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魔王はリア充を滅ぼしたい  作者: 藤原ゴンザレス
第2章 内政編 議会議員の司教を脅迫したら追放されたでござる
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ゼンブマシマシチョモランマ

 ゼスさんと謁見した後、私はデブやデブやデブと謁見しました。ゼンブマシマシチョモランマ。いえ、私はデブ嫌いじゃないですよ。

 サラリーマンや宮仕え、あと政治家などをやっていると飲ミュニケーションをとらねばならないことがとても多いです。

 アルコールとつまみを食べたら炭水化物が欲しくなってシメにラーメンを。

 スカートが入らなくなりシャツも入らなくなり、ふと気づいたら体重が70キロオーバー。

 選挙ポスターはオッサンだかオバサンだかわからんとネットで囁かれる始末。

 肝臓は脂肪で肥大し、尿酸値はうなぎのぼり。結晶化した尿酸が足の指の関節で大暴れです。(正確には暴れるのは白血球らしいです)

 ……決して私の事ではありませんからね!一般論ですからね!女性はほとんど通風にならないはずなのに……もう二度とラーメンがある世界には転生しません。

 と、いうわけで私は別にデブが嫌いなわけではありません。誰よりもその苦悩がわかる自信があります。腹と尻の脂肪には愛が詰まってるの!あと二の腕。


 少し話が脱線しました。

 遊牧民の襲撃で食料が奪われまくっているこの男爵領。本来ならお貴族様も痩せているはずです。

 あ、『お金持ってる人は節制を心がけ余ったお金は施しをしなければならない』って言っているのではないですよ。

 お金持ちは贅沢をするのもお仕事です。その分消費が生まれ雇用が生まれますからね。

 金を使わない金持ちは駆逐するべきだとすら思ってます。

 あと帳簿に載らない賄賂とかも実体経済を把握するのに邪魔なので死んでください。税金取れないでしょ!

 それはいいとして例え賄賂などがなくとも、彼らの体形は問題だと私は思います。

 なにが問題なのか?個人の自由でしょ?

 いいえ。

 食料がが少なくて土地持ちの農民にまで餓死者が出ているにもかかわらず、空気も読まずに見せびらかすように食料を無駄に消費して暴動を誘発する、官吏としてのその政治的なバランス感覚の無さはたいへん問題なのです。

 もっと食料が厳しくなる冬になって扇動する人間が現れたら一気に暴動が起こることでしょう。

 私は『裏で飯食っても酒飲んでもいいからパフォーマンスで少し痩せろ』と声を大にして言いたいのです。

 政治も行政も演出は大事です。仕事をしているという演出。貴族が頑張っているから自分たちもあと少し辛抱しよう。そう思わせないでどうするのですか!

 まあこの時点で少なくとも民の方を向いて行政を運営していないのが良くわかります。私のほうすら向いていないようですけどね。

 この時点でかなりの減点になった彼らを私はさらに採点します。

 例えば今目の前にいる徴税官。非常に仕立てのよい服。王都で最先端のファッションです。

 ……のはずなのになぜかそこに金とか銀とかの糸を入れたり宝石着けたりしてキラキラに飾り付けています。どこに出しても恥ずかしい清清しいまでの成金スタイル。

 騎士の方々とは違い、やりすぎて悪趣味の極みですね。

 宝石を私に見せ付けるつもりなのか、それが礼装だとでも思っているか、全く意図がわかりません。

 単に悪趣味なだけかもしれません。


 私は仕立てや生地や宝石から大体の金額を計算します。

 それは徴税官の年収ではローンでもそうとう厳しいと思われる金額です。

 もちろんこれだけの事をもって地下経済として無駄になる、横領をしてるとか、賄賂を貰ってるとかとは言いません。

 もしかすると礼装のために苦しい家計を切り詰めて無理して買ったかもしれません。

 ええ。ちょっと監査するだけです。彼の出した徴税記録をね。彼の資産とともにね。

 私は心の中だけで悪い笑みを浮かべるのでした。


 はい次のデブのかたどうぞ!



