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【完結】無属性魔法使い〈番外編追加〉  作者: クソラノベ量産機
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第70話 拳闘士の部 予選

第二章は第26話からです。

第三章は第46話からです。

第四章は第66話からです。


では、引き続き無属性魔法使いをお楽しみください。

 武闘大会に登録し師匠の家に戻って来た俺達はメルダが気絶している事を問いただす。


「師匠、メルダに何したんですか?」


「いや、何もしてねえよ! 乾燥した蠍見て倒れたんだよ。」


「あー、アレか……俺もそれは苦手だ。 まさか食わせたのか?」


「話聞いてたか? 見て気絶したっつったろ! 何で信じてくれないんだよ!!」


「だって師匠、俺の時はこっそりスープに入れて食わせてただろ!!」


そう俺は昔師匠に拾われて共に旅をしていた頃、師匠の悪ふざけで乾燥した蠍を口にした事がある。


「そ、それは悪かったって! だが断じて俺は女性にこっそり虫なんて食わせないって!」


「分かった、言い合ってても仕方ないし信じる事にするよ。 ところで師匠に聞きたい事が有るんだが。」


「どうした、何かあったのか?」


「何かさ、戻ってくる最中にモンスターボックスみたいな物を持った冒険者がいたんだけど何か知ってるか?」


俺はモンスターボックスの事が気になり師匠に訪ねてみる。


「ああ、あれか……厄介な事になってるな。」


「あの、モンスターボックスというのは何なのでしょう? ワタクシには分からないのでお聞きしても?」


「モンスターボックスってのはアタシ達、冒険者の間では有名ダナ。 誰かが置いて行ったのか勝手に何処かから出て来たのか謎の魔物を無尽蔵に産み出す箱ダ。」


「それで師匠、厄介ってのは?」


師匠は深く溜息を吐き、俺達に現在調査している状況を説明する。


「そのモンスターボックスは本物って事は把握している。 今現在、俺達も行動を起こしてはいるからな。」


「え、てことは師匠の他にもナルドレイク王国に来てるのか!」


「ああ、そうだな……けど教会との鼬ごっこになっちまってな。 アイツら俺達がモンスターボックスから出て来た魔物を退治したら今度はモンスターボックスを奇跡の箱とかぬかして設置したから魔物の数が減ったとか言いやがる!」


「それって何かマズイのか?」


「かなりマズイな、かと言ってモンスターボックスを破壊しなかったら犠牲者が増えるし、それどころか魔物が増えた要因を俺達に濡れ衣着せるのは目に見えてる。」


「俺に何か手伝える事はないか?」


師匠は首を横に振り、今は手伝える事が無い事を伝える。


「今は、武闘大会の事だけ考えな! なーに、その内隙を見て教会の鼻を明かしてやるってな! だからアルベルトは大会に集中しな!!」


「武闘大会の予選は3日後だったな、いっちょ頑張ってみるかな!」


「はは、その調子だ!」

(悪いなアルベルト、お前の戦い方を見定めさせてもらうぞ! あのバゼラードという選手にも何か裏がありそうなんでな。)


そして3日後、俺達は武闘大会の会場へと着き予選に出場するところだ。


「アルベルト様、頑張ってね!」


「僕達も予選の試合を見れるんだね。」


「なんかさ、参加者が多いから枠決めてサバイバル形式とるみたいだね。」


「シェスカさんは、戦士の部で出場するのでしたね。」


「アネットさん! 今のワタクシはシェリーですわ! 皆様もお忘れなく!!」


「わ、分かった……。」


「シェスカさん、偽名使うって言ってましたね。」


「私達は観客席で見ていましょうか。」


メルダがそう言うと、エリーシャ達は観客席へと移動しに行った。


「えー、参加者の方はお集まりください。 人数が多いので今大会では各ブロックに分かれて、サバイバル形式で勝ち残った8名を本戦への出場権が得られます!」


「サバイバル形式か。」


「なお、相手を殺したり凶器の持ち込みなどが判明した場合失格となりますのでご注意ください! では、名前を呼ばれた方はコチラの箱にブロック分けの紙が入ってますので順番にお取りください。」


次々と出場選手の名前が読み上げられ、箱に手を入れ紙を開き見せている。


「アルベルト・ブラウン様ー。」


「あ、俺の番だ。」


「お互い、いきなり当たらないと良イナ。」


俺は箱に手を入れ、紙を取り開いて見せる。


「Cブロックですね。 有難う御座います。」


「アタシはEブロックだから、いきなり当たる事はなさそうダナ。」


「バゼラードさんは、Fブロックですね。」


そして、数分が経ち予選はAブロックから順番に予選が始まる。


「結構時間かかってるな、俺の番までまだかかりそうだ。」


「拳闘士の部は時間がかかりそうですわね。」


「シェス……、シェリーの方は終わったのか?」


「戦士の部は、拳闘士の部より参加者が多くないようなので直ぐ終わりましたわ。」


「そうか、俺達は本戦出場は決まったようなもんだし気楽に行くかな。」


「そうダナ、出場選手の中でヤケに気になるのは赤い目をした奴が妙な雰囲気を醸し出しているくらいダナ。」


「戦士の部にもいましたわ! 赤い目をした剣士の女性の方が。」


俺達は赤い目の人物をそれぞれ妖しげな雰囲気に気を取られていた。


そして、しばらくするとAブロック、Bブロックと出場選手が決まり次はCブロックの選手の番となった。


「これより、Cブロックの予選を行います! 出場選手は舞台へお上がりください!」


Cブロックの選手は俺を含め、ぞろぞろと舞台へと上がり試合開始の合図を待つ。


(思ったより、強いのはいなさそうだな。 問題はどこまで手加減しないといけないかだな。)


「よう、おめえ初参加だろ?」


「ん、ああそうだが?」


ふと後ろから声をかけられ、可哀想な奴を見る目で話しかけられる。


「俺もアンタ、ついてねーな……よりにもよって前々回の優勝者グラニデがCブロックに居るんだからなあ、まあお互い見せ場くらいは作ろうぜ? じゃあな。」


「グラニデって、あの大男の事か?」


「そうだ、他にも出場選手の中には今回は孤児院から何人か参加してるみてえだしな優勝は無理でも力試しくらいにはなるだろうな。」


話しかけてきた選手と話し終えると審判らしき人物がでてきて、試合開始の合図をする。


「それでは、Cブロック予選試合を開始します! 最後の一人となった者だけが本戦への出場権が得られます! では、試合開始!!」

何時も読んでくださり有難う御座います。

楽しんでいただけたのなら幸いです。

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