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プロローグ

新作投稿。何となくで書いたのでブックマークやポイント評価お願いします。

 



 スキル。それは、全世界共通で14になるともらえるものである。


 スキルは大きく4つに分けられる。


 〈魔法〉・〈戦闘〉・〈生産〉・〈特殊〉これら4つに分けられ、基本的にスキルは一人1つ。


 中には才能ある者として2つや3つ持つ者もいる。


 さらに、スキルとは別に神と呼ばれる存在から肉体に補正が入る〈加護〉と言うものが存在する。


 この世界はスキルと加護があるのには理由がある。


 この世界にはモンスターが存在する。


 それを倒すために戦闘技能の修練期間を大幅に短縮してくれるのがスキルであり、加護だ。


 モンスターは主に2種類に分けられる。


 森、山、洞窟のいずれからなるダンジョンで生み出されるダンジョンモンスター。


 環境の変化や突然変異により、動物がモンスターの証拠である魔石を体内に生成した魔物。


 この二つに分けられる。


 モンスターは動物と比べて圧倒的に強く、それを専門に狩るものを冒険者または探索者と言う。


 この物語の始まる西の大地、アーカルス大陸には3つの大国がそれぞれ支配をしており、それぞれ、宗教、魔法、戦闘と国色が強い国である。


 主人公は宗教色の強い『マステア教国』の冒険者、クラミチ。


 彼はソロでギルドランクB(S・A・B・C・D・E・Fランクからなる)を持っており、『B止め』と呼ばれる名ざし依頼を嫌う冒険者側の人間だ。


 彼の名はSランク冒険者の中では有名で、今回は彼の親友でSランク冒険者であるホルスのパーティーがモンスターパレード(ダンジョンコアと呼ばれるダンジョン管理システムが自然崩壊した時に内部のモンスターが一斉に外にあふれだすこと)を食い止めるために攻略(つまり、人為的にコアを破壊すること)をすることになり、今回攻略する洞窟型ダンジョンでは敵なしと言われたクラミチも参加した。




 ―――ダンジョン地下50階:ボス部屋―――




「・・・嘘だろ」


「まさか、敵はノーライフキングか」


 彼らの目の前にはぼろぼろだが、立派なローブに王冠、まがまがしい宝玉の着いた杖を持つ骸の魔術師が浮いていた。


『よく来られた、挑戦者よ・・・おや、そちらはクラミチ殿』


 骸の骸骨は気品にあふれており、生前はさぞ高名な魔術師であったことがわかる。


 忍者のような格好のクラミチは名指しであいさつされ、口元の布をずらすと言葉を返す。


「お久しぶりです、先生。ようけんは、・・・わかりますよね?」


 クラミチがノーライフキングを先生と呼んだことにホルスと彼のパーティーメンバーは驚いた。


『わかっておる。・・・だが、我もダンジョンマスター。若き勇者たちよ。奮戦を期待する!』


 その掛け声とともに、アンデット界3強の一人。ノーライフキングとの戦いが始まった。




 ※※※




 マステア教国において不思議なうわさが一つある。


 スキルの中で〈魔法〉の部類に入る〈空間魔法〉。


 用途はマジックボックスと言う亜空間収納。


 スキルにはレベルがあり、普通の最大はレベル5。


 過去に勇者と呼ばれる存在のスキルレベルが7と言われたが、今では伝説でしかない。


 スキルレベルが上がれば個人差は多少がるが様々なことが覚えられる。


 しかし、空間魔法だけはその容積の拡張、または鮮度一定、温度一定、など保存系の機能しか追加されない、戦闘機のの無いスキルである。


 そんな空間魔法の使い手の中に攻撃や特殊に匹敵する効果を扱いものがいると噂がった。


 ある者曰く、―――転移が使えるらしい。


 ある者曰く、―――攻撃を飲み込めるらしい。


 ある者曰く、―――武器を射出できるらしい。


 ある者曰く、―――モンスターの解体をしてくれるらしい。


 ある者曰く、―――視界に地図を表示してくれるらしい。


 だが、それは所詮うわさに過ぎないといつしか誰からも聞かなくなった。


 なぜなら、空間魔法のだれもがその噂を信じて成長させたものの、その効果を得ることは叶わなかったからだ。


 だが辺境に一人、空間魔法の使い手である男がいた。


 森と山のダンジョンを管理、最悪引く壁となるために作られた町の領主である辺境伯の親友は辺境伯となるきっかけを作ったノーライフキング討伐のを共にした草原で寝転ぶ彼に横に座って、彼に問いかける。


「クラミチ、お前の空間魔法のスキルレベルはいくつだっけ?」


「うん?・・・スキルレベルMax、だけど?」


 これは、辺境に住む規格外の空間魔法師が親友の管理する土地でスローライフを送りながら様々な騒動に巻き込まれてゆく物語である。







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