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第28話:仕組みに近づく
紙は、すでに十人近くに渡っていた。
驚くほど早い。
だが、それ以上に重要なのは、その後だ。
「また使った」
「今度も褒められた」
「これ、便利だな」
その声が増えている。
つまり、リピートが発生している。
「……仕組みだな」
単発ではない。
繰り返される。
それはもう、個人の行動ではなく構造だ。
恒一は新しい紙を作り始めた。
一つ目は作文。
では次は何か。
「読書感想文、か」
これも同じだ。
困っている人間が多い。
そして、自分はできる。
条件は揃っている。
作る。
試す。
反応を見る。
その繰り返し。
前世でやっていたPDCAが、ここでは自然に回る。
しかも、苦ではない。
むしろ楽しい。
「これが違いか」
やらされるか、自分でやるか。
それだけで、こんなにも変わる。
夜、恒一はノートに書いた。
・複製可能
・展開可能
・別ジャンルへ応用可
もう一段、上に行ける。
そう感じていた。
私の2作目
「神様転生したはずが赤ん坊の自分に転生していた件」
この作品は一言で言うと神様に笑われた男が世界を笑えなくするです。(自分でも導入で笑ってしまいました)
良かったらどうぞよろしくお願いします
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