さん?このギルドは、皆さん同じ故郷の人なんですか?」

「あぁ、そうだよ、皆、出会った時間は短いけど同じ故郷で大切な仲間だよ」

「黒野さんの故郷は、何処なんですか?」

「え・・・」


黒野は躊躇してしまった、本当の事を行っても良いのだろうか、今まで特に説明しなくても、同じ異世界の仲間と暮らしていたのでこの様な状況になった事が無かった。

俺が答えに詰まっているとあかりが隣で答えた。


「私達は別の世界から来たのですよ~ね、黒野」

「え・・・別世界ですか?」

「え、おい!あかり!」

「良いじゃない、もうレイラちゃんも仲間よ、別にばれたら死んじゃう訳じゃないんだし」

「本当なんですか、別世界って・・・」


レイラは、完全に戸惑っていた、それはそうだろう、いきなり異世界から現れたなんて言われたら、耳を疑うか、相手を疑うしかない。

俺は、戸惑っているレイラに声をかける


「えっと、レイラ・・・」

「そうですか、納得がいきました!」

「え・・・」

「そうですよ、異世界から来たなら説明が付きます、皆さん、だからこんなにも強く、奴隷会社なんかを相手に戦ったんですね、この人達は何か違うと思っていたんですよ」

「なんか、思っていた反応と違う・・・」


俺は、レイラの思いの寄らない納得に次は俺が戸惑ってしまった。

俺の戸惑っている中レイラは言葉を続ける


「では、どんな世界に住んでいたんですか?とっても気になります」

「えっと、こことは違って、自分の世界は地球と言って果てがあるんだ」


俺は、地球、日本での事をレイラに話しだした。


「地球は、この世界のように魔法が無いんだ」

「魔法が無いのですか、では、魔力という概念が存在しないのですね」

「あぁ、そうなんだ、だけど、この世界とは違って、様々な物がるんだ、例えば携帯電話って言うのがあって、それを持っていると、遠くに居る人と会話をする事が出来るんだ」

「それは魔法ではないのですか」

「あぁ電波と言うものを使うんだそれは・・・」


俺は、レイラに色々な話をした、テレビやパソコンや、電車、車など、俺が知っている事を限りなく詳しく話した、レイラは驚きながらもワクワクしながら自分の話を聞いてくれた。

少しの間話に夢中になっていたら、あかりが気を利かして居なくなっていた。

俺は、とても楽しかった、最初の出会いが出会いだったため、最初の会話はとても酷かった、だけど、今ではいつものように、いや、お酒も入っていた為、いつもより饒舌になった、レイラも俺の話に相槌や質問をしてくれた、とても興味を持ってくれていたし、自分で言うのもなんだが、楽しそうに聞いてくれたと思う。


「すごい世界ですね、黒野さんの世界って・・・」

「あぁもっと色々あるんだけどね、一日では話しきれない位物が多い世界なんだ」

「黒野さんの話、いつまでも聞いていたいです」


レイラは俺を萌え殺す気なのか、ほんのり赤くなった顔で、目がトロンとしている、そんな表情で、そんな言葉を使うなんて、反則以外何でもない・・

ふと気がつくと、あたりは暗くなっていた、周りのBGMも小さくなっていた。


「・・・黒野さん」


レイラは、俺の顔を見て名前を呼んだ。


「ん、何?」

「今まで、言えなかった事があったんです、本当はもっと早く言うべきでした」


レイラは俺に顔を近づける・・・

俺は、唾を飲み込んで、目を合わせる・・・

え、マジ?この展開ってなに?


「え?レイラ・・・どうした?」

「・・・この国を助けてくださって本当にありがとうございます、国民を代表してお礼を申し上げます」

「・・・あぁ、良いよ、うん、そう都合よく行く訳ないしね」

「はい?」

「いや、何でもない、こっちの話」


そうして、俺は眠そうなレイラを部屋まで送った。

これからレイラと何とかやっていけそうな気がした一日になったのだった。

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