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配神が支配する異世界で【クズカメラ】に転生した俺 ~「お前は配信向いてないからw」と追放された華の無いヒロインをSランク冒険者にプロデュースしようと思います~  作者: タック@コミカライズ2本連載中
第三章 歌う魔術師ディヴァリア・スカルド

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16/20

いつもの配信でスカウト

 どうも、ニートヤマダです。

 ニシカにフラれてしまって、再びぼっちになったのでパートナーを探さなければならない。

 となれば、どこを探せば良いと思う?

 バド・バズの配信だな!!

 さて、丁度やっているな……配信タイトルは『エロエロ爆乳魔術師を拾ってきたwww』か……。

 えーっと………………。

 クリックしたら明らかに巨乳に釣られた人みたいになってしまうが、新人発掘のためだ。

 (よこしま)な気持ちはないが、キョロキョロと周囲に注意しながら視聴することにした。




 ***




「はーい、こんばどー。バド・バズチャンネルへようこそ。我こそは聖なる炎上の使い手バド・バズであるぞ!」

「私、オッツ・ボネールとぉ」

「エロガ・パーもいるぞぉ!」


<流行に乗ってる感じで草>

<自分が追放してきた人気配信者のパクりで固められているw>

<でも、生き延びるのってこういう図太い奴かもしれないな……>


「今日はいつものようにダンジョン配信だ。しかし、今回は新人がいる! カモン!」

「……」


<待ってました! 爆乳!!>

<ほう、落ち着いた感じの高身長お姉さん>

<白い髪のローブ装備魔術師か>

<身長と乳と尻はデカければデカいほど良い>

<ロリ派なんでブラバ>

<身体より声で判断したい>

<コメント欄にケダモノしかいない……>

<バド・バズの配信を観る奴だからしょうがない>


「おい、新人。黙ってねぇで自己紹介しろ。ただでさえジメジメした陰キャ特有の空気が悪くなっちまう!」

「あ、あたしの名前はディヴァリア・スカルドです~」

「ギャハハ! 変な声!」


<ハムスターの首を絞めたような声だな……>

<身体はお姉さんなのに子供っぽい声というか……>


「……」


<あ、落ち込んで無言になった>

<ごめんて>

<たぶんコメント見てないからバド・バズが原因だろ>


「まぁ、別に喋んなくてもいいぜ? その配信映えするエロい身体と、魔術さえあれば問題はねぇよ。特に魔術、ここは魔術しか効かない特別な敵がウジャウジャいるダンジョンだ! さぁ、張り切って進むぜー!!」


<魔術……詠唱……沈黙……>

<あっ(察し)>

<今回のオチが見えてきた>


「おっと、さっそくモンスターに遭遇だ!! さぁ、ディヴァリア!! やっちまえ!!」

「……」

「お、おい……どうした……早く魔術を……」


<ディヴァリアが何か書いてる>

<こんなときにかよ>

<ある意味大物>


「えーっと、なになに……『恥ずかしいから声を出して呪文詠唱できない』だとぉーっ!? お、おい!? こんな状況で何を……うぎゃー!? モンスターが襲ってきたぁぁぁぁあああ!! 逃げろぉぉおおおお!! もう役立たずのお前は追放だぁー!!」


<様式美>

<でも、さすがに詠唱できない魔術師はどうやっても役に立たないだろう……>

<たしかに>

<絶対に無理だな>

<配信にもダンジョンにも向かない>




 ***




 バド・バズの配信を見終わった俺は震えていた。

 それは笑いを堪えているのでもない。

 配信者としての逸材を発見したからだ。


「ディヴァリア・スカルド……このタイプの配信者がこちらにもいるとは……!!」

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