3話~チートな子供を持つ親は大概がチート~
皆さん、久しぶりです。
僕は、織原 葉月…間違えました……葉月です。母さんが名字教えてくれてないから分からないんだよね。
そうそう、3日くらい僕は眠っていたそうです……なぜでしょうね。この身体が赤ちゃんだからでしょうか?
さて、今の僕の姿は本来の姿である赤ちゃんです。
「ばぶばぶ…(暇だ…)」
「葉月。食事の時間よ」
赤ちゃんだから食事は母乳でして、それを飲むには……。
嫌だあぁ! 回避しなければ、と思い魔法で5歳の姿になろうとする…がなれなかった。
「ばぶう!?(なんで!?)」
「妨害したから。おとなしく飲んでね♪」あれ、僕チート能力を神様に付けて貰ってたよね? なんで母さんが妨害出来るんだろう。
転生者の親は大体がチートなのかな? と僕は現実逃避をしていた。
「ばぶぅ…(お母さんのいじわる…)」と悪態をついて、覚悟を決めた僕は、口にくわえて吸った。
飲んでいる時の事は言いたくない―主に、僕の精神が危ないので―ので、美味しかった…。といっておこう。
「さあ~寝ましょうね」僕、眠くないんだけど……。
お母さんは僕を両手で抱いて揺りかごのように揺れていて、更にお母さんの温もりを感じて安心感を得た、僕は眠たくなってきた。
精神ってやっぱり身体に影響されるのかな? よく、精神は身体の玩具って誰かが言ってたような… と思いながら、僕は睡魔に身を委ねた。
いじめた時の顔も可愛いけど…寝顔も可愛いわね。さすが私の子供ね。
私は寝ている葉月のほっぺたを軽く、つっつく―ぷにぷにしていて気持ちいいわ…。
さてと、私も寝ようかな。意識を手放した。
次話で、葉月を急成長させるつもりです。
タイトルミス修正。




