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第9話 運命

ミトス さて、その剣を携えて旅に向かうのじゃ!時がくれば剣は力を発揮し主の力になるじゃろう。主には現時点での技術は全て伝授したつもりじゃ、また精進の末行き詰まった時はわしがまた教えてやろう


クロノス ありがとうな、英雄ミトス!あんたに剣術を教えてもらえて俺、強くなれた気がする。


ミトス ほっほっほっほ、それはよかった。ところでお主行くあてはあるのか?


クロノス ユーリを探さなきゃいけないんだ。あっ!そういえばライアスから氷の女神を探せって言われてたんだけど、なにか知らないか?


ミトス 少し前に噂なら聞いた事がある。もしかしたら氷の城かもしれないな


クロノス まじ?ラッキー!ついてるぜ、どこにいるんだ?


ミトス ここから南に向かった先に氷の城があるそこにいるかもしれんのぉ、じゃが急に現れた城じゃから用心していけよ。


クロノス ありがとうミトス!じゃあ行ってくるよ


ミトス ああ!行ってこい!(世界を頼んだぞ、クロノス!)



-道中-




クロノス ん?あれは!魔物に襲われてる人がいる、助けなきゃ!おーい、今すぐ行くからそこから逃げるんだ!


村人 す、すまない!助けてくれ!


クロノス そこに隠れてなあ!いくぞ、アレスっ!

-クロノスにアレスが同化する-


クロノス焔 焔斬りっ!


村人 た、たすかったぁ...あんた命の恩人だ。少しおれの家に来てくれよ、恩返しがしたい!


クロノス いいよいいよ、無事でよかった


村人 いやぁ、そういうわけにはいかねぇ!いいからきてくれ頼む!


クロノス わ、わかったよじゃあ遠慮なく


村人 恩にきるよ!さぁこっちこっち!



-村人の自宅-



村人 いやぁさっきは本当にありがとう、俺の名前はリードです。申し遅れてすまなかった


クロノス おれはクロノス!よろしくな!でも助かって本当によかった。


リード 本当にあの世に行っちまうかと思ったよ...だがおかげで助かった!今日は飯を食べていってくれ、たんと豪勢に仕上げるからさっ!


クロノス いいのかい?すまないな、ちょうど腹減ってたんだ


リード そうかそうか!よし少し待っててくれ、今作るから!


...ガチャ


リード おっ、おかえりエマ。うちの娘です。


エマ ...誰?


クロノス 俺はクロノス、お父さんからのご厚意でお邪魔させてもらってます。


エマ ほんと、邪魔。


クロノス ん!?


リード おい、エマなんて事いうんだ。父さんの命の恩人なんだ言葉を慎みなさい。


エマ ...知らないわよ。


リード おい、こらエマ!待ちなさい!


クロノス リ、リードさん大丈夫ですよお邪魔してるのは事実だから。


リード 本当にすみません、妻が死んでからエマのやつずっとあーなってしまって。さぁ、出来上がりました好きなだけ食べて下さい。


クロノス うわーうまそ頂きまーす!!


リード それと2階にベッドを用意しておきました、今日はもう遅いのでゆっくりしていってください。


クロノス なにからなにまで、ほんっとうにありがとうリードさん。


リード いえいえ当然です!ではごゆっくりと、私は少し用がありますのでこれで。


クロノス うん、ありがとう(夜なのにどこへ行くんだろう)


エマ どこに行くんだろう。そう考えてたでしょ。


クロノス うわぁっビックリした!なんでわかるんだよ。


エマ アホ面してたわよ。


クロノス お前なあ、年上の人にはけー語を使いなさいけー語を。


エマ それをいうなら敬語でしょ、やっぱりアホじゃない。


クロノス かわいくない女。


エマ ありがとう最高の褒め言葉。


クロノス ちぇ、あーいえばこーゆー。んでリードさんどこ行ったんだよこんな遅くに。


エマ ...氷の城よ。


不吉な予感...

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