 さてゼンブマシマシチョモランマな方々に会った後も私の仕事は終わりません。

 同業者組合、寄り合い株、市座、問屋。

 いわゆるギルドの人たちと会うことになりました。

 さてここで問題があります。

 金に殉じ金の為なら人も殺せるのが商人です。


 例えばとある世界の伝説の商人は、


 ・強盗に入られた時に命より一日分の売り上げ金を取り、強盗に飛び掛ってあっさり包丁で刺されて大怪我したり(命より金)

 ・株で大儲けした直後に弁護士を名乗る男に暗殺され、次の日「強欲ジジイ死す」というタイトルで号外を出されるほど嫌われてたり、労働組合に暗殺犯が英雄扱いされたり(命より金を長年続けた結果)

 ・なぜかその後、事件に感銘を受けた模倣犯が総理を暗殺


 ……まあ実際には寄付大好きおじさんだったらしいのですが。

 要するに商人とはそういう生き物なのです。

 さらに言えば私は薬種問屋と抗争した挙句に男爵領へ飛ばされています。

 ええ。光の速さで悪口が伝わっていると思ったほうがいいでしょう。

 つまり悪口を盾に売るの売らないのと難癖つけてきて挙句に大儲けしようと企んでいるに違いありません。

 なぜなら私が商人だったら絶対にやるからです。

 ここで私が暴力に訴えたら、私の悪い噂を王都に流布しつつ現在絶賛抗争中の教会の方と取引して、こちらには一切の物資を流さないようにするのです。

 そして、


 食糧不足からの暴動

 ↓

 どさくさ紛れに教会主導で反乱勃発

 ↓

 私が暴力で鎮圧(たぶんここまでロードマップに入ってる教会はド畜生)

 ↓

 キレた教会によって暴動が全土に広がる

 ↓

 教会によって魔王認定。全ての災いは私が悪いことに。

 ↓

 勇者(リア充)が私から(シルヴィア)を救出するためにやって来る

 ↓

 死亡フラグ 私オワタ\(^o^)/

 ↓

 勇者と結婚 シルヴィアオワタ\(^o^)/


 なのです。

 何度も言いますが私ならそうします。

 なので殺すという選択肢が実質上封じられているわけです。

 縛りプレイです。

 あーあ……会いたくないなあ……



 今、目の前には男爵領商工会の会長がいます。

 いわゆるギルドマスターですね。

 年は40歳くらい。

 痩せ型のダンディヒゲ男。

 その表情からは私をバカにして侮っているのか、恐れているのすらわかりません。

 ただ無表情なだけです。


「商工会会長のローレンスと申します。御領主様には日頃より……」


 『初めて会う人間に日頃より云々はねえだろ』とはツッコミません。

 挨拶はこういうものなのです。

 内容の無い挨拶が続きます。

 私は警戒心MAXでニコニコと応対します。


「……ところで、薬種問屋組合との件聞き及んでおります。私どもにその仲裁を命じていただけませんでしょうか?」


 はい来ました。

 要約すると『薬種問屋黙らせてやるから俺にあの薬のレシピくれYO!』です。

 私はうんざりしながら答えます。


「薬のレシピに関しては第1種の機密事項ですのでアカデミーと契約してください。材料も高いものではありませんから手に入れ方まで教えてもらえますよ」


 ぶっちゃけ私には契約する権限がありません。

 なにげに危険な薬なのでアカデミーで一元管理になりました。

 薬自体は乾燥させて干して煮出すだけなんですけどね。


「……ほう。やはりレシピの内容を知っているということは御噂どおり領主様が開発された薬でしたか」


 少し修正。

 どうやらレシピ目的ではなく誰が作ったかの探りが目的だったそうです。

 そりゃそうですね。

 もし相手の立場なら私も信じません


「どちらでもいいようにとってください。ただ言えるのは製造法から使用上の注意から細かいところを知っている人間がいるうちに契約しておいたほうがお得ですよ」


 私は投げやりにいいます。

 私は薬に関してはまるっきりやる気がありません。ええ、もう二度とやるか!

 アカデミーに丸投げじゃ!


「そう警戒なさらないでください。実はこのようなものを見ていただきたく思いまして……」


 そう言いながら持ってきた袋を開けるローレンスさん。

 そこには黒い飴が入っていました。

 それと同時に部屋に充満する湿布のにおい。

 薬草の湿布ではなく現代を体験した世界の薬局で売っているあの白い湿布のにおいです。


「こ、これはサルミアッキ!」


 私はやる気の無いフリも悪い顔をするのも忘れて黒い飴をガン見してました。

 サルミアッキ。

 超絶クソマズイ飴。マズイを越えた先にあるスイーツ。塩味だけど。

 成分、リコリス(カンゾウ)と塩化アンモニウム。

 この世界では塩化アンモニウムは作れないと思うのでカンゾウとまずい何か。

 味はえぐくて苦くて臭い湿布&ゴムタイヤ。

 まさか……まさかこれが作られているということは!


