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夢の記憶  作者: 151A
8/11

臨死体験の夢?

どうか、あまり気負わずにお読みください。

自信の無い方はお読みにならないことをお勧めします。



 お久しぶりです。


 どの夢にしようかと悩んだけれど今回は夢の中で臨死体験をするという奇妙な状況のお話をしようかと思います。


 それではどうぞ。



☆20130602☆


 病院のベッドの上。

 枕元にいる知人の女性と取り留めもない話をしていた。

 窓から射す柔らかな光。

 仄白く輪郭の滲む部屋。


 ふと立ち上がった女性がベッドの上部についている透明の覆い(ビニールハウスのような形状)を下ろした。

 唇に指をあてて喋らないようにとジェスチャーしてくる。


 「なんだろう?」と思っていると徐々に呼吸が苦しくなり、意識が遠のいて行く。

 女性は廊下に出て看護師を呼んでいるが、その大声すら微かに聞こえるばかり。


 苦しくて必死に空気を吸おうと努力するけれど、体は段々と重くなり横たわったまま暗闇に浮いている恐怖に慄く。


 次第に痛みは消えていくが孤独と恐怖は増してゆき「死ぬのだ」と漠然と思う。


 肉体が重くなっているのか、魂が重いのか。


 沈んで行こうとする私の左足先にだけが感覚が残っている。

 まるで誰かが捉まえていて引き留めているかのようで。


 一瞬のような。

 永遠のような。


 そんな時間の中で私は「お母さんに会いたいなぁ……」とぽつりと思う。


 死は安らかではない。

 そして穏やかに訪れることもない。

 だが決して激しくはなく、静かに、確実にやってくる。



 私は唐突に目覚め、その瞬間に助かったことを知る。


 息は苦しく、声は掠れていたが生きていた。

 嬉しいという感情より、ただぼんやりと事実を受けいれる。


 やはり母に会いたいとだけ思った。




 そんな夢を、見た。




短くて申し訳ありません。


内容を見てご気分を悪くされた方がいらっしゃいましたらこの場を借りて謝罪申し上げます。

言い訳のように聞こえますが、これは完全な夢の話であり現実の体験談ではありませんので、ご了承くださいませ。


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