番外章~メイド編上~
第二章に向けて頑張っています。
本当は、この話は1話で終了するつもりだったのですが、文字数が多くなったのと、書き貯めがとても少なくなったため2話構成にさせて頂きました。
何とか毎日更新を続けていきたいと思います。
私は、さすらいの旅人メイド。
名前はまだ無い。
名前はご主人様に付けて頂くのだ。
この時は私は普通のメイドとして一生を過ごすつもりでいました。
あの方達に会うまでは・・・。
私は、数年間様々なメイドとしてのノウハウを学び、見習いメイドとして大きなお屋敷に数年間修行し、更にメイドとして必要な様々な技を学ぶためこの世界をめぐる旅を続けておりました。
その旅はメイドとしてご主人様を守る為の技や、侵入者を屋敷に入れないための様々なトラップの仕掛け方や退治方法を手に入れました。
さらに、シノビと呼ばれる者から足の運びから移動手段や気配の消し方を学び、忍術と呼ばれる魔法に似た技も少し学びもしました。
さらに旅を続け様々な図書館を廻り知識を手に入れて、メイドになる為の様々な技術を身に付けた私は今度は主を探す旅を始めたのです。
色々な国をめぐり、様々な屋敷を訪ねたが何故か断られる毎日だったのです。
ですがメイド服と様々な武器を装備したこの姿ではやはり主は怯えてしまうのでしょうか・・・。
私は断られ続ける毎日に、メイドとしての自信を失いつつありました。
だが、その時2人の男女が私を探しているという情報が私の耳に入ったのです。
私はさすらいの旅人メイド、なぜ私の事を知っているのかは分からなかったが、まぁ私を探しているのなら出向いてやった方が良いでしょうと思ったのです。
私は、探している2人の男女に会うため、ギルドに向かい自分がここに居る事を自由に書き込める掲示板に記入しギルド内で過ごしました。
2人は急いでやって来ました。
何故か2人は常に言い争いをしておりました、私はらちが明かないと2人に近付き私から自己紹介を始めたのです。
「貴方様達が私をお探していたのですか?」
「え?あ!はいそうです、すみませんこちらからご挨拶をしなければいけないのに!」
2人は兄妹の様に見えた、兄妹は私を探している理由と依頼を持ちかけていきた。
「私をメイド長にですか・・・?」
「はい、ぜひ我がギルドの専属メイドになって頂けないでしょうか!」
私は困惑しました、今までメイドとして全く興味を示してくれなかった私を今、わざわざ遠いデリルと言う国から訪ねてきたという事なのです。
一度もそんな国には行っていないのになぜ私の事を知ったのでしょうか?
でも、私をここまで探してきたのだ、一度行ってみるのも良いでしょうと思ったのです。
「はい、では一度私の主となるかもしれない人を見せて頂きましょう」
「ありがとうございます!では過ぎに準備しますね!」
妹と思われる女の子が私にお礼を言って急いで走り出して行きました。
それからは、馬で移動して、2人は毎日、飽きないのか常に口喧嘩が絶えませんでした。
最初はいつもうるさい兄妹だなと思っていたのだけど、数日間この兄妹と過ごすうちにこれはこれで仲が良いと言う事なのだろうと思うようになったのです。
兄妹の口喧嘩が心地良い音楽に聞こえる頃デリルではなく、レイドと言う国に到着しました。
レイドは奴隷を売っている国として有名で、私も知っているような国でした。
ですが私はメイドとは対照的な従者の給与もなければ意思や権利も持つ事の許されない奴隷制度そのものが気に入っておりませんした。
「私の主となるものは、奴隷を雇っているのですか?」
私は、奴隷と一緒に仕事をしたくは無かったし、奴隷を雇っている者を主として認めたくはありませんでした。
「いえ、奴隷は雇ってはいませんよ、私達のギルドは奴隷制度を一切認めておりません」
「ではなぜ、この国にギルドを構えているのですか?ここは奴隷会社のある国としてとても有名な所ではありませんか」
私の疑問は的を射ているはずでした、この国は誰でも知っている奴隷の国、その国で奴隷を認めていないなんて、おかしいのではないでしょうか?
「結構時間が掛かってしまったし、もう先輩たちは終わらせてくれただろう」
「そうね、メイド長さん、その疑問は私達のギルドで答えますよ」
兄妹は、レイドに着くと国の騎士の服装をした少年に話を聞いてその少年と移動した。
少年に案内された私は目を疑いました。
「遂に着きました、私も始めてみますが、ここが私達のギルドの拠点です」
女の子はどう見てもギルドの拠点には見えない大きな工場を見て私に言った。
「ここに私の勤め先になるのですか?」
「はい、まだ改装工事や整理をしなければなりませんが、ここが貴方の勤め先のお屋敷になります」
「大きなお屋敷ですね・・・お掃除し甲斐がありそうです・・・」
正直、戸惑いでどうすれば良いかわからない私は変な感想を言う事しか出来ませんでした。
「さて、そんなゆっくりしてる場合ではないぞ、妹よ、早く行こうではないか」
「な、いきなり走り出すんじゃないわよ!馬鹿兄」
一気に走りだす兄妹、早く久しぶりに会える私の主となる者に会いたいのでしょう。
この兄妹に慕われている者なら私のご主人様として認めても良いのではないかと思い、兄妹の方向に走り出しました。
「はぁはぁ、すみません遅れました・・・」
「全くだ、私が居ながらこんなにも時間が掛かるとは」
「うるさいわ!馬鹿兄、もう喋るな、あんたのせいでこんなにも時間が掛かったんでしょ」
工場に近いお屋敷に入るとすぐに口喧嘩を始める兄妹。
私は、未来のご主人様が早く気になったので兄妹の間に立って言葉を遮る。
「まぁお二人ともそれ位にしてください、このままだと私のご主人様が分からずじまいです」
「そ、そうよね、こんな奴を相手にしてる暇は無いわ、先輩達遅れてすみませんでした!何とかメイド長を連れて帰る事が出来ました!」
「いえ、私はただの旅人メイドですわ、メイド長などとても・・・」
こうして私は主となる者に会うことになったのでした。
メイドさんの話ですが、個性が生かせてないです・・・
皆さんはどうやって個性を生み出しているのでしょうか?
というか、女性の気持ちなんて全く分からない作者は難しすぎな問題です。




