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菅政権の経済政策は失敗しそう

作者: 明日香狂香

 彼の頭の中は昭和のままな気がする。都市の個人主義を地方の共産主義が支えると言っているように聞こえる。本人に明確なビジョンがあるわけではなく、悪いところを叩いていけばよくなるんじゃないかと安直に考えているなら失敗する。


 日本の経済基盤は家庭内共産主義だ。これが柱となって資本主義を支える。昭和の日本はこの間に、地域というクッション材があった。この地域というのは、まるで三面阿修羅のように資本・社会・共産の三面をもつ摩訶不思議な(ダムのような)存在だ。これが、家庭と資本の間にあって流動的な資本主義のゆれを吸収していた。高度ネットワーク時代になり、地域が崩壊・消滅すると、家庭という柱のうえに資本主義が広がる。資本主義は流動的で安定したバランスが保ちづらい。そのため、新たなクッション材を作る必要がある。このクッション材は家庭と資本の間ではなく、資本主義の上でゆれを吸収するのが理想だ。そうすれば資本主義の流動性による応答速度のよさは家庭に届く。大雨で一時的に溢れた水を地下の貯水槽に貯める様なものだ。今はこの水は捨てているが、別次元で活かせる様になれば住みやすくなるのではないだろうか。

経済と治水は似ていると思います。気候がおだやかなら、ダム型治水で間に合っていたが、変動が激しい現代では分散貯水層型のほうがあっていると思います。

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