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イン・ザ・ファンタジーノベル  作者: kurora
第一章 ~小説の世界で~
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第一章 17話

書き貯めがちょっと少なくなってきました。

早く書かないと追いついてしまいます・・・。


何とか一章の区切りは見えましたので、早く二章の構想を完成させないといけないです。

次の日、予想の通り、忠則とライオルが圧倒的強さだった。

2人は準決勝まで無傷で勝ち上がった。


予定していた時間より2時間近くも早く終わってしまったトーナメント式の大会は。

観客の声を聞いて急遽、そのまま決勝戦が行われることになった。


それは俺にとってとても都合のいい形だった。

出来るだけ大会は早く終わって欲しかったのだ、俺達の一番の目的は大会で優勝する事ではない。

大会の賞金50金と賭け金で巻き上げられるはずの20金を手に入れて奴隷商人と交渉する事だった。

奴隷商人の行動がいまだにはっきりと確認できない今では出来るだけ早く大会を終えて、奴隷商人とのコンタクトを取るのが今回の勝負なのだ。


準決勝が終わって25分後、決勝開始5分前の忠則と会話を交わす。


「準備運動は出来たかな?たー君」

「あぁ今、俺のコンディションはオールマックスだぜ」

「頭の方はあまり良くないみたいだな」


三人で笑い合う。

俺とあかりはもう勝敗に着いてや応援の言葉は言わなかった。

ただ、忠則を見つめた。


「じゃあ行ってくるぜ」


忠則は大剣を背負って決勝の舞台に乗り込む。




~ライオルside~


当初は驚いた、デリルに着くと見覚えのある男が仲間を連れて話していた。

その時、この大会は一筋縄ではいかないなと直感した。

そして勘は的中した、予選では圧倒的な存在感を放ち、全ての対戦相手をねじ伏せた。

男は、私が依頼を求めた時の雰囲気とはまるで違った。

その姿はまるでを自分の意思を手に入れた狂戦士バーサーカーだった。

私はその時全身が震えた、この男と戦える歓喜と恐怖。

その混ざり合った感情は押さえきる事が出来ず予選では身体が勝手に動き注目を浴びてしまった。

いまだ私は未熟だな、と思いながらも心の高ぶりは落ち着きを取り戻す事が出来なかった。

そして急遽早まった決勝戦。

私は、あの男と奇妙な運命を感じながら、今出せる全ての力を出そうと心に決め決勝の舞台に向かった。




大会の雰囲気はこれ以上ないと思われるほど高潮していた。

決勝進出者の2人が舞台の上に上がる。

2人は周りの喧騒とは別の世界に居る様だった。


2人はお互いに礼をし合う。

それはとても神秘的なものに見えた。

これから行われる戦いに全力を出せると言うお互いの感謝だった。

そしてお互いに攻撃の構えを始め、司会の開始の声が響き渡る。


「初め!!」




動いたのは同時だった、だが、やはりライオルの速さは忠則を凌駕した。

だが、忠則もそれはわかっていた、ライオルとの距離を秒速単位で感覚を図る。


まだ数メートルある距離で忠則は大剣の鞘を全力でライオルめがけて投げたのだ。

ライオルは目の前に飛んできた鞘に動揺したが直に起動修正して間一髪でよける。

だがそれは忠則の作戦だった、鞘を避けたライオルに一気に飛び、近づいた。


一瞬のすきを突かれたライオルは直ちに攻撃を防ごうとするが向かってきたのが剣ではなく拳だった、剣の刃を向けていなかったライオルは持っていた剣と一緒に数メートル吹き飛んだ。


ライオルは空中で冷静さと体制を整える。

今、完全に忠則の雰囲気に呑まれていると感じたライオルは自分のダメージを確認しながら相手の攻撃に備える。


忠則は、ライオルが直に冷静さを取り戻したことに対し、相手の強さを更に実感すると同時に笑みがこぼれる。

身体が勝手に動いていた、全身が早く戦いたいと叫んでいた。

これからの作戦はもうなかった、本当は先制攻撃からの連続コンボを繰り出すつもりが、既に回避されてしまったからだ。


そう、後はどちらかが倒れるまでの力比べ、ライオルに向かい全力で剣を振る。

忠則の大剣を避けてライオルが隙を見つけ切りつけるそれを守らず拳や足をライオル目がけて叩きつける。


その戦闘は10分以上続いた。

忠則は全身に血流の絶えない切り傷。

ライオルは足や腹部の骨が砕けていた。


どちらも立っているのが不思議だった、だが、2人に苦痛の表情は無く笑っていた。

忠則は、英雄と戦える喜びを、ライオルは全力で攻撃を受けとめる相手に喜びを。


そして、その時は来た。

ライオルは、折れた脚を引きずりながら速度の変わらない剣を振る。

忠則は既に大剣を捨てて、血が噴き出す事など目もくれず拳に力を込めて全力で殴る。

ライオルの剣は忠則の腕をそれて肩に剣が突き刺さる。

だが、もう痛みは既に限界を超えていた忠則はその剣が突き刺さった腕をライオルの顎めがけて拳を当てた。


ライオルの剣が忠則の肩から抜け血が噴き出した。

だが、忠則は倒れなかった、大きな足を震わせながら全力で身体を支え切っていた。

そして忠則に剣を刺したまま手を離し、ライオルは軽快に笑いながら気絶した。


歓声の鳴り止まない中、大会が終了した。


これで忠則ターンは終了です。

これから少しずつ本当の主人公君が頑張ってくれると思います。


それと、何とか恋愛要素入れたいと思っている作者です。

あかりさんと少女系魔女さんはでは無理なので、途中で現れる新たな重要キャラをヒロインに仕立て上げたいと思います。

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