古の心よ
それほどでもない昔の昔。
海が対立の陸地を隔てる前。
まだすべての動物の一対を乗せられる程の船に需要がなく、
風の神が喧噪に辛うじて耐え、目を覚まさず、
天はちゃんと柱に支えられていた頃。
繋がってる大地を踏みしめる
一人と一匹の姿があった。
いや、よく目を凝らして見たら、
その背後には数えきれないほどの人と数多の匹が続いている。
そういう始まりの話。
旅の話。
海が対立の陸地を隔てる前。
まだすべての動物の一対を乗せられる程の船に需要がなく、
風の神が喧噪に辛うじて耐え、目を覚まさず、
天はちゃんと柱に支えられていた頃。
繋がってる大地を踏みしめる
一人と一匹の姿があった。
いや、よく目を凝らして見たら、
その背後には数えきれないほどの人と数多の匹が続いている。
そういう始まりの話。
旅の話。
序章
2024/10/02 02:18
第一章 前途なき光
2024/10/06 18:14
第二章 世界の果て
2024/11/28 13:10
第三章 四度目の日ノ出
2024/11/30 23:30
第四章 塩と水と四本の角
2025/08/05 21:59