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水母すいの独りごと

「――」(ダッシュ)の使い方について思ったこと

作者: 水母すい

短編小説を書く前置きも兼ねて、たまにはエッセイも書いてみました。いつも以上に自己満です。


 こんにちはこんばんは。

 先日、なろうで活動報告を書くようなテンションで学級日誌を書いたら、担任から『学級日誌のコメントが面白い人』というアホみたいなレッテルを貼られた海月野ななりです。

 突然ですが今作は、私の独り言のような感じになっております。冗談半分で読んでください。


 最近、小説を執筆していて思ったことがあります。

 それは、「――」の使い方ってなんぞやってことです。

 そう、“ダッシュ”とも呼ばれるアレ。小説とかラノベではよく使われてますが、これの正しい使い方ってなんなんでしょう?


「お前小説家もどきのくせにここまで知らないで使ってきたのかよ!!」とツッコまれるかもしれませんが、まったくもってそのとおりです。有識者の方々には頭が上がりません。

 なのでここではその戒めと振り返りとして、私自身の普段の用法を書き留めておきたいと思います。

正しい用法ではないかもしれませんので、そこはご容赦を。



  ଳଳଳ



1)臨場感を出すために使う

ex)「ククク、よくぞここまできたな勇者よ」

  「――勝負だ、魔王!」


 これは私もよく使う、ラノベでも一般的なテクニックですね。

 純文学では作風によってはあんまり使われない気がしますが、ラノベの戦闘シーン等緊迫したシーンでは便利な用法になります。


2)セリフを途中で区切るときに使う。

ex)「フハハハ、私は四天王のひとr――」

  「そんなこと知るか! 死ね!」


 ギャグテイストでも、緊迫感のあるシーンでも使える用法ですね。

 話の流れを変えるために使うと効果的……かと思われます。


3)文章の挿入・補足

ex)つまり僕は――たけのこ派は滅べばいいと思うくらいの――根っからのきのこ派だ。


 これは、文章の途中に単語の説明や補足を入れるときに使うテクニックですね。

 主に地の文で使うことが多いです。個人的には、使えればカッコいい的な感じに思ってます。

 でも文章の形は崩れてしまうので、あんまり乱用はしないようにしてますね。


4)心情・本心の吐露

ex1)人間と魔族は、確かに相容れない存在だ。

  だけど、共存する未来があったかもしれないと、僕は思う。

  ――人類が、きのこの山を選んでいなければ。

ex2)「また、前歯が欠けたよ。――このクソみたいに硬いあずきバーのせいでな!」


 これも有名な使い方ですね。地の文で主に使いますが、台詞でも効果的に使えるんじゃないかと思います。2と似たような感じで、話の流れを変えるために使うこともありますね。


5)地の文→セリフにつなげる

ex)たしかに、俺と彼女は兄妹だ。法律上結婚はできないかもしれない。

  だが、それでも――

 「俺は、お前が好きなんだ!!」


 これは文末に用いるタイプです。これは正直、用法として合っているかわかりません。

 ただ、文末に使うと余韻を残しながら次の展開に持っていけるので、割と便利だとは思います。



6)余韻を残すために使う。

ex)なぜオタクはケモ耳にここまで魅了されてしまうのか。

  その謎を解明すべく、我々調査隊はアマゾンの奥地に向かった――。


 これはいい例文がありましたね。小説のあらすじなんかで最後に付けがち。

 文末に付けるだけで文章が簡単にそれっぽくなるので、オヌヌメです。

 ちなみに私はケモナーではありません。



  ଳଳଳ



 さて、ここまで私の知っている用法を紹介してきましたが、いかがだったしょうか。

 正直、私も普段から意識して使っているわけでもないので、間違った使い方もしているかと思います。これを読んでくださった皆様も、自分の使い方等の意見を感想でくださると、作者が喜んでくらげ踊りします。


 それでは、今回はここまで。私のクソ長独り言にお付合いくださり、ありがとうございました。

 もしかしたらシリーズ化するかもしれません。

 ――私の気が向けば、の話ですが。



本編でも触れましたが、気が向けば独り言シリーズとしてシリーズ化するかもしれません。

感想・ご意見等お待ちしております。


(2023 3/22 改稿)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 水母先生、ダッシュのご解説、ありがとうございました。 とても勉強になりましたが、途中、先生がきのこ派なのかたけのこ派なのかどっち!?と気になって一部ご解説が頭に入って来ない事態に陥ってしま…
感想一覧
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