17話~そんなことはいけませんっ!~
引き続き話単位の文字数を少なくして更新をするという作戦に…。
――「僕は、佳織が好きだっ!」
言ってしまった。だからもう後戻りはできない。
でも後戻りできないからこそ僕は突き進む。
「は、葉月っ!」佳織は顔を真っ赤にさせながら嬉しそうに僕を抱きしめる。
「佳織……」僕は顔を近づけてキスをした。
「んっ……っ。は、はづきい……」佳織は蕩けた瞳で甘えてる声を出して僕を見つめてる。
「「佳織、そこまでですっ!」」
重なる二つ声に佳織は我に返ったように声が発しられた方を向いた。
そこには、奏ちゃんと彩華が腰に両手を当てて仁王の像の如く立っていた。
「放っておいたらこう……ってどういうことなのかしら?」
いつもの彩華ではないかのように僕は感じた。
「葉月が好きって言ってくれたのよ?」
佳織がそう言った瞬間に僕に視線が集中する。
「葉月、どういう事か説明してくれないかしら?」
「それは文字通りの意味だと思います。はい」
「ふうん……。葉月は佳織の事が好きなんだ? じゃあ私の事は? 嫌いなの?」
「嫌いじゃないよ! むしろ好き!」
佳織の眉がピクっと動いた。
「葉月どういうこと? 彩華の事も好きだなんて」
引き続き話単位の文字数を少なくして更新をするという作戦に……。
本当にすみません。