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4話~僕の日常は何処にあるの?~

前話との時間が跳びすぎですが、話が進まないので…。

 皆さん、こんにちは。葉月です。

あれから、数年がたって僕は10歳になりました。

なぜ、話が飛び過ぎているかって? それは、毎日同じような生活を送ってたからだよ!

最初の頃―といっても初日だけ―は、赤ちゃんでも話せたけれど途中から―多分―母さんのせいで普通の生活を送ってましたよ…

おかげで、僕は毎日恥ずかしい行為を…

思い出すのやめよう。


「はづちゃん、おはよっ! 学校いこっ!」元気で無邪気な声で、僕の事を呼んでくる幼馴染みであり"友達"。

「うんっ! 奏ちゃん!」…なぜか僕は男友達が少ない。この容姿だから?

僕は奏に手を繋がれて学校に行った。


「ねえ、はづちゃん。今日、実技試験だね」と緊張混じりの声で言った。

「そうだね。奏ちゃん一緒に合格しようねっ!」そう、この日まで一緒に練習してきた仲なのだ。

奏ちゃんには御守りを渡していて、その御守りには魔法支援や対物理魔法防御が出来るようにしてある。

勿論、僕の手作りである。


 1時間目は、試験に関する説明だったが、数十回目だったのでクラス全員が聞き流していた。

僕と奏ちゃんは今日が初めてだった。―個人では受けたことはあるけど、団体でするのは今日が初めてだ。

説明が終わったらしく皆、校庭()に出て行く。

僕と奏ちゃんは先生に呼ばれて職員室に行った。

「今日は使い魔召喚する日です。それだけは成功しなさい。いいですね?」


この先生はどうやら勘違いしているみたいだ。―――基本、個人でやる人は魔法が上手く出来ない人。

でも、僕達は違う。それ以上の魔法を使う事が出来るから個人―上級魔法使い(メイジ)―の前でやっていたのだ。


「それぐらい簡単ですよ」と僕は言って奏ちゃんを連れて、校庭に出て行った。


 僕の番が来るまで、何を召喚したらいいのか迷っていた。

ケロベロスか違うのにするかと。ケロベロスは神獣でもある。それを召喚したらどうだろうか? 混乱するだろう。

そのことを念話でケロベロスに伝えておく。


「葉月。あなたの番ですよ?」とさっきの先生がニヤニヤして僕に言ってくる。

失敗するとでも思ってるのだろうか?

「はい」

「僕の召喚に応じる者よ。姿を現せ!」

今の魔法は僕が作った召喚魔法だ。……先生が、おどろいているが気にしない。

数秒経って、地面が光った。――なぜか虹色に。


上級止まりでありますように。という願いはあっさりと砕けてしまった。――そう、紛れもなくそれは神獣、鳳凰なのだから。


「キャーン」と鳳凰は、甲高い鳴き声をあげる。

「鳳凰…神獣だああ!」一番、僕がパニックを起こしてるみたい。

「―――の召喚に応じました」最初の言葉は危なかった。咄嗟に消音魔法を使ったよ。

なんて言ってたのって? 今に分かるから。

「鳳凰だよね? 僕には相応しくないと思うんだけど」

「何を言ってるのですか? 貴方様は神様――――」危ない、危ない。

「…早く契約しましょう」まずは、契約だね。

―――無事に、契約が済んで良かったよ。

「早速だけど鳳凰。人気(・・)の居ないところに連れていって」と言って僕は鳳凰に跨った。

今日の授業は、これで終わりでよかった。

鳳凰とゆっくり話が出来るから。――なんていう事は思ってない。

鳳凰と僕は、空高くに舞い上がり、森を目指して飛んだ。



 鳳凰から降りた僕は、純白の羽根(・・・・・)を背中から出した。

なぜ、出したって? 気分だよ…。翼を風に当てたかったからです。

「神様関係の事は、これから絶対に言わないでね。それと、名前なんだけど。彩華(さいか)ね」彩華にしたのは、何となくだ。

「わかりました。葉月様」――鳳凰の身体全体が光ってるなあ。帰ったら、ケロちゃんに名前付けてあげよう。

光りが収まると、一糸も纏っていなく生まれたままの姿をして立っている少女がいた。――感じとしては、鳳凰なんだよね。

「葉月様。これからよろしくお願いします」―――でも、その前に服を着てちょうだい!

僕は、個人空間から服を取り出して彩華に渡した。

彩華は、嫌々ながらも服を着た。――元々、服って着ていないからかな。

話が終わったので僕は、翼を広げて家に帰った。――僕が飛んだと同時に彩華も翼だけを出して、僕の後に付いてきた。



――彩華のことをどう伝えようかな… と思いながら飛ぶのだった。

サブタイトルを毎回考えてるんだけど…もう限界に近い。


 どうも、宮原葉月です。ついさっきまで“風邪”でダウンしてました……。

この4話は今月26日に書きあげたものです! つい最近ですね。


 今回は『後書き』をいっぱい書いちゃいますっ! 学校休んだ代わりに!



人物設定等がよくわからないという方のために載せたいと思います~。


■登場人物


織原 葉月(おりはら はづき),葉月・・・

本作の主人公。一人称は『僕』

ライトノベル好きな普通の中学1年だったが、ある日、家を出た瞬間にトラックに跳ね飛ばされて――神様のミスが原因。

神様がお詫びとして、二度の生(セカンドライフ)神様並みの(チート)能力と世界の知識を貰い異世界に。

その能力のせいか容姿が女に見える。

異世界に行ってからの名前は『葉月』だが、たまに前世のも使う。

今いる使い魔は、ケロベロスと鳳凰。――どちらとも神獣である。


母さん・・・

葉月の母親で名前は、雪乃(ゆきの)。一人称は『私』

葉月の魔法を妨害(ブロック)できるところから、チート能力を持っている…はず。


尚希・・・

葉月の父親の名前らしい。詳細不明。


おじいちゃん|《神様》・・・

一人称は『私』

自分がミスしたにもかかわらず逆にそれを利用して能力などをあげた。…が本来は優しくて、天然な人物?

容姿は、葉月がイメージ(想像)している神様の姿。――おじいちゃんである。


奏(かな)…

葉月は『奏ちゃん』と呼んでいる。一人称は『私』

唯一の親友である。ツンデレが少し入ってる。

御守りを所持している。使い魔は、聖龍《ホーリドラゴン》。


鳳凰・・・

葉月の使い魔で名前は、彩華(さいか)。名前をあげた事により人間の姿になることが可能に。

人間の姿でも鳳凰の姿の一部を出すことができる。忠実であるが、葉月は自分がやりたい事をやって欲しいと思ってる。


ケロベロス・・・

葉月の最初の使い魔だけど、名前がまだない。愛称のみで『ケロちゃん』と呼ばれている。


■魔法使い《メイジ》


魔法を使う者のこと。


■モンスター


no date...



今のところは……こんな感じです。

魔法の方はまだ作成途中なので次回に。――いつになるかは分かりませんけど。


5話は『10月15日』に投稿予定っ!

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