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第30話:初めての接点
封筒が届いた。
いつもと同じ。
だが、中身は少し違った。
掲載通知と、短い手紙。
そして最後の一文。
「もしよろしければ、一度編集部までお越しください」
手が止まる。
「……来たか」
予想していなかったわけではない。
だが、実際に来ると重みが違う。
投稿者から、一歩外へ。
直接の接点。
これは大きい。
「どうするか」
行くか、行かないか。
答えは決まっていた。
「行く」
迷う理由がない。
これはチャンスだ。
前世では、こういう機会を逃してきた。
怖さ。
不安。
準備不足。
だが今は違う。
「準備するか」
何を話すか。
どう見せるか。
すべて考える。
ただの子供として行くのか。
それとも、“書き手”として行くのか。
答えは後者だ。
「やれるだけやる」
そう決めた。
布団に入り、目を閉じる。
明日ではない。
だが、確実に未来が動き始めている。
投稿の先。
その扉が、少しだけ開いた。
私の2作目
「神様転生したはずが赤ん坊の自分に転生していた件」
この作品は一言で言うと神様に笑われた男が世界を笑えなくするです。(自分でも導入で笑ってしまいました)
良かったらどうぞよろしくお願いします
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