表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
FF8  作者: MJ
1/3

プロローグ

絶対に逃げられない、逃げてはならない戦いであった。


スコール=レオンハートはガンブレードを握る拳に力を込める。


目の前に対峙するサイファー=アルマシーはガンブレードを前に掲げ、不遜な笑みで彼を見据えている。


スコールは思い切り駆け出すと、ガンブレードを振り下ろしてサイファーへ斬りかかる。


サイファーはそれを容易く弾き返すと、そのまま身体を回転させてガンブレードを横薙ぎにして反撃する。


スコールは自分のガンブレードでそれを受け止めるが、相手の一撃の重さに思わず後退する。


サイファーは一瞬の怯みを露呈したスコールに対し、右手を前に差し出して挑発的な仕草を見せる。


その不敵な態度は、スコールの頭に血を昇らせた。




固く握りしめたガンブレードで両者は斬撃の応酬を繰り返す。


刃と刃が重なり合うたび、壮絶な火花を散らす。


険しい表情を浮かべながら、両者は一進一退の攻防を繰り広げる。


やがて互いの距離を少し開き、二人は各々に右手を前に掲げて魔法による攻撃を仕掛けようとした。


そして、サイファーが一枚上回った。


彼の右手から先手を打って放たれた火炎魔法により、スコールの身体は紅蓮の熱気に包まれる。


身体に纏わりつく炎を必死に振り払おうとし、彼は腰から地面に転倒した。


次に彼が目を開いたとき飛び込んできた景色は、嗜虐に満ちた表情で上からガンブレードを振り下ろすサイファーの姿であった。


スコールの額に一条の鋭い痛みが走り、地面が赤く染まる。


自分の顔から流れ落ちる血を目の当たりにして、彼は激しく逆上する。


素早く立ち上がるとともに、握りしめたガンブレードを力任せに思い切り振り上げる。


そこでスコールの意識は完全に途切れたのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