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悪役令嬢だけれど何か文句ある?  作者: 一九三
やっとたどり着いた本編~高等部~
44/76

現在フリーズ中につき登場人物紹介~主要キャラ&脇役~

登場人物紹介というか、設定表みたいなものです。

だから作中にまだ登場してない設定とか、活かせてない設定とかもあります。ご注意ください。


※この設定がノリと勢いで変わることもあります。あくまで現時点での設定です。ご了承ください。

セリア・ネーヴィア:悪役令嬢→バルカン半島

本作における主人公。ヒロインではなく主人公。

前世の記憶を持ち、今の世界が前世でプレイした乙女ゲームもどきの世界であることに気づく。お笑い要員兼主人公のリリー・チャップルを救い、自身の破滅も防ぐため、三歳のときからルート潰しにかかる。その行動の影響で、色々な人が色々な影響を被った。

鈍感というより察する気がない。周りの評価より、綺麗に整理整頓できた!ってほうが重要。自己中だけど、それゆえに器はでかい。

幼少期にお嬢様口調でないのは、周りの人間が成人男性か家族(女性は母一人)しかおらず、前世では「ですわー」とかいう人がいなかったため、それを真似した結果。社会を知るようになってからは「こうするのか」とそっちに順応。前世の記憶があるだけで、結構普通の子供。

でもどちらかと言えば前世の知識のほうに比重があるので、キレたりしたら前世口調が出る。トラウマ植え付けられたレイヴァンとジオルクは前世口調でまくし立てるセリアをたいそう怖がっています。

かなり美人で完璧な淑女だが、性格が全てを打ち消す。転生モノのテンプレは地味にこなしてる。ただし逆ハーはない。

面白いもの至上主義者。良心は家出している。主人公特有の癒やしスキルはない。罵りスキルしかない。それでもちゃんと好かれてる不思議。

基本的に性格が悪い。いっそ清々しいほどに悪い。そしてドS。選り好みしない、守備範囲の広い雑食サディスト。つまり死ぬほど質が悪い。


本来

悪役令嬢兼お笑い要員。

甘やかされて育った我儘娘。運動神経は良く、平民の主人公を嘲笑うために影でせっせと嫌がらせに勤しむO☆BA☆KAさん。嫌がらせのために夜なべしたり、危険を冒して嫌がらせの材料を取ってきたり、アグレッシブかつ本末転倒なアホの子。乙女ゲームの悪役で、かなりえげつないこともしていたが、それなりに人気はあった。なぜなら攻略対象が悪役以上にホラーだから。訓練されたプレイヤーは悪役令嬢から癒やしを得られます。




レイヴァン・サルトクフリフ:俺様王子→我儘王子

本作におけるマスコットキャラクター。ヒーローではない。

原作ゲーム通り、セリアに一方的に婚約させられたり、周りに甘やかされたりしていたが、セリアがセリアだったので傲慢さはない。我儘なだけ。

セリア(前世知識持ち)やジオルク(完璧超人)やフランツ(腹黒策士)というハイスペックどもに可愛がられたため、望めば大抵のことが叶った。だから我儘は叶えられるものだと思っている。自分より上がいるから謙虚さもあるが、自然な自己中、我儘系俺様。

また、周りがハイレベルだったのでそれ以下は『ありえない』ととことん嫌う。見下す。不快になる。『あのレベルは国の精鋭です』と周りのモブは泣いてもいい。そんな良い環境に当然のようにいたため、好ましくないものが近くにあることが信じられない。我慢なんかしない。周りのモブは『今までが恵まれ過ぎなんです』ともっかい泣いていい。

末っ子ポジなので身内では甘えん坊の我儘っ子。素直に皆のことが好きだと言う。ただし身内以外では基本的に素直じゃない。鬼教官(セリア)に『弱みを見せるべからず』と叩きこまれているので、嬉しくても悲しくても同じ反応を返す。ツンデレの最終形態はデレが未確認生物並みに発見困難なことだと思う。


本来

攻略対象その一。本命ルート。

何でも思い通りになったのに、思い通りにいかない悪役令嬢というおじゃま虫がいるので不愉快。でも成長すると『政略だから仕方ない』とある程度諦める。お馬鹿な悪役令嬢のことは言うほど嫌いでもなかった。策略策謀に疲れた時に逆に癒されるぐらい。

ただ周りが甘やかしすぎたため、とことん周りを見下して傲慢な俺様になっている。自分より上とかありえない。俺が一番で俺がルールだ、とか本気で思ってる。だからルールから外れたら追放しちゃう。




ジオルク・ウェーバー:ドS公爵→(グルメな)ドS公爵

本作におけるライバル。宿敵と書いてライバルと読む。

原作ゲームでは初対面のパーティでセリアを言い負かしてSに目覚めるはずだったが、言い負かされて兄妹コンボでやられた。結果、選り好みをするSになった。自分以上のSを打ち負かしたいとか、軽く脳筋入ってる。

セリアを好きだという勇者。意識する転機は数度あったが、基本的にずっと一緒にいて、その中でセリアを好きになった。でも本人には全く伝わらない。妹のいる不憫枠に片足突っ込んでいる。

地味に何でも出来る人。前世の知識持ちのセリアと一位争いするぐらいの天才。完璧を望まれたからって幼いのに完璧を体現できちゃったぐらい。

幼少期から『ウェーバー家の天才児』と言われていた。我らがセリアさんはそもそも幼児枠にカウントされてないのでそういうのはないため、この世代の『天才児』といえばジオルクを指す。

