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~オーバーシア~監視者と変わり果てた被験者


被験者達に残虐な雨が降り注ぐ…

失敗作に終わる毎日

ある民は目を

ある民は足をなくし。


首から下がない

民もいた

全ては世界の為。


被験者の家族を

待つ者もいた

けれど、希望は絶たれた。


被験者の多くは

腕輪をつける

真実の死を遂げるため。


腕輪の色が

赤に染まるとき

何かが変わる。


痛み、

恐怖ともども

楽に変わる。


その容姿は

醜く、無残な身体

腐臭がする。


被験者達は

生きることも

死ぬこともできない。


それでも

廃虚を

徘徊する。


脱獄者を

捕らえる為

だけに


また今日も誰かが

投与された

らしい。


無線に

残された記録

誰かが聞いた。



<続く>

 

 



残された記録聴いてはいけなかった。


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