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第8話 武具

ミトス 全くなっていない、刃を振るう時は無理に腕力だけで振るうのでない!腰を軸に回転するイメージじゃ!


クロノス わかったやってみる!


ミトス うむ、だいぶよくなってきたのう。では焔帝を同化してもう一度刃を振るうのじゃ


クロノス わかった!アレスっっ!


クロノス焔 いくぞミトス!だりゃぁーあ!!


ミトス 感じたか?今までと異なる斬り方をするだけでまるで身体が軽いじゃろ?


クロノス焔 ああ、とんでもなく軽い!何回でも振れそうだ!


ミトス ほっほっほそーじゃろそーじゃろ!稽古もそろそろこの辺にしておこうかの、では...


クロノス焔 ん??


ミトス お主に問う。予言の子クロノスよ、主は世界をどうしたい?


クロノス い、いきなり世界をどうしたいってなんだよ...


ミトス お主が戸惑うのも無理もない、が、そうも言ってられん。さぁ、どうしたい?


クロノス 俺は、とにかく平和な世界がいい。争いもなくなに不自由の無い世界にしたい!


ミトス 甘いのぅ、そんなことできるわけなかろう


クロノス なんでだ?全員友達になれば争いなんて無くなると思うんだけどなー。


ミトス 友達?ふっはっはっはっはっはぁー!!!


クロノス な、なんだよ?


ミトス いやいやすまぬすまぬ、少々昔を思い出してな。いいだろうクロノスよ!こちらへついてこい。


クロノス う、うん。




-黄昏の祠-



ミトス こっちじゃ、クロノス


クロノス すげえーな、外は真っ暗なのにこの場所だけまるで夕方みたいで綺麗だ。


ミトス ここは黄昏の祠と言ってな、ある武具が封印されておる。


クロノス 武具?


ミトス まぁ、もう少しじゃ。


クロノス なあ、ミトス。ルシフェル国王ってどんな人なんだ?おれ、戦場に駆り出されたのはいいけどまだその顔を見た事がないんだ


ミトス あやつは、正義感が強くいつも周りに慕われていてさらには剣術も最上級だった。完璧な男だったよ。


クロノス 弟なんだろ?


ミトス そうじゃ、自慢のな。


クロノス へー、すげーやつなんだなぁルシフェル国王って。おれもそんな風になりてーなぁ


ミトス なにをバカいうておる。これからなるのじゃよ!ついたぞ。


クロノス こ、これは?


ミトス いまは力も光も失っておるが...その昔は刀身が純青に輝いていたらしい。


クロノス まさか、守っていた物ってこの剣か?


ミトス さよう、その名も【クラウソラス】神殺しの剣じゃ!

神殺しっ...!

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