フランツを心から尊敬し、レイヴァンには友情を感じている。反面家族にはドライで、妹にもそこまで興味はない。親戚はむしろ嫌い。


本来

攻略対象その二。

悪役令嬢を言い負かしてSに目覚め、見下すためになおいっそう完璧になった。それまでは親からの意志だったが、ここから自分の意志になる。

悪役令嬢のことは言うほど嫌いではない。というか眼中にない。悪役令嬢が一方的にジオルクを嫌っているだけ。

家族はさっさと見限り、学生という身分にもかかわらず、十五のときに家を乗っ取っている。親戚とは交戦状態。妹のことは無関心。いてもいなくても同じ扱い。

絶対作中では明かされないが、原作でのジオルクの密偵はウィル。破滅ルートまっしぐらなレイヴァンを見限ったエリオンが、将来有望そうで勢力も強いウェーバー嫡子を味方につけるために接触した。そのときに諜報員としてウィルを紹介している。言うまでもなくウィルはエリオンのスパイ。ジオルクはエリオンとウィルが友人であることを知らないため、ウィルがスパイであることにも気づかない。




フランツ・ネーヴィア:優しい生徒会長(腹黒)→愛されてる苦労人(腹黒)

本作におけるアイドル。満場一致で誰よりも愛されてる。

セリアの兄。幼少期から幼児枠でなくなるような異端の兄。セリアの兄だからセリア以上でないといけないのにセリアに敵わない、とコンプレックスを抱いたりした。現在解決済み。

努力の人。前世知識持ちのセリアと完璧超人のジオルクと、その二人になんだかんだ言いつつ付いて行けている王太子レイヴァンに慕われて、結構マジで頑張って兄貴ぶってる。そしてますます尊敬されての無限ループ。

初等部から一緒のとある女の子のことが好き。傍から見たらもう付き合ってるような仲だが、一応まだフランツの片思いらしい。青春まっただ中。

セリアを初めとするとんでもガキ三匹の後始末や、お馬鹿な父母のお世話、祖父と悪ガキどもへの見栄っ張りで、『これやっといたほうがいいな』と先(後始末)を考えて行動するようになった。でも面白いもの至上主義者でもあるので、あえて止めず加速させることもある。

セリアが親に我儘を言わず、頻繁に祖父も訪れていたため、父母に失望することはなく、『馬鹿だけどちゃんと愛してくれている』と好意的に見ている。現在は祖父の跡を継いで宰相をしたいと思い、努力している。

そしてこれだけ変わったのに、本質の腹黒は変わらずというお兄様クオリティ。


本来

攻略対象その四。

悪役令嬢の我儘と、それを受け入れて甘やかす父母に幻滅している。先を呼んで準備するのは同じだが、それをどう利用するかしか考えてない。超ビジネスライクで家族への情とかはない。しいていえば祖父を認めているぐらい。それでも、父母に対する教育に関しては祖父の不手際だと見下している。

作中での意中の女の子は、周りを気にせず我が道を突っ走るところがあるので、周りの空気を読むことに長けたフランツが好むことはなかった。作中で惚れたのは『なんかセリアに似てるなあ』と妹を投影して優しさを発揮させたため。だからセリアを疎んでいた原作では何もない。




~脇役s~


ネーヴィア夫妻

セリアとフランツの親。貴族筆頭の公爵家の当主とその妻。

愚かだが、身の程を弁えてきちっと人に頼っている。子供のことをとても愛していて、夫婦仲も良好。

原作でも、悪役令嬢が甘え上手で父母が親としての見栄を張っていただけで、ちゃんと子供を愛する良い親ではあった。子供を愛してるから悪役令嬢の我儘も受け入れたし、子供に尊敬されたいから祖父に頼り切りにならないように愚かなりに行動し、失敗していた。祖父がそんな二人を止めなかったのも、子供のことを考えているがゆえの行動なので止めづらかったから。

作中ではセリアがばんばんいろいろやらかしたのでもう吹っ切っれて、最初から祖父に頼んでいるのでやらかしていない。


宰相

セリアの祖父。息子夫婦に面倒を任され孫達に振り回されている。公平で優秀。国王からの信頼も厚い。


コラソン・シュペルマン

伯爵。大臣補佐官。ヴィオラとアルバートの父。宰相室に入り浸っている。セリアとはそれなりに話す仲。


両陛下

レイヴァンとエリオンの親。国王陛下と王后陛下。

セリアが大のお気に入り。王后は純粋に気に入っていて、国王は純粋に気に入っているのに加えてその有能さも買っている。祖父といい兄といい、ネーヴィアは優秀なものが多い、とほくほく顔。

夫婦仲は良好で、側室などはいない。


王女

レイヴァンとエリオンの妹。レイヴァンより五歳年下。


スワン

セリアの友人。女性。Aクラスにいたから家柄はいい。


ガーベラ

セリアとフランツの従姉妹。だから家柄もそれなり。思い込んだら一途な性格。


ウィルキンズ公爵令嬢

フランツの想い人。フランツとは初等部から同じクラス。先妻の子で弟が嫡男なため、家庭では邪魔者扱いをされているが本人は一切気にせず読書に勤しむ。無表情で社交は苦手。というか人間嫌い。フランツとテストで一位を争うほどには頭がいい。将来は歴史研究者になることを心に決めている。赤髪緑目の美人


生徒会副会長

片眼鏡を付けたキザで陰険な男。フランツの同級生。


生徒会書記

いつも眠たげなゆるい男。フランツの同級生。


生徒会会計

感情豊かな子供っぽい男。フランツの同級生。


生徒会広報

ナルシストが入っている美人な女。フランツの同級生。

■いつの間にかコラソンさんが子爵になっていたので直します!すみませんでした!

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