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魔王はリア充を滅ぼしたい  作者: 藤原ゴンザレス
第1章 魔王が転生しました
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赤ちゃんからコンティニューでござる

 発表!

 ちん○がありました。

 ○んこです。

 大事なことだからもう一度いいます。

 ち○こ生えました。

 2000年ほど女やったんですが初めて見ました!

 何がって?○んこです。

 きのこちゃうやん。

 ……本はいつも嘘ばかりです。


 ところで私が男になったということは、ホモという男坂をのぼって行けというホモ神様のお導きなんでしょうか?

 ホモ神様に会ったことありませんけど。

 あ、他の神様には会ったことあるんですよ。

 あれは最初に死んだときでした。

 可愛かったので手篭めにしようと脊髄反射でパンツ下ろそうとしたら、


「にどとくんな!」


 って怒鳴られて二度と会っていただけませんでしたが。

 転生するときに毎回会うことになるんだそうです。私以外は……

 ……話を変えましょう。なんかむかついたので。


 人間さんは最初、赤ん坊みたいですね。

 思えば……赤ん坊スタートも初めです。

 いつも幼女からスタートしたもんで、赤ん坊のときの勝手がわからないんですね。

 おっぱい吸うとかはいいとして、括約筋関係のさまざまな問題が危険なデンジャーだったわけです。


 まあ一言で言うと、うんこですね。


 トイレ行きたいんですが、これがもう動けないんですね。

 頭でかすぎて。

 足とかの筋力の問題は魔術とか気功でどうにかすればいいんですが、重心のバランスがねえ……

 まあ仕方ないので飛ぶことにしました。魔法で。

 ところが空気中のマナが少なすぎてできないんですよ。

 仕方ないんで気功で浮きました。

 アレです。

 気功をズゴゴゴゴゴって放出してオーラで浮くわけです。

 コツはオーラを放出しながら軽気功で質量を少なくしてやるところですかね。

 ぬーんって感じで。

 それにしても今回の身体は気功の出力が凄いですね。

 で、トイレに向かっていたら……

 メイドさんに見られました……

 悲鳴あげられました。

 パパ呼ばれました。


「あれは……天神梵天流の奥義!」


 ザワザワ……ッ!


 あれっえー?

 パパ&よくわからないオッサン連中。

 なんで驚いてるんですか?


「なんてことだ……我が家に……これほどまでの才能が……もしかして拳王さまの生まれ変わりなのか!」


 拳王様?

 ヒャッハー言いながらバギーに乗って両手に斧持ったモヒカンの集団を束ねてる人でしょうか?


「アイク将軍。……これが大神官の予言にあった……」


 片目に眼帯をしたおっさんがパパを将軍と言ってるようです。

 あー。うち将軍だったんだ。

 って、あれなん? 勇者の経験値のための踏み台にされるん?

 つうかウンコ行かせてくれ。なッ!

 優先するのは予言よりもウンコ。

 だが、その意思を伝えるすべがない。

 仕方がない……

 念話を使う。念話を使うだけのマナはギリギリあったのですよ!


『すんません。トイレ行かせてください!!! もれるううううううううううううッ!』


 ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!

 オーラによる威圧。


「……アン! おまるをここに!」


 パパがメイドさんに指示を出す。

 ものすごい呆れ顔で。

 つうか、おまるいやあああああああああああああああああああッ!


 結局、間に合いませんでした。

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