第一章 22話
第一章が終わらない・・・。
終わり方がつかめないです。
今日のうちに第一章を描き終わらせたいです。
難しいかな・・・。
まず、先にレイドに着いた3人は都市に行き新規ギルドの設立許可を取りに行った。
この国レイドは王国だ、レイド国の王クレマンは、特に強欲だったり、冷酷でもなく、どちらかと言えば優しくおだやかな人物だった。
ではなぜこのような国になってしまったのか?
それは20年前に遡る。
レイドの国のクレマンが王になり3年後の事だった。
その時のレイドは、裕福な暮らしもなく、国民も決して楽ではなかったが、戦争や大きな事件や事故もない平和な国だった。
さらにその年はクレマンの子供が生まれた事もあって賑わっていた。
ある日一人の男がレイドにやって来た。
戦争で、流れ込んできた難民や孤児を奴隷にしたいという許可を取りに来たのだ。
その時のクレマンは実際に難民や孤児の問題に頭を悩ませていた為、そのまま生き倒れになってしまうよりは良いと考え許可をした。
だが、その考えが甘かったのだ。
男の奴隷は相当なものだった、調教は約3ヵ月もかけた。
奴隷と言うものを教え込み、様々な貴族に売りさばいたのだ。
そして男は、戦争をしている国から様々な難民、孤児を連れてきてそのシステムを拡大していった。
クレマンが、危険と判断した時には3年がたっていた。
3年で、その奴隷会社は、国の町の一部を呑み込んでいたのだ。
情報操作で少しずつ拡大していたその奴隷会社は、流通ルートの拡大、別の国の貴族との交渉で、既にクレマン一人で対処できるレベルでは無い大きさになってしまった。
だが、クレマンはこれ以上拡大させたくなかった、このままではこの国自体が呑み込まれてしまうのは目に見えていたのだ。
クレマンは、男に交渉をした。
この国にこれ以上の拡大をさせない事、奴隷にも人権を与える事。
だが、そんな事を無条件で男は引き受ける訳が無かった。
男は条件を突き付けてきた。
国はこの会社に一切干渉をしない事、レイドの政治の一部に介入できる事。
これは、間接的にレイドと奴隷会社が手を結ぶと同じ意味合いだった。
クレマンは、拒否した、レイドが奴隷の国になったのと変わらないのだ、それでは意味が無い。
クレマンと男の交渉は平行線をたどった。
そしてその時男が言った。
「まぁこの条件が飲めないのでしたら、私はこの国を呑み込んで貴方の娘さんを頂くだけですよ、今、リーディアで大規模な戦争が起こっているのです、難民は減りません、私の会社はまだまだ大きくなりますよ」
それは脅しだった。
だが、リーディアの戦争事情を知っていたクレマンはその言葉は正確だろう。
このままだとこの国は10年も満たない間に呑み込まれてしまう、そして娘を取られる訳にはいかなかった。
そして、その後17年間、スレイブタウンとして街の1部を取られ、奴隷の国とされた。
「まず、国王のクレマンを味方にしなければならない」
黒野は口を開いて、2人に告げた。
「でも、流石に国の一つのギルドが王に謁見を求めるのは難しい事よ」
「そうだな、流石に実績の無いギルドだと、無理があるな」
あかり、忠則の2人はそう返すと黒野はそれに答える。
「だから、もうすぐ集まるあの子供達に実績を積ませる」
「どう言う事だ?」
「まず、この国の景気回復に努める内容依頼と、表向きはこの国の警備と言う名で、奴隷商人から奴隷を連れてこれないようにする」
「そう、上手くいくかしら、奴隷会社はこの国と手を結んでいるのよ」
「あぁ上手くいかなくても良いさ、まず俺達が奴隷会社を潰そうとしている事を国に認識させればいい、そうすればクレマンの方からこのギルドに依頼が来るだろう」
そして、俺達は国の都市部に今まで半年間貯めた資金の一部を使ってギルドを設立した。
ギルドを設立して1週間後、俺達を合わせて208人の専属ギルドメンバーが入った。
子供達の依頼消化率はすごい早さだった、子供達のギルドランクは120人がランクBで85人がランクAだった。
一番すごいのは団結率だった、基本的に5人のグループに分かれていた。
自分の1人のミスで周り4人に迷惑がかかると言う責任は子供達に重くのしかかったが、それ以上に子供達を成長させた。
そして一つわかった事があった。
この世界は成長に対して能力の上昇が著しいのだ。
だから日本ですでに成長していた忠則はこの世界に来てすでにライオルに並ぶ強さを手に入れていたのだ。
成長の早い子供達は目に見える能力上昇にさらに強くなりたいと言う欲求が生まれた。
それは凄まじいものだった、どんどん速くなる自分や強くなる自分を実感する子供達はグループ内やグループ同士で競い合う様になった、依頼内容の難易度や完了スピード、評価。
時には模擬戦をやって順位をつけたりもした。
その成長はランクAの戦士と1人で渡り合える所までになった。
その人数が約200人もいるのだ。
黒野達のギルドの評価は一気に上がった。
そして奴隷商人達の妨害も予想以上に出来た。
これは子供達の今までの恨みや奴隷を自分達の様に助けたいと言う思いが此処まで動かしたのだろう。
そうしてギルド結成から3ヶ月がたったある日、一通の手紙が届いた。
そしてそれを見た黒野はつぶやいた。
「よし、遂にこの時が来たな」
王からの城への招待状だった。
第一章を終えたら少しだけ日常的な物を描いて第二章に進めたいと思います。
日常って自分に書けるのかな・・・。




