第一章 18話
少しずつ執筆スピードが遅くなってきている気がします。
大学も休みだし大丈夫ですが。
思うどおりに文章が成り立たないと辛いですね。
ですが何とか頑張っていきます。
忠則の勝利が確定した瞬間、あかりが走り出した。
黒野はあかりを追って、大会の治療室に向かう。
そこには、気絶したライオルと血だらけの忠則が居た。
大会の医療班は、簡易白魔術を発動しながら、傷口を少しずつ塞ぐ。
「どいてください!私がこの二人の治療を担当します」
あかりは声を張り上げて治療班を部屋の外に追いやる。
その声と表情は鬼気迫るものがあった。
「中級指定回復術式、|精霊達の息吹(ブレス オブ スピリッツ)発動します」
その時、この空間の魔力の密度が急速に上がった。
魔力があかりの周りを取り囲み描かれた魔法陣が白く光る。
空間全てが明るく照らされるその光は、忠則とライオルに静かに振りかかる。
その幻想的な風景は5分くらい経過しただろうか。
光が全ての怪我を覆って完治した。
気絶中のライオルの隣の忠則がベッドから起き上がる。
その時起き上がったと同時にカウンタ―パンチをあかりが食らわした。
「もう二度とあんな怪我しないでよ、心配したんだから」
あかりは重症だった忠則を本当に心配していた。
起き上がることの出来なかった忠則は、心配掛けて悪かったと寝ながらあかりに謝る。
あかりは忠則の謝罪にうなずき、怪我は治ったが、血は足りない筈だからと言って、食べ物を買いに行った。
「どうだ、これで俺が英雄だぜ」
「何を言ってる、まだ一歩目だ、それだけで満足していたら、一瞬で隣の奴に持ってかれるぞ」
俺と忠則は2人で笑った。
「やったぜ、黒野」
「あぁ流石だ、忠則」
俺と忠則は腕を組み勝利を喜びあった。
次の日、大量の飯を食って、宿で爆睡をした忠則は、大会前以上に元気になっていた。
人間離れした忠則を見て俺とあかりはため息をついて次の行動の話をする。
「奴隷商人から人質を全て解放させる」
「まぁこれだけあれば、確実に出来るわね」
あかりは目の前に集まった金93枚を見て答える。
「いや、使うのは金3枚だけだ。」
「え?」
「おいおい、それはいくらなんでも難しくないか?」
忠則は俺の言葉に驚いて答える。
「まぁ交渉は俺に任せてくれ、何とかなるはずだ」
「なんとかって、本当に大丈夫なの?」
あかりは不安を隠さず、答える。
「まぁこれは最小限の金額だからね、でも絶対金10枚までには抑えるさ」
「なんでそんなに抑える必要があるんだ?金はあるんだぜ、出来るだけ安全策をとった方が良いだろ」
忠則が疑問を問いかける。
俺は簡潔に問いに答えた。
「金は、今一番必要なものさ、これを使って俺達はスレイブタウンを手に入れる」
そして、俺は2人にこの計画の内容を説明した。
この世界の歴史を更に塗り変える計画を。
そして、3日後、ついに奴隷商人が動き出した。
奴隷商人は、大きな貨物馬車を十台連立させて動かしていた。
1つの馬車に10人程度のっていた。
それを何回かに分けて拉致した日本人をスレイブタウンに送っていく寸法だ。
奴隷商人は、大会後決勝戦に出場した2人を雇うつもりだったが、2人とも行方が分からず、交渉すら出来なかった。
そのため、数人の大会出場者を引き連れてデリルを出発する事になった。
不満が、残るが、何故かAランク以上の人間を雇える人がいなかった。
だが、ランクAAは、依頼料が高額なため、直に諦めた。
ランクAとAAの違いは相当なものだ、AAランクの人間を1人でAランク10人分の金額を有するからだ。
そして奴隷商人は、急いでいた、荷物が人間だからだ。
それも400人ともなると食料にかける金が多いため、出来るだけ迅速に事を進めないといけない、それに捕まえた数人が食料の不足で死にかけていた。
デリルからスレイブタウンまで馬車では5日もかかるが食料は3日分しか用意していなかったのだ。
だが、商人は捕まえた人間の死には興味が無かった、別に死んでも良いのだ。
数日飯を食わないだけで餓死するような奴は奴隷として生きていけず、調教過程でしんでしまうのだ。
だから、商人は、出来るだけ金を使わないように素早く事を収めるために必死だった。
・・・目の前にその男が現れるまでは。
大会後の内容はちょっと物足りないかもしれません。
ここら辺ちょうどスランプ気味だったんです。
・・・言い訳です、すみません。
ちゃんと書き続けるんで見続けてやってください。
感想評価お待ちしております。




