第二章 02話
二章に突入しましたが、書き貯めが危ない・・・。
ですが、何とか頑張っていきます。
「えっと、またお会いしましたね・・・」
「はい、着てしましました」
俺は異世界に来た時の事より動揺していた。
今、俺は昨日初めて出会ったはずの女性と対談室で二人きりになっていた。
・・・なぜこうなったのだ?
昨日から俺は頭が混乱してばかりだった。
自分の弱さに挫けそうになったり、その弱さを女性に見られたり、更にその女性に一目ぼれしたり、その次の日にはその女性と2人きりだったり。
そしてその女性はこの国のお姫様でした。
俺にどうしろというのだ、この世界は。
金髪のポニーテールの少し背の低いこのお姫様は俺の心を揺さぶる笑顔を向け話しかける。
「どうしました?黒野さん」
「・・・あ!いや、昨日会った方がお姫様だったとは思いませんでしたので」
「そうでしょうか、城に私が居ても何も可笑しくはありませんよ?」
「あぁそうですよね、失礼しました」
「そんな、謝らなくても良いですよ」
くそ、これは異世界召喚時と同じくらい超展開過ぎる。
未だに落ち付けずに酷い会話になっているじゃないか。
この年になって女性と会話すらないなんて・・・
一度、業務モードになろう、そうしないとやっていけない。
俺は一度深呼吸をして、頭を切り替える。
「それで、国のお姫様がなぜこのギルドの観察官に?」
「お姫様なんて・・・レイラと呼び捨てで呼んでください」
「いえ、私達はこの国の騎士なのです、呼び捨てなんて出来ません」
「どうしてもですか・・・?」
止めてくれ女性の上目使いほど危険な物は無い・・・
俺を萌え殺す気かこのお姫様は。
お姫様は俺が呼び捨てにするまでその状態をやめない意思があった。
俺は決心し、名前を呼ぶ。
「では・・・レイラ、何故観察官に?」
俺は真っ赤になった顔を伏せ質問を続ける。
レイラは、笑顔になり、質問に答えた。
「私は、このギルドが新設された時から目を付けていたのです、変装し何度もギルドに訪れていたのですよ、もう数人と仲良くなっております」
「そうだったのですか、とても行動力のあるのですね」
「はい、私はお父様にお願いして、様々な事を決行しているのですよ」
レイラは予想以上に活発な娘なようだ、王も振り回しているのかと思った。
「では、今回も私達を監視しに来たのですか?」
「いえ、監視なんてしませんし、観察官というのは建前です」
「では、どう言う目的なんでしょうか?」
「それは、昨日も言ったとおりです、貴方の事を知りたいんです!」
俺は何も返す事が出来なかった、多分顔がトマトとかリンゴのようになっていただろう。
レイラは俺の顔を見て自分の言った言葉に気がつく。
「あ、いや、すみません・・・えっとそういう意味じゃなくて、私は・・・」
「あ、はい、えっと言いたい事は分かりました、でも言葉には気をつけてくださいね」
「はい・・・」
お互い、微妙な空気が流れた所に良い感じに扉が開いた。
「お姫様が居るって聞いたんだが、一応俺も挨拶しておこうと思ってな」
ナイスタイミングだ!忠則、俺は心の声で叫び忠則を紹介した。
「こちら、この国のお姫様、レイラさんだ」
「初めましてになりますね、私はレイラと申します、どうぞレイラと呼んでください」
「おう、レイラな、よろしく」
忠則は普通に手を伸ばし握手を求める。
何て羨ましい事を簡単にしやがるんだこいつ、いや、俺がヘタレなだけなのだが・・・
そんな事を思いながら俺は忠則に続き握手を求めた。
忠則の力を借りて握手をするレイラの手はとても小さく綺麗だった。
そして、握手を交わし、忠則が話し始めた。
「えっと、レイラが観察官なんだってな、なら部屋を決め無いといけないな、俺はこれから巡回に行かないといけないから黒野、幹部の部屋どっか片付けてやれよ」
「え、私の部屋ですか?」
「おう、結構この会社良い暮らししてる奴が居てな、お姫様でも悪くない暮らし出来る部屋が会ったはずだ」
「おい、忠則それは流石に・・・」
「いえ、黒野さんよろしくお願いします」
こうして俺達は国のお姫様レイラとギルドでの生活が始まった。
えっとここ数話をのんびりした時間軸で進めていきたいと思います。
ゆったりとした感じですが、飽きずに見てやってください。
感想評価、お待ちしております。