「ここは、カンゾウ、いやリコリスの栽培地なんですね!」


「やはり飴草が入っているのですね……王都ではリコリスというのですかな?」


「いえ……ごにょごにょ……それはいいとして!なぜわかったんですか?」


「あの事件の最中に領地のものが王都にいたのです。で、彼も病気にかかってアカデミー内に収容されたそうです。そのときにあの薬を飲んで領内で甘味料に使っている飴草が入っているのではないかと気づいたのです」


 ああなるほど。

 リコリスの成分が入っている食品というか、リコリス魔改造食品を食べたことがあれば薬の中の妙にえぐい甘みに気がつく人がいても不思議ではありません。

 これはチャンスです。

 実はリコリス。薬種問屋でも扱ってません。

 だって私が薬作るまで誰も薬草だって知らなかったんだもん。

 現在、絶賛品不足中なのです。

 そこまで言って私はテンション高く話してしまったことに気づきました。

 あ、やべえ。

 苦虫を噛み潰しながらも喜んでいるという微妙な表情をローレンスさんにもろに見られる私。


 私の交渉オワタ\(^o^)/


 そう思い冷や汗だらけになる私に対しての彼の次のリアクションは私の予想を超えたものでした。

 伏せた虎のごとき姿勢からの懇願。

 それはDOGEZA。

 とある世界ではもっとも獰猛な攻撃スタイルらしいです。


「何もないこの土地はもう限界なのです!どうか!どうか!御領主様の御慈悲を持って製造の受注を!お願いいたします」


 私はハトが豆鉄砲を食らったような顔(よく考えたらどういうシチュエーションなんでしょうね?)をしながら目をぱちくりさせてました。

 それを見て、堰を切ったように涙ながらに窮状を訴えるローレンスさん。

 そしてそれを聞いて私は理解しました。私は思い違いをしていたのです。

 もう限界だったのです。この領地。

 略奪されまくりなのにバカなゼンブマシマシチョモランマが汚職まみれヒャッハー。

 そんなときに男爵領の商工会には私服を肥やす商人ヒャッハーは無理だったのです。

 余力のある商人はすでに別の土地に旅立ち、商工会以外に属しない王都からの武器商人やらに押されて商工会はいまや風前の灯。

 輸出しようにも遊牧民に手を取られて守備兵団が動けないから、山賊ヒャッハーで輸出もままならない。

 さらに公的な予算は武器商人へ行ってしまい、平常時であれば彼らにも渡るはずの金のラインが絶たれてしまっているわけです。

 もちろん私服を肥やす商人ヒャッハーは王都からの武器商人がやっています。

 さらに悪いことに武器商人は中央にほぼ全てのお金を送ってしまっているのです。

 我が男爵領は今や完全に中央に金を貢ぐだけの場所と化していました。

 終わった……なぜならいくら稼いでも全ての富は中央へ。

 そこでローレンスさんは考えたのです。

 薬の生産さえできればと。

 薬を生産して王都に輸出できれば、その金で武器を買い、武器商人を追い出してこの土地を蘇らせることができると。


 無理ポ。

 マジムリポ。


 その程度じゃ焼け石に水のほうがまだましなレベルなのです。

 システム全体が根腐れ起こしてるのです。

 穴の空いたバケツに水を注ぐようなものです。

 問題はたくさんあります。


 ・薬の方の問題は生産性。価格。品質の確保。あと安全な輸出ラインの確保。

 ・この土地の問題は中央に流出しまくる富。

 ・おそらく守備兵団と遊牧民の両方に武器ばら撒いてる中央の商人。

 ・たぶん山賊にも武器販売してる。

 ・町のごろつきにも武器を販売してないわけがない。

 ・だが追い出すと全力で報復。

 ・つうか徴税官ごときが成金スタイルなのはたぶん武器商人から(略)。

 ・つうか冬の分の食料どうするよ?


 うわああああああ!頭いたい!


「と、とりあえず頭の中で問題を整理するんで頭あげてそのへん座ってください」


 私はとりあえずローレンスさんに座ってもらって考えます。

 とりあえずこういうときは良い材料を考えてみましょう。


 ・薬の材料のリコリスの生産地 ※ただし国家機密のため自由にできない

 ・リコリスあればいくつかの薬がでっち上げられる ※すぐに機密に指定されそうだけど

 ・金はある ※穴の空いたバケツにつぎ込むと即効でなくなります


  いい材料は全て制限つきと。

  とりあえず金は最優先で冬の食料確保に回すとして、残った金をどう使うかというのが問題ですね。

  せっかく商工会の会長がいるのですから質問してみるといいかもしれません。

  一人だと視野が狭くなるのでシルヴィアと理事長も呼びましょう。

  そう思った私はテーブルの上のハンドベルを鳴らして屋敷のものを呼びます。

  現れたのは家令。 執事や使用人を束ねる偉い人です。執事ではなく家令が現れたということは御貴族様より重要な客と認識しているということでしょう。

  私はそう確信し用件を伝えます。


「シルヴィア殿下と理事長を呼んできてください」


「伺うのではなく、シルヴィア殿下をお呼びになりますので?」


 眉をひそめて私に確認する家令。確かに私よりシルヴィアは身分が上です。

 どのくらい雲の上の存在かというと、貴族でも議会議員や将軍職でなければ直接話すのが禁じられるほどです。

 つまり婚約者との私と言えども呼び出すのはたいへん無礼なのです。

 私から言わせて貰えばこんな僻地でまで来てそんなの知らんわです!


