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魔道士な二人〜フレイムマジシャン〜
木の化け物は案外楽勝だった。
時間が経過していたので化け物は僕らと戦った時よりも大きくなっていたが僕らの方が強くなっていたのでなにもかもが楽勝だった。
具体的にはこうだ。
まず火の魔法を使って始まりの大地を焦土にしてスライムを全滅させる。
そしてレベルを上げて魔法のレベルも上げる。彼女には魔力に特化してもらった。
そして森を焼き払う。最大火力で、二人の魔力を限界まで使って焼き払った。
もちろん木の化け物も倒せた。
正直それよりも魔力を使い切るという体験をしたことがなかったからそっちにウキウキしていたんだけれども、少しネガティブになるだけだった。
焦土と化した一帯を見てアンニュイな笑みを浮かべるほどにはネガティブだったね。
魔力が回復しては焼き払い、回復しては焼き払いを繰り返していくうちにあっという間に王都に着いた。
もちろん門番たちは巷で噂になっている"煉獄魔道士"2人の訪問にかなりビビっていたけれども、その時の僕らは魔力が最大限あってかなりポジティブで明るかったので快活と門番に接していたらすんなりと入れてくれた。
かくして僕らは王都に着いたんだ。