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俺が告った彼女は〈野郎〉かもしれない

作者:磨己途
「俺は男なんだ。だからお前の好意には応えられない」

高二の初夏、放課後の教室でハルキは謎めいた美少女転校生──鷹宮遥香からそんな型破りな振られかたをする。
鷹宮はさらに、自分には『今年の4月1日に目を覚ました時より前の記憶がない』という事実と、その原因が『脳を生体間移植されたせいではないか』という荒唐無稽な推論を語るのだった。

──俺が惚れた相手は複雑な拗らせ方をしたメンヘラちゃんだったのか?

鷹宮の証言に疑いを抱きつつも、ハルキは彼女(?)の記憶を取り戻す手伝いをすることになるのだが……。

自分のことを〈男〉だと言い張る謎の〈美少女〉転校生の真相とは⁉
オカルトSFラブコメ×TSミステリー。未踏未開の新ジャンル!
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