「はい。彼女はそれくらいは気にしません。よろしくお願いします」


 数分後。ウサギの着ぐるみを来たシルヴィアと理事長がやってきました。


「つーかなんですかその格好」


「うむ。暇だから何度目かの二度寝してたのだ」


 私は心の底からうらやましいとひがみつつもキレずに現状を二人に説明しました。


「ふむ。薬しかないのに街道に山賊なのだ。しかも守備兵団は動けないのー。うん詰んだのだ」


「うん。もうダメだね。アレックス君の得意な個人の暴力ではどうにもならないから終わりだね」


 酷い連中です。

 ふと横を見たらローレンスさんが泣きそうな顔をしてます。

 お前らかわいそうだろうが!


「コホンッ。じゃあどうしろと」


「そうじゃの。解決策は思いつかないから問題を挙げてみるとするのだ。一番の問題は武器の供給元なのだ。汚職はする。利敵行為はする。治安は悪化させる。最悪なのだ」


「でもお金があっても王都の武器商人以外から武器を買うのは難しいよ」


「え、どういうことです?」


 ローレンスさんが驚きの声を上げます。

 ここで理事長がローレンスさんと私に解説を始めます。

 それを要約すると、


 ・戦闘時に奪われたり壊れたりと基本武器は消耗品

 ・ゆえに武器はどこの領地でも常に必要

 ・輸出なんてしてるのは王都くらい

 ・結局王都の武器商人へ依存

 ・たぶん王都の武器商人同士は結託しまくりなので敵に回すと供給止まる

 ・地元での生産はできるけど生産設備に石炭に鉱石が必要。早くて数年かかる。


 やべッそこまで考えてなかった。

 最悪の場合皆殺しにすりゃいいやとか考えてたわ。

 殺してもダメとかゴキブリより始末が悪い。


「とりあえず鉱山探しましょう」


「どうやって?」


「そりゃシルヴィアに魔法で探索してもらいます」


「えー。疲れるのだー。お外嫌いなのだー!」


「黙らっしゃい!民草の事を考えるが王侯貴族の務めですよ!」


 大嘘です。超大嘘です。

 本当は反乱起こして死亡フラグを積み上げたくはないだけなのです。

 嘘をついた私がふと見ると、理事長とシルヴィアが冷たい視線を私に浴びせてます。

 元魔王二人には嘘が通じません。

 やりづれえな。

 二人は私が無反省なのを確認すると畳み掛けるように次々と言います。


「でもそれだけじゃ武器商人の問題は解決しないよね?」


「武器商人にこの土地を食い物にする以外の方法で利益を生み出せることを認めさせないとダメなのだ」


 二人は好き放題ダメ出しします。

 それはわかっています。

 現在、王都の武器商人は我々が困窮すればするほど儲かるビジネスモデルを確立しています。

 それには治安か外敵をどうにかして彼らのビジネスモデルを崩壊させるか、それ以外の方法で大きな儲けを出せることを相手に提示しなければなりません。

 ですがその方向では地元の商工会は納得しません。


「それでは私たちは未来永劫このままということですか!」


 ローレンスさんが情けない声を上げます。

 それ見て私は笑いかけます。


「大丈夫ですよ。武器が確保できて地元にもお金が回ってくる方法を考えました」


「何か考えたのか?アレックス」


「武器商人にはビジネスパートナーになってもらいます。フフフフフ。理事長。この辺の魔族の情報教えてください」


 私はとてつもなく悪い顔をします。


「うっわ。悪い顔。君のことだから何か悪いこと考えているんだろ?」


 酷いことを言う理事長。まあ、間違ってませんが。

 私はゲスな笑みを浮かべます。

 鉱山の探索と魔族さんとの接触。

 それが後に大事件を起こすことも知らずに。


 まとめ


 ・お薬 → アカデミー通せば生産はできそうだけど街道に山賊ヒャッハー。

 ・守備兵団 → リソースとられすぎて一部機能せず。

 ・領地の貴族 → なぜか成金スタイル。賄賂ゼンブマシマシチョモランマ。

 ・遊牧民 →武器商人から援助?

 ・山賊や犯罪者 → 武器商人から援助。

 ・武器商人 → 領地を食い物にして私服を肥やす。ラスボス。

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