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アナスタシアpart2

作者: 今井キマリ

アナスタシアは言った。


"ペペロンヌ、お別れね。


貴女は私でありながら


私でない。"


ペペロンヌは


魔女でなくなったのだ。


ペペロンヌは


隠れ里に隠れた。


アナスタシアは


その2年後


狂った世界に


終止符をうち、散る。


アナスタシアは


世界に警笛を鳴らし続けた。


迫害されたのは


アナスタシアの方だった。


ペペロンヌは思う。


あんな優しい女は


今後も産まれない。


しかし十三番目の猫は言う。


"アナスタシアの完成は近い。"


ペペロンヌは


里から都市に登った。


ペペロンヌは悟った。


世界を救うのは


私だと。


アナスタシアが逝って


3日後のことだった。


アナスタシアは居ない。


けれど彼女の意志を継ぐものは


あとを断たない。


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